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めくるめく蛾の世界82 ヒメマダラエダシャク!?

グリムスキーワード 京都議定書


昨年5月12日、
長野県飯山市~中野市方面へドライブにいった。


いつもの通り、
具体的な目的のないドライブだったが、
季節も天気もよく、
行く先々でクルマをとめ、
草花などを観察した。


長野県飯山市上境駅付近では、
シャクガ科の成虫を撮影することができた。




大きな地図で見る



P1080091.jpg


当初、
翅の紋の状況から、
ユウマダラエダシャクかヒメマダラエダシャクとにらんだ。


そこで、
みんなで作る蛾類図鑑V2」の
ユウマダラエダシャクの説明を見ると、

「前翅前縁中央にある灰色の斑紋の中に
  黒い輪っか状の紋がなければ本種」

・・・とあった・・・

・・・黒い輪っか状の紋・・・


P1080092.jpg


・・・ある・・・

そこで単純にヒメマダラエダシャクに決めようかと思ったが、


未同定の個体の中に、
こんな気になる説明書きが・・・

黒い輪っか状の紋があると、
  外観で区別するのは不可能。


さて、
ホント困り果ててしまった・・・。

未同定の中にあげられている個体で、
似たようなもののコメントを拾うと、

クロマダラエダシャクヒメマダラエダシャク
クロマダラエダシャクヒメマダラエダシャクヘリグロマダラエダシャク
ヒトスジマダラエダシャクヒメマダラエダシャク

・・・などなどである。


それぞれを見ると、
以外に特徴が異なっているように思うのだが・・・

個体差が激しいということだろうか?


皆、
これに類する個体では苦労しているようである・・・。

3つのコメントに共通して入っている種は、
やはりヒメマダラエダシャクである。


ここでは、
あえて種は特定しない(未同定 Abraxas sp.)が、
ヒメマダラエダシャクの詳細を記録しておく。



ヒメマダラエダシャク
Abraxas niphonibia Wehrli, 1935

科:シャクガ科(Geometridae)
亜科:エダシャク亜科(Ennominae)

属:Abraxas Leach, 1815

前翅長:14~20mm
分布:北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島・奄美大島,
   沖縄諸島沖縄本島・沖縄諸島久米島;
   千島列島,朝鮮,中国
成虫出現期:不明
   (「みんなで作る蛾類図鑑V2」では、
   投稿情報により1月とされている)
幼虫食餌植物:ニシキギ科:ツルウメモドキ、クロヅル
終齢幼虫体長:30mm


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 ヒメマダラエダシャク」抜粋・一部改変)



これらの近縁種の決め手となる
コレ!・・・といった特徴があれば、同定しやすいのだが・・・



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めくるめく蛾の世界81 シャクガ科幼虫2種(未同定・4/26)

グリムスキーワード 京都議定書


26日、
近所の多摩湖の森を散策した。
このとき見つけたシロシタホタルガの幼虫については、
すでに報告してある。


気ままDRIVE めくるめく蛾の世界79 シロシタホタルガ


20090425-001.jpg


このとき、
さらに2種類(・・・だと思う)
のシャクガ科の幼虫を見つけた。

・・・例の通りまだ未同定である・・・

が、やはり紹介しておくことにする。
(わかる人がいたら教えてください・・・m(_ _)m)


まずは、
薄緑~薄灰色のシャクトリムシ。
・・・たぶんシャクガ科の幼虫と考えられる・・・


P1090618.jpg


木の葉の裏と・・・


P1090623.jpg


木の幹を這っていた。

大きな手がかりとなる樹種については、
現在調べている最中である・・・。
(植物は苦手分野・・・



次に・・・
木の枝に見事に擬態した
茶色のシャクトリムシ。


P1090628.jpg


今度は、
新芽や若葉を食べていたのか、
枝先にいた・・・。


P1090625.jpg


それにしても
見事な擬態である。
襲われていると思ったのか、
この格好のまま、
ほとんど動かずじっとしていた。


種類が多くて
同定の難しいシャクガの幼虫であるが、
なんとか調べたいものである。



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めくるめく蛾の世界80 キシタホソバ

グリムスキーワード 京都議定書


昨日は、
天気はよかったが風がものすごく強かった。

この分だと夜、蛾は飛ばないだろう・・・
との予想がついたが、
ダメ元でウチの周りを徘徊・・・。

すると、
ヒトリガ科コケガ亜科の「ホソバ」の類が
灯りのそばの壁にとまっていた。

ダッシュで部屋に帰って、
とりあえずデジカメにその姿をおさめた。


P1090665.jpg

種名:キシタホソバ(春型)
撮影地点:埼玉県所沢市上山口地内
撮影日:20090425
撮影:G8-MASARU


無事、捕獲も成功!
早速展翅した・・・。

・・・が、
これがなかなか骨の折れる作業だった・・・。

まず翅が小さい上に薄く繊細で、
アコーディオン状にたたまれた後翅は、
破ってしまうかと思った・・・。

震える指先でなんとか完了!
(展翅状態の写真は取り忘れたので後ほどアップ!)


ちなみに、
このコケガ亜科のほとんどは、
地衣類を幼虫が食べるようである。

地衣類といえばコケ・・・。
旨いのであろうか・・・。


ようやく展翅状態写真アップ!


P1090670.jpg



キシタホソバ
Eilema aegrota (Butler, 1877)

科:ヒトリガ科(Arctiidae)
亜科:コケガ亜科(Lithosiinae)

属:Eilema Hübner, 1819

開張:春型 32~36mm,夏型27~32mm
分布:北海道・本州・九州・対馬・屋久島
成虫出現月:5~6月,7~8月,9月
幼虫食餌植物:地衣類

(「みんなで作る蛾類図鑑V2 キシタホソバ」抜粋・一部改変)



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めくるめく蛾の世界79 シロシタホタルガ

グリムスキーワード 京都議定書


昨日、
1日中の雨で、
屋外の散策ができなかった。

今日は
昨日と打って変わっていい天気になった。
気持ちかよかったので、
ついつい多摩湖まで歩いて散策に出た。

途中、
西武ドームではデーゲームがあるらしく、
たくさんの人でにぎわっていた。

(・・・遠くのほうでジャンベの音色も聞こえた・・・)


20090425-001.jpg


最近何かと忙しかったため、
本格的な散策は久しぶりだった。

しかし、
新緑が日に日に濃くなっていく中、
様々な発見があると考え、
だいぶ長時間にわたって散策した。



大きな地図で見る


湖岸の森の中は、
ツツジが咲き緑が深くなりつつあった。

これに呼応する形で、
やはり昆虫たちも動き始めていた。

いくつかのシャクガの幼虫を見つけつつ進むと、
サワフタギの葉にシロシタホタルガの幼虫がついていた。


P1090638.jpg


典型的なサワフタギの葉に比べて、
やや丸みが強いように見えたが、
葉の縁の鋸歯のあり方から見て、
サワフタギに間違いないと思われる。

近縁のタンナサワフタギは、
もっと縁の鋸歯が深いようである。


サワフタギ
Symplocos chinensis var. leucocarpa forma pilosa

ハイノキ科 Symplocaceae
ハイノキ属 Symplocos

北海道・本州・四国・九州、朝鮮・中国に分布する落葉低木。
渓流を覆うように生育したり、
湿原周辺に生育し群落を形成する。
二次林中のやや湿った林床に広く分布する。

最大で高さ5mなるが、
多くは1~2m程度にとどまる。

葉には光沢がなく、
縁は細鋸歯がある。

花期は4~5月頃。
白色の小さな花がつく。

秋には
鮮やかな瑠璃色の果実がなる。


P1090642.jpg


幼虫は、
15~20mm前後と、
だいぶ大きく成長していた。

この分だと6~7月の成虫出現期には、
羽化してきそうな勢いである。


P1090642-2.jpg

種名:シロシタホタルガ(幼虫)
撮影地点:埼玉県所沢市上山口(多摩湖周辺)
撮影日:20090425
撮影:G8-MASARU




シロシタホタルガ
Neochalcosia remota (Walker, 1854)

科:マダラガ科(Zygaenidae)
亜科:ホタルガ亜科(Chalcosiinae)

属:Neochalcosia Yen & Yang, 1997

開張:50~55mm
分布:北海道・本州・四国・九州・対馬;朝鮮・中国
成虫出現期:6~7月
幼虫食餌植物:
ハイノキ科:サワフタギ、クロミノニシゴリ、タンナサワフタギ
終齢幼虫体長:25mm

※ 幼虫は毒針毛無く、分泌液を出す。
  接触後約10時間後に軽い発赤と痒感が現れる。
  約2日で治癒する(『環境衛生』18-10,1971より)

(「みんなで作る蛾類図鑑V2 シロシタホタルガ」抜粋・一部改変)



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めくるめく蛾の世界78 ヒメキシタヒトリ

グリムスキーワード 京都議定書


一昨年7月、
長野県須坂をドライブしていたときに、
ふと迷い込んでしまった五味池高原・・・。


たどり着いた五味池破風高原自然園は、
上信越高原国立公園の中にあり、
100万株を超えるといわれるレンゲツツジの大群落で有名である。


季節がいいと、
最高に混みあうスポットなのだろうが、
この日はあいにくの天気。

また、
山歩きの装備など全くしていなかったので、
(・・・ホントに偶然たどり着いた場所だった・・・)

周囲を少し散策するだけに留めることにした。




大きな地図で見る



すると、
駐車したすぐそばの草むらで見慣れない蛾を見つけた。

すかさずデジカメでこれを追いかける羽目になった。

しばらくして、
葉の上に静止したのでこれを撮影。
・・・次も、と思うともう飛び立ってしまった・・・。

黒地に薄い黄色の紋が印象的である。



P1060073.jpg



追いかけると、
今度は細い葉の先に静止。

裏側からじっくりと観察させてもらった。

どうやら後翅は濃い黄色の紋のようである。



P1060071.jpg



その後もしぶとく追跡していると、
最後は舗装道に静止した。

雨も降り出し、霧も深くなってきたので、
最後に全体を観察して五味池をあとにした。



P1060072.jpg

種名:ヒメキシタヒトリ(上信山地亜種)
撮影地点:長野県須坂市豊丘地内(五味池)
撮影日:20070717
撮影:G8-MASARU



帰宅後、
写真データを保存して、
種の同定を後回しにしていたら、
すっかりこの写真の存在を忘れてしまっていた。

今回、
偶然写真を見つけて、
調べてみると・・・

なかなかに珍しい蛾であることがわかった。

このヒメキシタヒトリは、
旧北区(生物地理区のひとつ:ユーラシア大陸のヒマラヤ山脈以北の領域)
に広く分布する種である。

こうした種は、
日本国内では高原地帯にのみ分布するという。

五味池で見つけたのは、
このうちの群馬・長野県境付近の高原地帯という
狭い地域に限定される亜種である。

どうりで見かけたことがないわけだ・・・。



ヒメシタヒトリ上信山地亜種
Parasemia plantaginis macromera (Butler, 1881)

科:ヒトリガ科(Arctiidae)
亜科:ヒトリガ亜科(Arctiinae)

属:Parasemia Hübner, 1820

分布:本州
指定:群馬県・準絶滅危惧
成虫出現期:7月
幼虫食餌植物:不明

(「みんなで作る蛾類図鑑V2 ヒメキシタヒトリ上信山地亜種」抜粋・一部改変)



ヒメキシタヒトリは、
本亜種のほかにも次の亜種に分類されている。

ヒメキシタヒトリ北海道亜種
  Parasemia plantaginis jezoensis Inoue, 1976
ヒメキシタヒトリ上信山地亜種
  Parasemia plantaginis macromera (Butler, 1881)
ヒメキシタヒトリ赤石山脈亜種
  Parasemia plantaginis melanissima Inoue, 1976
ヒメキシタヒトリ飛騨山脈亜種
  Parasemia plantaginis melanomera (Butler, 1881)




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めくるめく蛾の世界77 キハラゴマダラヒトリ

グリムスキーワード 京都議定書


4月21日に隣の部屋の玄関の上にとまっていた白い蛾。
これに似た蛾をやっと見つけることができた。


これでようやく問題を解決できるかもしれない。

・・・以下の2種のうちで同定できずにいた・・・
  キハラゴマダラヒトリ Spilosoma lubricipedum sangaicum Walker, [1865]
  アカハラゴマダラヒトリ Spilosoma punctarium (Stoll, 1782)
  (リンクは「みんなで作る蛾類図鑑V2」)


(・・・写真は4月21日のもの・・・)


P1090585.jpg



前翅の黒点のあり方は全く違っているが、
体形、触角、脚、・・・フサフサの毛など、
特徴はかなり似たものである。

・・・みんなで作る蛾類図鑑V2の写真で確認した個体差からいえば、
       同じものと考えていいかもしれない・・・


P1090588.jpg


と、いうわけで、・・・
早速採集して確認してみた。


(・・・今度は生体写真を撮り忘れてしまった・・・)



P1090590.jpg


前翅には、
ランダムに散りばめられた小さな黒点。
「ゴマダラ」の名にふさわしいものである。

よく見ると翅の地色は、
少し黄色味がかっているように見える。

   翅にちょっと黄色みがかっていれば近似種のキハラゴマダラヒトリ。
   翅が真っ白ならば近似種のアカハラゴマダラヒトリ。
    写真1: 左・キハラ,右・アカハラ
    写真2: 上・アカハラ,下・キハラ

・・・ということであるから、
本個体はキハラゴマダラヒトリということになろうか・・・。


翅を広げると、
鮮やかな黄色の胴体が現れた。

・・・間違いない・・・


P1090592.jpg


<詳細>
キハラゴマダラヒトリ
Spilosoma lubricipedum sangaicum Walker, [1865]

科:ヒトリガ科(Arctiidae)
亜科:ヒトリガ亜科(Arctiinae)

属:Spilosoma Curtis, 1825

開張:32~41mm
分布:北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島
成虫出現期:4月,6~7月,8~9月
幼虫食餌植物:
クワ科:クワ
バラ科:サクラ
アブラナ科:野菜
マメ科:マメ類、ダイズ
(「みんなで作る蛾類図鑑V2 キハラゴマダラヒトリ」より 抜粋・一部改変)


P1090600.jpg

種名:キハラゴマダラヒトリ
採集地点:埼玉県所沢市上山口地内
採集日:20090424
採集:GC8-MASARU



ちなみに・・・
今回悩まされたアカハラゴマダラヒトリは・・・

<詳細>
アカハラゴマダラヒトリ
Spilosoma punctarium (Stoll, 1782)

科:ヒトリガ科(Arctiidae)
亜科:ヒトリガ亜科(Arctiinae)

属:Spilosoma Curtis, 1825

開張:35~38mm
分布:北海道・本州・四国・九州・屋久島;シベリア・朝鮮・中国・チベット
成虫出現期:4月,6~7月,8~9月
幼虫食餌植物:
クワ科:クワ
ミズキ科:ミズキ
多食性



・・・とのこと。
いずれも成虫出現期が同じく、
周囲にありふれた植物を幼虫の食餌植物としている。

こうなると、
似たような種の同定は非常に難しいものとなる。



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めくるめく蛾の世界76 白い蛾・・・ヒトリガ科!?(未同定・4/21)

グリムスキーワード 京都議定書


4月21日、
シゴトから帰宅すると、
隣の部屋の玄関の上に白い蛾がとまっていた。

P1090585.jpg


体形や翅の形から、
ヒトリガ科の仲間だと考えられた。


少し調べると、

キハラゴマダラヒトリ Spilosoma lubricipedum sangaicum Walker, [1865]
アカハラゴマダラヒトリ Spilosoma punctarium (Stoll, 1782)
(リンクは「みんなで作る蛾類図鑑V2」)

の2種が該当しそうであった。


成虫出現期も4月,6~7月,8~9月とあり、
一番早い時期にピッタリ該当する。


しかし、・・・
前翅の紋がね・・・
写真で見るより、
実物は黒い点状の紋が少なく、
とくに白っぽい印象があった。


(・・・ま、みんなで作る蛾類図鑑V2の写真でも個体差は確認できるんだけど・・・)


各ページには、
それぞれを認識するための注意書きがあった。

翅にちょっと黄色みがかっていれば近似種のキハラゴマダラヒトリ。
翅が真っ白ならば近似種のアカハラゴマダラヒトリ。
写真1: 左・キハラ,右・アカハラ
写真2: 上・アカハラ,下・キハラ


・・・ってことは、アカハラゴマダラヒトリ!?

でも、写真だとやや黄色っぽくも見えるし・・・

・・・てな感じで決められずにいる・・・


(こんなことなら採集して腹の色を確認すべきだった・・・)
・・・と、後から後悔している・・・。


P1090585-2.jpg


フサフサの毛と櫛歯状の黒い触覚、
かすかに見える黒い脚は、
確かにヒトリガ科の特徴である・・・。


もう一度出てきてくれることを願いつつ、
ここ数日間は風も強かったため、
蛾と出会わずに過ごしている・・・。



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昆虫の食餌植物11 ブナ

グリムスキーワード 京都議定書


チョウや蛾などチョウ目の幼虫は、
様々な種類の植物を食べて育つものである。

特に蛾は、
特定の植物を食べるものが多く、
一定の場所で蛾類を調査し続けることで、
その周囲の植生環境にアプローチすることが可能となる。

このカテゴリでは、
一般にこれらの幼虫が食べるとされる植物を紹介することで、
昆虫と植物の関係を結びつけることを目的とする。

第11回目は、
エゾギンモンシャチホコの食餌植物として紹介した
ブナ科ブナ属のブナである。

ブナは、
エゾギンモンシャチホコのほか、
ブナアオシャチホコ(みんなで作る蛾類図鑑V2)など、
その種しか食べない固有種がつくことで知られる。


ブナ
科名ブナ科Fagaceae
亜科名
属名ブナ属Fagus
種名ブナFagus crenata Blume

buna3_92-4-26.jpg

以下、「Wikipedia ブナ」より抜粋(一部改変)。


ブナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ブナ(山毛欅、橅、椈、学名:Fagus crenata
シノニムF. sieboldiiF. ferruginea)とは、
ブナ科ブナ属の木。

落葉広葉樹で、
温帯性落葉広葉樹林の主要構成種である。


中国語で「山毛欅」とは、
本種ではなく中国ブナの一種を指す。

「橅」は近年作られた日本文字で、
一般に(日本)ブナの意味に使われている。


buna2_00-4-20.jpg


特徴

温帯域に生育する落葉樹である。

高木。
大きいものは高さ30mにも達するものがある。

樹皮は灰白色できめが細かく、
よく地衣類などが着いて、
独特の模様のように見える。

葉は楕円形で、
薄くてやや固め、
縁は波打っていて、
鋸歯と言うよりは葉脈のところで少しくぼんだ形になる。

冬芽は褐色の鱗片に包まれ、
茎が伸びた後もそれがぶら下がる。


雌雄同株で、
花は春につく。

雄花は、
枝先からぶら下がった柄の先に数個着いて、
全体としては房状になる。

雌花は枝先からしっかりした柄の先につく。

果実は総苞片に包まれて成熟し、
それが割れて散布される。

シイの実の表面を少しトゲトゲさせた感じである。

出てきた果実は、
断面が三角の痩せた小さなドングリといったところ。

しかしながら、
中の胚乳は渋みがなく脂肪分も豊富で美味であり、
生のままで食べることもできる。


buna4_95-10-27.jpg


なお、
ブナの古名を「そばのき」、
ブナの果実を「そばぐり」というのは、
果実にソバ(稜角の意の古語)がある木、
ソバのある栗の意である。

タデ科の作物、
ソバ(蕎麦)の古名を「そばむぎ」といったのと同様である。


ブナは生長するにしたがって、
根から毒素を出していく。

そのため、
一定の範囲に一番元気なブナだけが残り、
残りのブナは衰弱して枯れてしまう。

ところが、
一定の範囲に2本のブナが双子のように生えている場合がある。
これは、
一つの実の中に2つある同一の遺伝子を持った種から生長したブナである。


ブナ 花芽950212


生育

日本では、
低山の照葉樹林帯と、
亜高山の針葉樹林帯の間にはブナ林が成立する。

特に日本海側の多雪地では、
純林に近いブナ林が広範囲に広がっていたが、
戦後大規模に伐採されてしまった。

一方、
太平洋側では純林はあまり見られず、
ミズナラなど他樹種との混交林をつくる。

白神山地のブナ林は世界遺産に登録されている。


本州中部では、
ほぼ標高1,000m以上1,500m以下の地域がブナ林となる。

日本北限のブナ林は、
一般的には北海道黒松内町のものが有名であるが、
実は最北限のブナ林は隣町の寿都町にある。

一方、南限のブナ林は鹿児島県高隈山にある。


ブナの果実は多くの哺乳類の餌として重要である。
2003年はツキノワグマが多数里に出てきたことで知られるが、
この年はブナの不作の年でもあった。


ブナ 葉芽930404


近縁種

* Fagus crenata - ブナ(シロブナ)
* Fagus engleriana - エングラーブナ(タケシマブナ)
* Fagus grandifolia - アメリカブナ
* Fagus japonica - イヌブナ
  岩手県以南の本州・四国・九州に分布し、
  一般にブナよりも温暖で雪の少ない土地を好む。
  ブナの樹皮が白いのに対して、
  イヌブナは暗褐色の樹皮である。
* Fagus mexicana - メキシコブナ 
* Fagus orientalis - オリエントブナ 
* Fagus sylvatica - ヨーロッパブナ



その他

ブナは保水力の非常に大きい樹木である。

夏に比較的雨量の少ない日本海側山地においては、
このブナ林が保水することで、
山野の生物の水分がまかなわれてきたと考えられている。

また、
水田に導かれる水も、
これらブナ林によるところが大きいと考えられる。
ブナは生命の源として、
大地を守る存在なのである。

また、
多雪地帯においては、
ブナが大地にしっかりと根を張り、
保水することで、
山岳の地盤が保たれているともいえる。

もし、
これらが裸地になるようなことがあれば、
冬に降った大量の雪が
とどまることなく大地に浸透し続け、
山体斜面は崩落したり、
大きな地すべりを起こすことになるだろう。

豊かなブナ林を保全していくことこそ
国土そのものを保全していくことになるのではないだろうか。



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昆虫の食餌植物10 ノブドウ

グリムスキーワード 京都議定書


チョウや蛾などチョウ目の幼虫は、
様々な種類の植物を食べて育つものである。

特に蛾は、
特定の植物を食べるものが多く、
一定の場所で蛾類を調査し続けることで、
その周囲の植生環境にアプローチすることが可能となる。

このカテゴリでは、
一般にこれらの幼虫が食べるとされる植物を紹介することで、
昆虫と植物の関係を結びつけることを目的とする。

第10回目は、
ウストビモンナミシャクの食餌植物として紹介した
ブドウ科のノブドウ、ヤマブドウ、ツタ、イワガラミのうち、
ノブドウである。


ノブドウ
科名ブドウ科Vitaceae
亜科名
属名ノブドウ属Ampelopsis
種名ノブドウAmpelopsis glandulosa (Wall.) Momiy. var. heterophylla (Thunb.) Momiy.

ノブドウ 実930923

以下、「Wikipedia ノブドウ」より抜粋(一部改変)。


ノブドウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ノブドウ(野葡萄、Ampelopsis glandulosa var. heterophylla)は、
ブドウ科ノブドウ属に属するつる性落葉低木。

日本全国のほか東アジア一帯に分布し、
アメリカにも帰化している。

やぶに多く見られ、都市でも空地などに見られる。



ノブドウ 花010830


特徴

葉は、
ブドウやヤマブドウに似ることもあるが、
別属である。

特に、
花序が下向きにぶら下がるブドウ類とは異なり、
上に伸びて平らに枝を広げる点は、
むしろヤブガラシなどに似る。

変種にテリハノブドウ、
キレハノブドウ(f. citrulloides)などがあり、
葉の形などが異なる。


果実は食べられないが、
熟すと青や紫などに色づき光沢もあって美しいので、
園芸植物として栽培されることもある。

果実は虫こぶになることも多い。



薬用

ノブドウの果実は、
悪味で、とても食べられたものではないため、
食用には向かないが、
薬効が昔から知られている。

茎葉・根茎を秋に掘り取り、
水洗いして小さく刻み日干しにして乾燥させる。

これを生薬で、
茎葉を「蛇葡萄」、
根を「蛇葡萄根」という。

関節痛などには、
乾燥した根を1日量10グラム、
水0.5リットルで約半量になるまで煎じ、
1日3回に分けて服用するという。

また目の充血には、
乾燥した根5~10グラム、
水0.2リットルで煎じた液で洗眼するという。

また、
若い茎葉をすりつぶして、
小麦粉と酢を適量混ぜて痛むところに塗布する。

※ ノブドウ酒
ノブドウ200~300グラム、
焼酎1~1.8リットルを漬け込んで、
約6ヶ月冷暗所におき、
材料を引き上げる。

糖尿病、肝臓病、腰痛・関節痛などに効き目があるという。





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めくるめく蛾の世界75 カシワマイマイ

グリムスキーワード 京都議定書


趣味の蛾の世界について・・・その75回目・・・

今回は、
ドクガ科から、
カシワマイマイを紹介する。

本種は、
♂と♀で、体の大きさや翅の模様が
大きく異なる種である。

まず、
体の大きさは、
♀がはるかに大きい。

翅の模様は、
前翅がクリーム色地にこげ茶の斑模様、
♂の方がやや濃い印象を持つ。

後翅と胴部は、
♂が黄色地にこげ茶の斑紋、
♀がピンク地にこげ茶の斑紋となり、
一見まったく異なる種のように見える。


本種もマイマイガと同様、
大発生して問題となっている種である。


ちなみに成虫の活動は夜間が多いようである。
捕獲した個体は、夜間の灯火採集であった。


さて、そのカシワマイマイであるが、・・・
学名は、Lymantria mathura aurora Butler, 1877。
ドクガ科(Lymantriidae) に分類される。
開張は、♂44~52、♀80~93mmとなる。
北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島・沖縄諸島沖縄本島に分布する。
全国津々浦々といったところか・・・。
わりと一般的な種である。
成虫の出現は、7~8月とされる。
幼虫の食餌植物は、
ブナ科コナラ属のカシワ、コナラ、クヌギ、
ブナ科クリ属:クリ、
バラ科:サクラ、リンゴ、ナシ
などである。

602-0001_P1110192_kashiwa_m.jpg

種名:カシワマイマイ(♂)
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町卯ノ木地内
採集日:20070***
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム



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(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
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昆虫の食餌植物9 ミズナラ

グリムスキーワード 京都議定書


チョウや蛾などチョウ目の幼虫は、
様々な種類の植物を食べて育つものである。

特に蛾は、
特定の植物を食べるものが多く、
一定の場所で蛾類を調査し続けることで、
その周囲の植生環境にアプローチすることが可能となる。

このカテゴリでは、
一般にこれらの幼虫が食べるとされる植物を紹介することで、
昆虫と植物の関係を結びつけることを目的とする。

第9回目は、
ウスイロギンモンシャチホコの食餌植物として紹介した
ブナ科コナラ属のミズナラ、コナラのうち、ミズナラである。

ブナ科コナラ属は、さまざまな種の食餌植物となるものである。

ミズナラ
科名ブナ科Fagaceae
亜科名
属名コナラ属Quercus
種名ミズナラQuercus crispula

nakazawa-mizunara01-ミズナ

以下、「Wikipedia ミズナラ」より抜粋(一部改変)。


コナラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ミズナラ(水楢、Quercus crispula)は、
ブナ科コナラ属の落葉広葉樹。

温帯の落葉広葉樹林の代表的構成種である。

別名、オオナラ(大楢)。

シノニムは、
Quercus mongolica var. crispula

これは、
本種を北東アジアの広範囲に分布する
モンゴリナラの変種と考えての扱いである。


nakazawa-mizunara02-ミズナ


特徴

近縁のコナラやクヌギより寒冷な気候を好み、
鹿児島県高隈山を南限に、
北は北海道から樺太・南千島まで分布する。

ブナと並んで落葉広葉樹林の主要樹種の一つである。

ブナに比べると、やや明るい場所を好む。

樹高は、大きなものでは35mに達する。

葉はつやのない緑で、
コナラよりももっと波打つような
はっきりした鋸歯(輪郭のギザギザ)がある。

5月頃に長さ5cmほどの花を咲かせ、
秋にはドングリが熟す。

コナラと同様、
シイタケ栽培の原木などに利用される。

ドングリは灰汁抜きをすることによって食用になる。

現在はほとんど食用にされないが、
かつては山村の重要な食料だった。

なお、
日本国内ではミズナラから派生した亜種として
フモトミズナラ
(近年まで”モンゴリナラ”と呼ばれてきた丘陵帯分布の集団)
および
ミヤマナラ
(偽高山帯分布の矮性個体の集団)
の存在が知られている。


材の特徴

心材はくすんだ褐色。

加工性、着色性に優れる。

重厚で強度が大。
重厚感がある。

特に北海道のものが良質とされ、
「道産の楢」(ジャパニーズオーク)と呼ばれ、
輸出もされ盛名を馳せた。

近年では国産ウイスキーの熟成樽としても利用されており、
国際的に高い評価を受けている。



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昆虫の食餌植物8 コナラ

グリムスキーワード 京都議定書


チョウや蛾などチョウ目の幼虫は、
様々な種類の植物を食べて育つものである。

特に蛾は、
特定の植物を食べるものが多く、
一定の場所で蛾類を調査し続けることで、
その周囲の植生環境にアプローチすることが可能となる。

このカテゴリでは、
一般にこれらの幼虫が食べるとされる植物を紹介することで、
昆虫と植物の関係を結びつけることを目的とする。

第8回目は、
ウスイロギンモンシャチホコの食餌植物として紹介した
ブナ科コナラ属のミズナラ、コナラのうち、コナラである。

ブナ科コナラ属は、さまざまな種の食餌植物となるものである。

コナラ
科名ブナ科Fagaceae
亜科名
属名コナラ属Quercus
種名コナラQuercus serrata Murray

konara2_95-5-3.jpg

以下、「Wikipedia コナラ」より抜粋(一部改変)。


コナラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

コナラ(小楢、学名:Quercus serrata)は、
ブナ目ブナ科コナラ属の落葉広葉樹。

別名ホウソ。

コナラ(木楢)の名は、
もうひとつの日本の主要なナラである
ミズナラの別名であるオオナラ(大楢)と比較してつけられた。


konara3_00-5-22.jpg

特徴

北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布する。

日本では雑木林に多く見られる。

葉は長楕円型で縁にとがった部分がある。

花は4~5月、
若葉が広がる時に咲き、
秋に実(ドングリ)が熟す。

樹皮は灰色で、縦に裂け目ができる。

落葉樹だが、
秋に葉が枯れた時点では
葉柄の付け根に離層が形成されないため葉が落ちず、
いつまでも茶色の樹冠をみせる。

春に新葉が展開するころに
枯れた葉の基部の組織で離層が形成され、
落葉が起きる。


ドングリ950922


利用

材は木炭の原料や、シイタケの原木に使われる。

多くの菌類と菌根を作るため、
コナラ林には多くの菌根性のきのこが出現する。

関東以西では、
クヌギと並んで人里の薪炭林に植栽され、
重要な燃料源であったが、
1960年頃以降、
燃料の需要の主力が木材から化石燃料へと変化したことで、
薪炭林としての位置づけは失われた。

また、
かつて東北地方の山村では、
コナラのドングリは
ミズナラのドングリと並んで重要な食料であった。

岩手県などの山村周囲の森林には
大量のドングリを実らせるコナラやミズナラの巨木が
数多く自生しており、
食用としての需要をよくまかなっていたが、
大正期以降、
このコナラやミズナラの森林は、
東京近郊への燃料供給基地と位置付けられて伐採を受けた。

この変化は山村に現金収入をもたらしたが、
往古のコナラやミズナラの巨木が生い茂った森林は失われ、
今日の東北地方の山林では、
かつての山村人口を養ったほどのドングリの生産力は見込めない。


konara1_95-2-26.jpg


近似種

ミズナラ、ナラガシワとはよく似ており、
時に区別に悩む場合がある。

ミズナラはブナと同じような落葉樹林帯に生育するので、
コナラの生育するより低い場所では普通は見られないが、
微妙である。



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めくるめく蛾の世界74 キマダラオオナミシャク

グリムスキーワード 京都議定書


趣味の蛾の世界について・・・その74回目・・・

今回は、
シャクガ科ナミシャク亜科から、
キマダラオオナミシャクを紹介する。


本種は、
明るい黄褐色の斑模様が非常に美しい
やや大型のシャクガである。

この模様が「黄斑(キマダラ)」の名の由来である。

渋い色合いや模様の多い蛾類の中にあって、
本種のような明るい色合いの蛾が飛来すると嬉しくなる・・・。


前翅は、
つま先がクリーム色となり、
付け根の部分が黄褐色を呈する。

後翅は、
全体に前翅より薄い色合いであるが、
茶色の波状・線状の紋と
点状の紋からなる。

前翅と合わせて非常に面白いデザインとなっている。


ちなみに成虫の活動は夜間が多いようである。
捕獲した個体は、夜間の灯火採集であった。

・・・が、
みんなで作る蛾類図鑑V2」や「虫navi」を見ると、
昼間の写真が多く見られるようである。

・・・とすると、
ウチの採集例がまれな例ということなのだろうか・・・


さて、そのキマダラオオナミシャクであるが、・・・
学名は、Gandaritis fixseni (Bremer, 1864)。
シャクガ科(Geometridae) ナミシャク亜科(Larentiinae) に分類される。
開張は、40~55mmとなる。
国内では北海道・本州・四国・九州・対馬・種子島・屋久島・奄美大島、
国外では樺太・シベリア・中国に分布する。
わりと一般的な種である。
成虫の出現は、7~8月、10~11月とされる。
幼虫の食餌植物は、
マタタビ科のサルナシ、マタタビ、
ユキノシタ科のイワガラミである。

104-0001_P1100923_kimadara_.jpg

種名:キマダラオオナミシャク
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町結東地内
採集日:20070920
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム



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(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
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めくるめく蛾の世界73 エゾギンモンシャチホコ

グリムスキーワード 京都議定書


趣味の蛾の世界について・・・その73回目・・・

今回は、
シャチホコガ科から、
エゾギンモンシャチホコを紹介する。

本種は、
前翅の紋に特徴がある。
その名の通り、
前翅の中央に「銀紋(ギンモン)」がある。

その67で紹介した
ウスイロギンモンシャチホコに似るが、
翅の色や「銀紋」のあり方に違いが見られる。

ウスイロギンモンシャチホコの「銀紋」は、
厚みのある三角形で、
その前後に小さな「銀紋」を
いくつかはっきり認めることができた。

本種の「銀紋」は、
薄手扁平な三角形で、
その前後の小さな銀紋もはっきりしない。

全体的な模様も
若干派手さに欠いているようである。

未採集の近縁種であるギンモンシャチホコは、
またさらに異なった「銀紋」のあり方を示すようである。

今後の採集成果に期待したい。

ちなみに成虫の活動は夜間が多いようである。
捕獲した個体は、夜間の灯火採集であった。

さて、そのエゾギンモンシャチホコであるが、・・・
学名は、Spatalia jezoensis Wileman & South, 1916。
シャチホコガ科(Notodontidae)に分類される。
開張は、38~43mmとなる。
北海道・本州・四国・九州に分布する。
成虫の出現は、5~6月、8~9月とされる。
幼虫の食餌植物は、
ブナ科ブナ属のブナである。

P1150453-エゾギンモンシャチ

種名:エゾギンモンシャチホコ
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町結東地内
採集日:2007****(確認中)
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム



※ 本種を含む Spatalia 属 (Hübner, 1819) には、
  以下の3種が属している。

  ギンモンシャチホコ Spatalia dives Oberthür, 1884
  ウスイロギンモンシャチホコ Spatalia doerriesi Graeser, 1888
  エゾギンモンシャチホコ Spatalia jezoensis Wileman & South, 1916
  (リンクは、「みんなで作る蛾類図鑑V2」へ)


いずれも、
前翅に「銀紋(ギンモン)」をもっている。
しかしながら、
その紋のあり方は3者3様である。
これや全体の前翅の紋で区別可能である。

また、
非常に似た種でありながら、
その食餌植物も3者3様のようである。

・・・ということは、
それぞれの分布は重なりながらも
植生環境によって若干異なることになる。

非常に興味深いものである。



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(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
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めくるめく蛾の世界70 ミヤマフタオビキヨトウ

グリムスキーワード 京都議定書


趣味の蛾の世界について・・・その70回目・・・

今回は、
ヤガ科ヨトウガ亜科から、
ミヤマフタオビキヨトウを紹介する。

本種は、
前翅の紋に特徴がある。

全体的には
やや桃色味を帯びた茶色であるが、
2本の縦条で区切られた形の紋となる。

区切られた内側は、
周囲よりも若干濃い色合いとなり、
中央には白い点状の紋がはいる。

後翅は、
あまり目立った特徴はなく、
茶色~こげ茶色(黒色)のグラデーションとなるようである。

ちなみに成虫の活動は夜間が多いようである。
捕獲した個体は、夜間の灯火採集であった。

さて、そのミヤマフタオビキヨトウであるが、・・・
学名は、Mythimna matsumuriana (Bryk, 1949)。
ヤガ科(Noctuidae)のヨトウガ亜科(Hadeninae)に分類される。
前翅長は、21~24mmとなる。
北海道・本州・伊豆諸島御蔵島・四国・九州に分布する。
成虫の出現は、7~8月とされる。
幼虫の食餌植物は、
イネ科のヌマガヤである。

212-0001_P1110140_futaobi_k.jpg

種名:ミヤマフタオビキヨトウ
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町卯ノ木地内
採集日:2007****(確認中)
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム



※ ミヤマフタオビキヨトウの注釈は以下の通り
  フタオビキヨトウに似るが、
  本種は2本の黒すじの間にある白い紋(腎状紋)が
  途切れて2個の小さい白点になることが多い。
  (みんなで作る蛾類図鑑V2 ミヤマフタオビキヨトウ

※ フタオビキヨトウの注釈は以下の通り
  ミヤマフタオビキヨトウに似るが、
  本種は2本の黒すじの間にある白い紋(腎状紋)が
  細長いすじ状になる。
  (みんなで作る蛾類図鑑V2 フタオビキヨトウ

◎ 本資料は、
  腎状紋が1つの点ではあるが、
  細長い筋状とはならないため、
  ミヤマフタオビキヨトウで間違いないと思われる。



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めくるめく蛾の世界72 マエキトビエダシャク

グリムスキーワード エコアクション


趣味の蛾の世界について・・・その72回目・・・
(速報が続いたので、その70回目はずらして紹介します)

朝、
出勤前にポストのところへ行くと、
きれいな模様のシャクガがとまっていた。

マエキトビエダシャクだ!

とりあえず携帯していたデジカメで撮影した。

P1090570.jpg

それにしても
茶色と黄色のコントラストが美しい蛾である。

少し見入ってしまった!

P1090570-2.jpg

ん!?
「マエキトビ」!?

・・・また「トビ」だ。

「マエキ」が前翅の黄色をさしているのだから、・・・
おそらく「鳶色」のエダシャクであるということだろう。


色調コード表(鳶色)
16進表記#85403A
RGB(133, 64, 58)
CMYK(0, 65, 50, 55)
HSV(4°, 143%, 133%)
マンセル値7.5R 3.5/5

#85403A、すなわちこの色である。

似ていないこともないが、
実物はもっと濃い色合いであると思う。

トビイロスズメのように、
鳥の「トビ」の羽の色に似ている感じか、
それ取りやや鮮やかな茶色の印象がある。


P1090572.jpg

黄色で美しい触角は、
折りたたまれて前翅の下に隠されているようであった。

時間と道具がなかったため、
採集はあきらめて、
観察だけして終わった・・・。

以下、種詳細。



マエキトビエダシャク
Nothomiza formosa (Butler, 1878)
シャクガ科(Geometridae)
エダシャク亜科(Ennominae)
Nothomiza Warren, 1894

開張は、21~28mm。
北海道・本州・四国・九州に分布する。
成虫の出現は、5~7月,9月とされる。
幼虫の食餌植物は、
モチノキ科のイヌツゲ、ソヨゴ、アオハダ、ミヤマウメモドキなどである。

「オオマエキトビエダシャクに似るが、
本種は前翅縁が縁が黄色いだけで斑紋状にならない。」
・・・とのこと。
(「みんなで作る蛾類図鑑V2 マエキトビエダシャク」より)

※ 出現は少し早い気がする。
  このところの陽気で少し早まったのだろうか・・・。



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めくるめく蛾の世界71 速報!さっき玄関にいた蛾

グリムスキーワード エコアクション

先ほど
仕事から帰ってくると、
玄関のところに蛾がとまっていた。

すかさずカメラを用意して撮影してみた。

まだ未同定であるが、
とりあえず速報ということで写真を掲載しておくことにする。

P1090563.jpg

俯瞰はこんな感じ!

P1090565.jpg

お次は正面から・・・。
毛がフサフサだ!

P1090568.jpg

最後に真横から!


体形からすると、
ヤガ科の仲間だろうか?

とりあえず調べてみることにする・・・。

詳細は、
同定でき次第、
追って報告することにしたい・・・。



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(今回のグリムスキーワードは、トリさん)
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思わず買ってしまった もやしもん 癒し系グッズ5

グリムスキーワード 特別天然記念物


2月21日に紹介した
もやしもん ソフビ モネラマスコット 第1・2集セット。
 ↓↓↓
P1090058.jpg

とりあえず、
第1集の菌の主役クラス A.オリゼー 、
それから C.グロボーサム、S.セレビシエ を紹介した。

P1090060.jpg

第1集は、次の5種からなる。
A.オリゼー
C.グロボーサム
S.セレビシエ
A.アルテルナータ
C.トリコイデス

今日は、
A.アルテルナータ
を紹介することにする。

P1090543.jpg

A.アルテルナータ
Alternaria alternata
(「もやしもん」モネラマスコット[全5種]第1集 説明書より)

「プラスチックが大好きなススカビ。
コンタクトレンズを洗わないと、
思いっきり繁殖して白くしちゃいます。」



それにしても、
造形的に難しい形である・・・。

もちろん
立たせることはできないし、
吊ると斜めに傾いてしまう・・・。



Wikipediaでも調べてみた。

アルテルナリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アルテルナリアは、不完全菌の一つ。
植物質によく発生し、植物の病原菌になるものが多く含まれる。




特徴

アルテルナリア(Alternaria)というのは、
分生子を形成するカビ、いわゆる不完全菌のひとつである。

多細胞の分生子を作る。

一般には学名カナ読みでアルテルナリア、
時にはアルタナリア・アルターナリアなどの表記も見かける。

ススカビの名称もあるが、あまり普及していない。

また、すす病やススカビ病の病原体とも限らない上、
それ以外に多くの植物の病原体であるので、あまり当たらない。


培地上ではコロニーは白かやや褐色、
あるいは黒っぽくなり、菌糸は寒天中にも気中にも出る。

それほど密に分生子形成をするものではない。
分生子柄は真っすぐ立ち上がるよりは、やや斜めに伸びる。

枝分かれはすることもあるが、特徴ははっきりしない。



利害

自然界の植物遺体を中心とした
有機物を分解している腐生菌としても発見される。

森林土壌などからも発見される。

空中雑菌としてもよく出現する。

また、生きた植物の表面から見つかる菌(圃場菌)のひとつでもある。



しかし、
生きた植物に寄生するものもあり、
作物に大きな被害を与えるものがいくつも知られている。

葉などに黒っぽい斑紋状の病変部を作るものが多い。

作物の種類によって寄生する菌の種類も決まっており、
また、対象植物に対して特異的な毒素を分泌することが知られている。

たとえば次のようなものがよく知られている。

A. mali:リンゴ斑点落葉病
A. citri:カンキツ褐斑病
A. kikutiana:ナシ黒斑病
A. altenata:イチゴ黒斑病
A. Longipes:タバコ赤星病
A. solani:ジャガイモ夏疫病・トマト輪紋病・ナス褐斑病
A. panax:チョウセンニンジン斑点病

また、稲について褐色米の原因となる場合がある。

この他、空気中に飛散した分生子が
アレルギーの原因として働く場合があることも知られている。



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めくるめく蛾の世界69 アオバシャチホコ

グリムスキーワード エコアクション


趣味の蛾の世界について・・・その69回目・・・

今回は、
シャチホコガ科から、
アオバシャチホコを紹介する。

本種は、
「アオバ」と名がつくものの、
前翅は黒っぽいものである。

全体に渋い印象であるが、
前翅の端部や背の部分に
少し鮮やかな黄色の毛をもっている。

全体的な黒っぽい色の中にあって、
この黄色は金色に輝いて見える。

なかなか美しい・・・。


後翅は、
中央が薄灰色から白色で、
周囲が灰色で縁取られる。

縁取りが白色の線で切られたり
中央の白色部に灰色の小さな点状紋が入るほか、
目立った特徴はない。


名前と色に関しては、
yyzz2;虫画像 虫よもやま「アオバシャチホコ」に詳しい。

是非こちらを参照されたい。


ちなみに成虫の活動は夜間が多いようである。
捕獲した個体は、夜間の灯火採集であった。

さて、そのアオバシャチホコであるが、・・・
学名は、Zaranga permagna (Butler, 1881)。
シャチホコガ科(Notodontidae)に分類される。
開張は、50~60mmとなる。
北海道・本州・伊豆諸島御蔵島・四国・九州・対馬に分布する。
成虫の出現は、4~5月,8~9月とされる。
幼虫の食餌植物は、
ミズキ科のヤマボウシ、ミズキ、クマノミズキなどである。

P1090562.jpg

種名:アオバシャチホコ
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町結東地内
採集日:20080830
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム



ちなみに色の考察であるが、・・・

Wikipediaによると以下のとおりである。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

青(﨧、蒼、碧、あお)は、
基本色名のひとつで、
海や瑠璃のような色の総称である。

青は英語のblue、
外来語のブルーに相当する。

寒色のひとつ。

また、
光の三原色のひとつも青と呼ばれる。

国際照明委員会 (CIE) は、
435.8nm の波長をRGB表色系において青(B)と規定している。

しかし東洋では、
伝統的にそれよりもやや長波長域の光までも青と呼称することがあり、
しばしば緑と青の混同が見られる。

西洋では、
反対に紫に近いより短波長の光を青に含める傾向がある[要出典]。


色調コード表(青)
16進表記#009AD6
RGB(0, 154, 214)
CMYK(100, 3, 0, 10)
HSV(197°, 100%, 84%)
マンセル値10B 4/14

#009AD6、すなわちこの色である。



色調コード表(ブルー)
16進表記#007DC5
RGB(0, 125, 197)
CMYK(100, 40, 0, 0)
HSV(202°, 100%, 77%)
マンセル値2.5PB 4.5/10

#007DC5、すなわちこの色である。


やはり、いずれもほど遠い色である・・・。



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・・・キーワード探しは少しお休み!!
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めくるめく蛾の世界68 ウストビモンナミシャク

グリムスキーワード ゼロ・エミッション


趣味の蛾の世界について・・・その68回目・・・

今回は、
シャクガ科ナミシャク亜科から、
ウストビモンナミシャクを紹介する。

生体は、
静止時に腹部を持ち上げて、
反り返らせるようにする。

標本写真は、
採集時に前翅が傷んでしまったが、
状態がいいと非常に美しい蛾である。

前翅は
薄茶色と濃い茶色、・・・
そしてその中間色によって、
複雑な模様が描かれる。

この薄茶色が名前の由来であろうか(「ウストビモン(薄鳶紋)」)。
ここで、
以前トビイロスズメで調べた「鳶色」をおさらいしておく。

色調コード表(鳶色)
16進表記#85403A
RGB(133, 64, 58)
CMYK(0, 65, 50, 55)
HSV(4°, 143%, 133%)
マンセル値7.5R 3.5/5

#85403A、すなわちこの色である。

ウン。近いかもしれない・・・。
とくに前翅上端の紋はこの色に近い。
この色の薄いの・・・だからピッタリの名前である。

後翅は、
灰色の波状紋が入るものの
基本的には薄灰色~白色を基色としていて
ぱっとしない印象である。

しかしながら、
後翅下端には少しだけ薄鳶色が入っている。

以前紹介したクロミスジシロエダシャクのように、
本種も静止時には前翅を下げて後翅に重ねるため、
この部位しか見えなくなるのである。

なんとも合理的にできているものだ・・・。

ちなみに成虫の活動は夜間が多いようである。
捕獲した個体は、夜間の灯火採集であった。

さて、そのウストビモンナミシャクであるが、・・・
学名は、Eulithis ledereri (Bremer, 1864)。
シャクガ科(Geometridae)ナミシャク亜科(Larentiinae)に分類される。
開張は、30~38mmとなる。
北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島に分布する。
成虫の出現は、6~7月,10月とされる。
幼虫の食餌植物は、
ブドウ科のノブドウ、ヤマブドウ、ツタ、イワガラミなどである。

105-0001_P1100926_usutobimo.jpg

種名:ウストビモンナミシャク
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町結東地内
採集日:20070920
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム



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めくるめく蛾の世界67 ウスイロギンモンシャチホコ

グリムスキーワード 排出権取引


趣味の蛾の世界について・・・その67回目・・・

今回は、
シャチホコガ科から、
ウスイロギンモンシャチホコを紹介する。

本種は、
何といっても
前翅の銀色の紋が特徴である。
これが
「銀紋(ギンモン)」の名の由来である。

近種のギンモンシャチホコやエゾギンモンシャチホコにもあるが、
本種がいちばん大きくキレイに見えるように思う。

この銀紋のほかは、
薄茶色と褐色のやや複雑な紋をなす。
これもなかなか美しい。

前翅の下端は、
大きくウェーブしていて、
静止時に翅が閉じられると
背に複雑な突起が現れる仕組みである。

後翅は、
やや灰色っぽい茶色で
渋い感じである。

ちなみに成虫の活動は夜間が多いようである。
捕獲した個体は、夜間の灯火採集であった。

さて、そのウスイロギンモンシャチホコであるが、・・・
学名は、Spatalia doerriesi Graeser, 1888。
シャチホコガ科(Notodontidae)に分類される。
開張は、36~41mmとなる。
北海道・本州・四国・九州・対馬,アムールに分布する。
成虫の出現は、5~6月,7~8月とされる。
幼虫の食餌植物は、
ブナ科コナラ属のミズナラ、コナラなどである。

P1110509_oo_ginmon_shachiho.jpg

種名:ウスイロギンモンシャチホコ
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町結東地内
採集日:20070920
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム



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昆虫の食餌植物7 ヤマナラシ

グリムスキーワード 食物連鎖


チョウや蛾などチョウ目の幼虫は、
様々な種類の植物を食べて育つものである。

特に蛾は、
特定の植物を食べるものが多く、
一定の場所で蛾類を調査し続けることで、
その周囲の植生環境にアプローチすることが可能となる。

このカテゴリでは、
一般にこれらの幼虫が食べるとされる植物を紹介することで、
昆虫と植物の関係を結びつけることを目的とする。

第7回目は、
モクメシャチホコの食餌植物として紹介したヤマナラシである。
ヤナギの仲間は、さまざまな種の食餌植物となるものである。

イタヤカエデ
科名ヤナギ科Salicaceae
亜科名
属名ヤマナラシ属Populus
種名ヤマナラシPopulus tremula L. var. sieboldii(Miq.) H.Ohashi

yamanarashi050504.jpg

ヤマナラシ(山鳴らし、学名:Populus tremula var. sieboldii)は、
ヤナギ科の落葉高木である。

別名:ハコヤナギ(箱柳)

日本全国に分布する。


雌雄異株である。
花は3月初旬に咲き始め、

yamanarashi001_600.jpg

雄花は赤っぽく、
穂状に垂れ下がるように咲く。
雄花序は、
花粉を飛ばすとすぐに脱落してしまうのである。

yamanarashi002_600.jpg

雌花序は、
徐々に長く垂れ下がっていく。
4月頃になると、
綿毛のついた種子を飛ばす。

yamanarashi003_600.jpg

ヤマナラシは、
裸地に定着しやすい種である。
木の成長も早いため、
すぐに群生することができる。

材は柔らかく、
昆虫の幼虫などの餌食となるほか、
木箱やマッチの軸などに利用される(建材には向かない)。
これが、「ハコヤナギ(箱柳)」の名の由来である。

葉はハート型で大きく、
葉柄の長いことから、
風に吹かれると葉がなびいてぶつかり、
カサカサとした音を立てる。
これが「ヤマナラシ(山鳴らし)」の名の由来である。



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めくるめく蛾の世界66 クロミスジシロエダシャク

グリムスキーワード 環境アセスメント


趣味の蛾の世界について・・・その66回目・・・

今回は、
シャクガ科エダシャク亜科から、
クロミスジシロエダシャクを紹介する。

本種もまた、
白地に黒色の紋とモノトーンでありながら、
洗練されたデザインを垣間見ることができる。

前翅は、
黒色の3本のラインが特に目立つ。
この外側にも
数条の細い黒色ラインが認められるが、
それぞれは断片的で、
内側のラインのインパクトに負けている。

後翅は、
端部が汚れたような
黒点と茶色のシミ状の模様のほかは
特に目立った特長はない。

もっとも、
静止時には前翅は後に下げ、
後翅に重ねるようにしているため、
後ろ羽の模様を似る機会は非常に少ない・・・。

汚れたような模様の部分は、
静止時にちょうど見える位置にある。


これらの模様は、
木の葉などにとまっているとき、
ハッとさせられるものがあるが、

何を意味するものであるのか
やはり謎である・・・。

ちなみに成虫の活動は夜間が多いようである。
捕獲した個体は、夜間の灯火採集であった。

さて、そのモクメシャチホコであるが、・・・
学名は、Myrteta angelica Butler, 1881。
シャクガ科(Geometridae)・エダシャク亜科(Ennominae)に分類される。
開張は、34~40mmとなる。
北海道・本州・四国・九州・屋久島,台湾に分布する。
成虫の出現は、8~10月とされる。
幼虫の食餌植物は、
エゴノキ科のエゴノキやハクウンボクである。

101-0002_P1100890_kuromisuj.jpg

種名:クロミスジシロエダシャク
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町結東地内
採集日:20070920
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム



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めくるめく蛾の世界65 モクメシャチホコ

グリムスキーワード 生物多様性条約


趣味の蛾の世界について・・・その63回目・・・

今回は、
シャチホコガ科から、
モクメシャチホコを紹介する。

本種は、
白地に黒色の紋とモノトーンでありながら、
洗練されたデザインを垣間見ることができる。

前翅や背は、
まるで水に細く墨を垂らしたかのような
波状の紋が際立っている。

これらの紋を
「木目(モクメ)」に見立てて命名したのであろうか。
見れば見るほど不思議な模様だ・・・。

胴の部分は細い白色の縦条が入るほか、
ほぼ漆黒に覆われる。

が、尾部には再び白地に黒色の縦条が現れる。

後翅は、
白地に翅脈が黒色となる単純なものであるが、
この単純さが逆に斬新である。

この不思議な模様も、
多種の生態に倣うと擬態、
あるいは威嚇が考えられるが、・・・

何を意味するものであるのか謎である・・・。

ちなみに成虫の活動は夜間が多いようである。
捕獲した個体は、夜間の灯火採集であった。

さて、そのモクメシャチホコであるが、・・・
学名は、Cerura felina Butler, 1877。
シャチホコガ科(Notodontidae)に分類される。
開張は、50~70mmとなる。
北海道・本州に分布する。
成虫の出現は、6~7月とされる。
幼虫の食餌植物は、
ヤナギ科のヤナギ類:ポプラ、ドロノキ、ヤマナラシなどである。

302-0001_P1110194_mokume_sh.jpg

種名:モクメシャチホコ
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町卯ノ木地内
採集日:20070***(確認中)
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めくるめく蛾の世界64 オカモトトゲエダシャク その2

グリムスキーワード バイオエタノール

ここ数日、
本当に久々にひいてしまった風邪に悩まされている。

とりあえず、
出かけることもできないので、
安静にしながら
できるところから部屋の片づけをしていた。

すると、
2月15日に採集したオカモトトゲエダシャクが、
良好に乾燥していたので、
展翅台からはずすことにした。

<関連記事>
気ままDRIVE めくるめく蛾の世界46 オカモトトゲエダシャク

P1080902.jpg

それにしても、
奇妙な格好である。

そのまま伸ばしていればカッコいい
細かい櫛状の触角は体に添わせて下ろし、

前翅はアコーディオン状にたたんで真横に突き出し、
後羽は同じくたたんで体側に沿わせておろされている。

何のためにこうした形で静止するのかは不明であるが、
多種の生態を勘案すれば、
何らかの擬態をしている可能性が高い。

P1090518.jpg

展翅においては、
やはり翅の模様を再確認するために、
アコーディオン状にたたまれた翅を伸ばした状態で
展翅している。

P1090523.jpg

少し翅から脂分がでてしまったが、
全体的によく乾いている。
上出来である。

P1090528.jpg

早速、展翅板からはずしてみた。


オカモトトゲエダシャク
 Apochima juglansiaria (Graeser, 1889)
 シャクガ科(Geometridae)
 エダシャク亜科(Ennominae)

 ○ 開張は、36~45mm程度。
 ○ 全国に広く分布する一般種である。
 ○ 成虫は、3~4月に出現する。
 ○ 幼虫は、クルミ科、ブナ科、ニレ科、バラ科、マメ科、
    クロウメモドキ科、ツバキ科、リョウブ科など、
    幅広い植物の葉を食べる。

P1090529.jpg

種名:オカモトトゲエダシャク
採集地点:埼玉県所沢市上山口
採集日:20090215
採集:gc8masaru


P1090542.jpg

裏面から。
本資料は、
触角・体形などから♂だと考えられるが、
短く寸詰まりとなる胴部はやはり特徴的である。

また、
前翅に対して後翅がやや長くなる点も
特徴の1つといえるだろう。


P1090541.jpg

例によって、
顔の接写をしてみた。
丸い眼と細い櫛状の触角がよくわかる。
眼のまわりの毛は、睫毛みたいに見え、
なかなかかわいいものである。



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ユニコーンツアー 2009 蘇える勤労 DVD発売とのこと!

グリムスキーワード ヒートアイランド現象

3月12日、
ユニコーンツアー2009 蘇える勤労 in 新潟県民会館 に行ってきた。

200903121806000w.jpg

関連サイト
 UNICORN.JP(ユニコーン公式サイト)
 ユニコーンツアー 2009 蘇える勤労 スペシャルサイト
 ユニコーンはブログもお好き!?

200903121236001w.jpg

レポート記事
 3月12日 ユニコーンツアー2009 蘇える勤労 in 新潟県民会館 2日目

200903121238000w.jpg

・・・てな感じで、
余韻に浸りながら、
Webサーフしてると、・・・
なんとツアーDVD発売の記事がっ!

さすがユニコーン。
期待は裏切らない。

あの興奮をもう一度!
・・・ということで、早速予約してしまった!!

予約は以下のリンクから・・・(Amazonお徳です!)。
6/17発売。予約開始中!
MOVIE12/UNICORN TOUR 2009 蘇える勤労 [DVD]



また、
7月25日には、
完全予約限定BOOK+DVD:UNICORN「Hi-Ho!」
が発売される。

商売上手だ・・・。

このDVDは、・・・
「デビュー当時からユニコーンを追い続けてきた
音楽雑誌「PATi PATi」「PATi PATi R&R」
そして「GB」「WHAT’s IN?」。

それらの誌面で繰り広げられた
ユニコーンの名勝負(?)や珍場面(!)を再録して綴る、
まさに秘宝蔵出しのスペシャル・ブックです。

今や見ることのできない当時の誌面を特別にアーカイブした、
貴重な一冊をぜひ!!

さらに今回、
秘宝中の秘宝、
テレビ神奈川の伝説的ライブ・プログラム「LIVE TOMATO」
でオンエアされた貴重な映像を収録した
DVD「TVK SESSIONS」をセットします。

当時を知るファンには懐かしく、
新しいファンには貴重なアーカイブの決定版です。」

・・・とのこと。
買わないわけにはいかないじゃないっすか・・・。

これは、
ソニー・マガジンズオンラインショップ「キャッチ本”」
で予約受付の模様!
~6月20日まで予約受付らしい・・・。

それにしても、
8,400円は高いっす・・・>_<



g27w.jpg
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昆虫の食餌植物6 イタヤカエデ

グリムスキーワード 食物連鎖


チョウや蛾などチョウ目の幼虫は、
様々な種類の植物を食べて育つものである。

特に蛾は、
特定の植物を食べるものが多く、
一定の場所で蛾類を調査し続けることで、
その周囲の植生環境にアプローチすることが可能となる。

このカテゴリでは、
一般にこれらの幼虫が食べるとされる植物を紹介することで、
昆虫と植物の関係を結びつけることを目的とする。

第6回目は、
ギンモンスズメモドキの食餌植物として紹介したイタヤカエデである。
カエデの仲間は、さまざまな種の食餌植物となるものである。

イタヤカエデ
科名カエデ科Aceraceae
亜科名
属名カエデ属Acer
種名イタヤカエデAcer mono

akaitaya4_95-11-5.jpg
写真は、アカイタヤ。

Wikipedia イタヤカエデより抜粋(一部改変)。


イタヤカエデ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

イタヤカエデ(板屋楓:学名 Acer mono)は、
カエデ科カエデ属の各地の山地に生える落葉高木である。

樹高:20m、直径1m達する。

枝: 若い枝は鮮褐色で軟毛がある。
葉: 長さ、幅ともに5~10cmで、
   掌状に浅く裂け、無毛で、鋸歯がなく、
   秋には黄褐色となって散る。
花: 小さい。淡黄色で4、5月頃に咲く。
果実: 長さ1.5cm。
    幅がその半分ぐらいの翼果は鍬形状。

用途
材: 建築、器具、車両、床柱など装飾材。
樹液: 砂糖を製造

別名: いたぎ。つたもみじ。ときわかえで。


種類

○ アカイタヤ (Acer mono var. mayrii
○ イトマキイタヤ (Acer mono var. trichobasis
○ ウラゲエンコウカエデ (ヤグルマカエデ Acer mono Maxim. var. connivens )
○ ウラジロイタヤ (Acer mono var. glaucum
○ エゾイタヤ (エゾモミジイタヤ Acer mono Maxim. var. glabrum )
○ エンコウカエデ (アサヒカエデ, ケナシヤグルマカエデ Acer mono Maxim. var. marmoratum )
○ オオエゾイタヤ (Acer mono Maxim. var. glabrum
○ オニイタヤ (スエヒロイタヤ Acer mono var. ambiguum )
○ ケウラゲエンコウカエデ (Acer mono Maxim. var. connivens
○ ケエンコウカエデ (Acer mono Maxim. var. marmoratum
○ タイシャクイタヤ (タイシャクカエデ Acer mono Maxim. var. taishakuense )
○ ミヤマオニイタヤ (Acer mono var. ambiguum



さて、
ウチの採集標本は、
新潟県のものが多いため、
ここではとくにアカイタヤについて紹介する。

以下、国営越後丘陵公園 アカイタヤより抜粋(一部改変)。


アカイタヤ(赤板屋) / Acer mono var. mayrii
出典: 国営越後丘陵公園HP

分布域: 北海道・本州(東北地方~島根県までの日本海側)。

生育環境: 山地斜面に生育する。

形態・見た目:
高さは15~20mになる。
樹皮は暗灰色で平滑、老木は浅く縦裂する。

葉は大きく、5~7つに裂けるが、
縁にはギザギザがないところがモミジの仲間と異なる。

akaitaya3_00-10-27.jpg

花は4~5月で黄緑色の小さな花を多数つける。

akaitaya2_95-4-30.jpg

7~9月に果実が熟し、
中央の果実に袴状に両翼がでる。
この翼によって種は風に運ばれやすくなる。

名前の由来・別名:
「板屋楓」。
葉がよく茂って、
板でふいた屋根のように雨がもらないことからこの名がついた。

「アカ」は新葉が赤みを帯びることからついた。

akaitaya1_95-3-29.jpg

その他:
良質の木炭になり、
建材や器具材としても利用されてきた。
また、観賞用として庭園にも植えられる。



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めくるめく蛾の世界63 ギンモンスズメモドキ

グリムスキーワード 生物多様性条約


趣味の蛾の世界について・・・その63回目・・・

今回は、
シャチホコガ科から、
ギンモンスズメモドキを紹介する。

名前に「スズメ」とつくが、
スズメガの仲間ではなく、
シャチホコガの仲間である。
体形がスズメガに似ることからつけられてのだろうか?

本種は、
なんといっても
前翅の左右2つずつの三角形の紋が特徴的である。
この紋は、
アルミ箔でも貼ったかのように銀色に輝き、
非常に美しいものである。
これが「ギンモン(銀紋)」の名の由来である。
これも外敵に対する威嚇の役目を果たしているのだと考えられる。

この銀紋の他は、
全身茶色で特に目立った特徴はない。

が、・・・
♂の後脚に赤く長い毛が生えるのが特徴としてあげられる。
正面からはよく見ることはできないが、・・・
隠れたオシャレといったところだろうか。

ちなみに成虫の活動は夜間が多いようである。
捕獲した個体は、夜間の灯火採集であった。

さて、そのギンモンスズメモドキであるが、・・・
学名は、Tarsolepis japonica japonica Wileman & South, 1917。
シャチホコガ科(Notodontidae)に分類される。
開張は、63~74mmとなる。
国内では、北海道を除くほぼ全国(本州,四国,九州,対馬)、
国外では、中国,台湾など広域に分布する。
成虫の出現は、7月とされる。
幼虫の食餌植物は、
カエデ科のイタヤカエデ、ヒメウチワカエデである。

301-0006_P1110309_ginmon_08.jpg

種名:ギンモンスズメモドキ(♂)
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町卯ノ木地内
採集日:20080804
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム


301-0001_P1110149_gin_suzu.jpg

種名:ギンモンスズメモドキ(♀)
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町卯ノ木地内
採集日:20080803
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(今回のグリムスキーワードは、またまた冒険!)
・・・何が来るかは・・・お楽しみです!!
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昆虫の食餌植物5 クマシデ

グリムスキーワード シックハウス症候群


チョウや蛾などチョウ目の幼虫は、
様々な種類の植物を食べて育つものである。

特に蛾は、
特定の植物を食べるものが多く、
一定の場所で蛾類を調査し続けることで、
その周囲の植生環境にアプローチすることが可能となる。

このカテゴリでは、
一般にこれらの幼虫が食べるとされる植物を紹介することで、
昆虫と植物の関係を結びつけることを目的とする。

第5回目は、
フトオビホソバスズメの食餌植物として紹介したクマシデである。

クマシデ
科名カバノキ科Betulaceae
亜科名
属名クマシデ属Carpinus
種名クマシデCarpinus japonica

nakazawa-kumashide1-1.jpg

Wikipedia クマシデより抜粋(一部改変)。


クマシデ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

クマシデ(Carpinus japonica)は、
ブナ目(Fagales)-カバノキ科(Betulaceae)の落葉広葉樹であり、
クマシデ属(genus Carpinus、カルピヌス属)中の1種。

漢字表記には「熊四手」「熊垂」があり、
別名で「カタシデ」とも言う。

クマシデ属の1属9種のうち、
日本で知られるものは他にアカシデとイヌシデがある。

nakazawa-kumashide2.jpg


特徴

日本(本州・四国・九州)、朝鮮半島、中国の
日当たりのよい山地に自生する落葉高木で、
その高さは10~15mほどになる。

花期は4~5月ごろで雌雄異花。
小苞(しょうほう)*が重なり合った花穂の形が独特である。

10~11月に長さ4~5cmの果実を付ける。

また、材は堅いため、
家具材・建築材・農具の柄などに用いられる。

* 花を包む葉が変形したものを「苞」と言い、
花柄にあって花に最も近似の苞を「小苞」と呼ぶ。



さて、
フトオビホソバスズメの食餌植物はクマシデだと紹介した。

クマシデの国内での分布は、
北海道を除く全国であるが、
細かく見ると東北地方には分布しない傾向が認められる。

kumashide01.jpg


しかしながら、
フトオビホソバスズメは、
本州全域に分布するため(環境省自然環境局生物多様性センター)、
クマシデだけではなく、
より分布範囲の広い種である
アカシデやイヌシデも食べていることが推測される。



アカシデ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

科: カバノキ科 Betulaceae
属: クマシデ属 Carpinus
種: アカシデ Carpinus laxiflora

P1090474.jpg

アカシデ(赤四手、赤垂、学名:Carpinus laxiflora)とは、
カバノキ科の落葉高木。
別名、コシデ、シデノキ、ソロノキ、ソロ。

北海道南部、本州、九州、朝鮮に分布する。
高さは15mほど。
花期は4~5月頃で、若葉が生えると同時に咲く。
秋には葉が紅葉する。

シイタケのほだ木、製炭材、公園木などとして利用される。

和名の由来は、
若芽が赤いこと、秋に美しく紅葉することから。
「しで」は、
注連縄(しめなわ)などに使われる紙垂(しで)のことで、
花穂の垂れ下がる様子が似ていることから。



イヌシデ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

科: カバノキ科 Betulaceae
属: クマシデ属 Carpinus
種: イヌシデ Carpinus tschonoskii

イヌシデ(犬四手、犬垂、学名Carpinus tschonoskii)とは
カバノキ科の落葉高木。
別名シロシデ、ソロ、ソネ。

本州、四国、九州の山野に自生する。
高さ15~20m。
樹皮は灰白色でなめらかであり、
縦に網目模様ができる。

花期は4~5月頃、
雌雄異花で花序は穂状で下垂する。

葉の側脈の間に白い毛が多くあり、
秋には葉が黄色く紅葉する。

シイタケのほだ木、庭園木として利用される。
かつては炭材として利用されていた。

名前の由来は、
花穂の垂れ下がる様子が
注連縄(しめなわ)などに使われる紙垂(しで)に似ているから。

近種にアカシデ、クマシデがある。

アカシデは新芽と紅葉の葉が赤くなることから、
クマシデは葉の脈が倍以上あることからイヌシデと区別することができる。



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