キャッシング
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
05« 2009/06 »07

愛車のことはココで

漂流中~♪










アフィリエイトはアクセストレード
7年以上の運用実績
広告主は1400社以上の大手ASP

Ranking

人気ブログランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ

TREview
blogram投票ボタン
r_bana_10.jpg
ブログのランキング★アクセスが増えるブログランキング登場!!

RSSリンクの表示


RSS新着情報

あし@



アクセスアップに!
無料ファミリー登録を!!

リンク

このブログをリンクに追加する

edita訪問者

edita.jp【エディタ】
口コミマーケティングをお考えならモニタープラザ

その他のツール


My Yahoo!に追加
はてなに追加
MyYahoo!に追加
del.icio.usに追加
livedoorClipに追加

ブックマークプラス by SEO対策



SEO対策
ドライブ 淡水魚 昆虫
 



コラブロ

珈琲まめ・・・

ADgger

アフィリエイト

グーバーウォーク

プロフィール

GC8-MASARU

Author:GC8-MASARU
愛車インプレッサ!
愛車でのドライブこそ生きがいだが、
なかなか出かけられない毎日。

そんなときには趣味があるさ。
ということで、
同居人のライギョのカム
蛾など昆虫採集
民具収集
小物・雑貨収集
など多趣味を交えて紹介する。

めくるめく蛾の世界
気ままDRIVE的!? チョウの世界
気ままDRIVE的!? 昆虫類つれづれ
気ままDRIVE的!? その他の生物図鑑
別館 気ままDRIVE
blogram投票ボタン

MicroAd



マイクロアドBTパートナーでおこづかいゲット!

rakuten-ad



Trend Match


最新記事

ニクキュ~!


ニャンコにはいい家具がお似合い?

最新コメント

Amazon

カテゴリ

無料HP作成ならココ!

アンケートモニタ募集!


マクロミルへ登録
新規モニター登録

月別アーカイブ

栽培中~♪

パプリカ栽培中です。
皆さんの「はげまし」「お世話」が鍵。
クリックヨロシクっ!!

スペシャルサンクス

grems

Blogつくるなら!

gooあしあと




ジオターゲティング

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

葉の緑色に見事に擬態 !? ワカバグモ

グリムスキーワード 京都議定書

5月24日の群馬ドライブで、
白井宿から白井城跡の散策をしたときのこと。
白井城本丸跡の土塁上に生えた樹木の葉に
トホシオサゾウムシを発見した。


赤褐色の体と黒斑が美しい トホシオサゾウムシ


同じ樹木の葉を入念に観察すると、
違う葉の裏に鮮やかな緑色のクモがいた。



P1100523.jpg


細長い体に長い脚・・・。
面白い格好のクモだ!


帰宅後調べてみると、
ワカバグモであることがわかった。


この個体は腹部背面に黄色の十字紋がある。
このような斑紋は個体によって異なり、
現れないものも多いようである。


・・・ってことはラッキー?



P1100522.jpg


種名:ワカバグモ
採集地点:群馬県渋川市白井地内
採集日:20090524 13:03
採集:GC8-MASARU





白井城でのワカバグモとの出会いから約20日後、
町田市内のシゴト場周辺を散策中、
またワカバグモと遭遇した。


今度は、
ナツミカンの葉の裏にじっと動かないでいた。


このクモも徘徊性のクモであるため、
よってくる獲物をじっと待っていたのかもしれない。



P1110038.jpg


ワカバグモ
Oxytate striatipes


門:節足動物門 Arthropoda
亜門:鋏角亜門 Chelicerata
綱:クモ綱 Arachnida
目:クモ目 Araneae
亜目:クモ亜目 Opisthothelae
科:カニグモ科 Thomisidae


体長:♂8~12mm,♀12~13mm
分布:日本全国
越冬形態:成虫越冬

特徴:
♂成虫は全身明るい緑色
♀成虫になると頭部に小さな赤色部分ができ、足先が赤色になる



P1110040.jpg


種名:ワカバグモ
採集地点:東京都町田市山崎団地地内
採集日:20090615 12:45
採集:GC8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

クモ (フィールド図鑑)クモ (フィールド図鑑)
(1984/01)
新海 栄一高野 伸二

商品詳細を見る


日本のクモ (ネイチャーガイド)日本のクモ (ネイチャーガイド)
(2006/12)
新海 栄一

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼
スポンサーサイト

ちょこまかと動きがかわいい! スグリゾウムシ

グリムスキーワード 京都議定書

シゴト場の玄関にある
切り株から出たいくつかの新芽に、
小さなゾウムシがついているのを確認した。


各葉の付け根部分にそれぞれ潜んでいる。
コロコロしてかわいい体形で、
動きもコミカルだったので、
数日に分けて観察してみた。



P1110125.jpg


各個体は新芽に近い部分によくいるようであった。
普段はじっとして動かないことが多いが、
レンズを向けて寄ると、
さっと葉の裏や付け根の部分に隠れてしまう。



P1110138.jpg


意外に早い動きに驚かされる。


ホストとなっている木本は、
同定することができなかった・・・。
植物はなかなか特徴のみから同定するのが難しい。
(・・・わかる方がいらっしゃれば教えてください・・・)



P1110140.jpg


この小さなゾウムシは、
調べてみると、スグリゾウムシであることがわかった。


(・・・昆虫を調べるのは簡単なんだけど・・・)


その名のとおり、
フサスグリ(ユキノシタ科)などをホストとして、
植物の葉を食べて育つようである。


・・・が、
結構、多食性であるらしく、
さまざまな植物につくことも知られている。



P1110142.jpg


また、
スグリゾウムシは、
交尾をしないでも♀だけで繁殖していくことができるようである。
これを単為生殖という。


便利なものだ・・・。
♂を必要としない世の中。
なんだか身につまされる・・・>_<



P1110260.jpg


スグリゾウムシ
Pseudocneorhinus bifasciatus Roelofs

コウチュウ目 (Coleoptera)
ゾウムシ科 (Curculionidae)


発生回数・時期:不明。成虫は早春から秋口まで認められる。
越冬形態:成虫(予測)
形態:成虫体長5~6mm
分布:九州以北

ホスト:フサスグリやミカン類ほか多種。

体色は黒だが、全身が灰白色鱗片で覆われる。
上翅には2本の褐色横帯がある。
上翅形態は丸く、球形に近い。

よく似たカキゾウムシは、
触角が細長く、上翅に剛毛があるため区別される。

幼虫は植物全般の根を食べる。

本土のスグリゾウムシは交尾なしに、
単為生殖と呼ばれる生殖方法で♀だけで増える。

日本では男女群島に♂が生息している(保育社『原色日本甲虫図鑑Ⅳ』)。



P1110264.jpg


種名:スグリゾウムシ
撮影地点:東京都町田市山崎団地地内
撮影日:20090619・0623
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

甲虫 (新装版山溪フィールドブックス)甲虫 (新装版山溪フィールドブックス)
(2006/05)
黒沢 良彦栗林 慧

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

またいた! ササグモ2

グリムスキーワード 京都議定書

6月27日、
シゴトの関係で朝から東京都青梅市郷土博物館に行った。
・・・渋滞を見込んで早めに出たため、
待ち合わせの時間までかなり時間が空いてしまった。


そのため、
屋外の公園を少し散策してみることにした。


・・・すると、
再びササグモと再会することになった。



P1110414.jpg


歩道の脇に植えられた植栽の中の葉に
ぶら下がっているササグモを発見した。
植物はヤマブキだろうか・・・?
深い鋸歯状の葉と背の低い木が特徴の植物であった。



P1110419.jpg


ちょうど捕食している最中のようであった。
クロっぽい物体を口でくわえているように見えた。
透明な翅も見えるような気がする。


・・・ずんぐりした体形・・・ハエ類だろうか?



P1110429.jpg


違う角度から・・・。


捕食されていたのは、キンバエ(Lucilia caesar)であった。
ササグモは造網性ではなく、
徘徊性のクモということであったが、
この場所には水平方向に網っぽい構築物が認められた。


・・・ケースバイケースということなのだろうか・・・



P1110430.jpg


また少し歩くと、
違う植物の葉の上にも
小型昆虫を捕食するササグモを見つけることができた。


こちらは白っぽく、
体色が明らかに異なっていた。


このクモも探すと結構いっぱいいるようである。



P1110433.jpg


種名:ササグモ
採集地点:東京都青梅市駒木町地内
採集日:20090627 08:53
採集:GC8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

クモ (フィールド図鑑)クモ (フィールド図鑑)
(1984/01)
新海 栄一高野 伸二

商品詳細を見る


日本のクモ (ネイチャーガイド)日本のクモ (ネイチャーガイド)
(2006/12)
新海 栄一

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

毛だらけのクモ !? ササグモ

グリムスキーワード 京都議定書

以前、
ヒメシロモンドクガが卵を産み落とした
隣のセイタカアワダチソウの葉の上に、
面白い格好のクモを発見した。


すかさず接写を試みる・・・。


コンデジでの接写だと、
小さいのはなかなか難しい・・・。
(・・・デジイチ欲しい・・・)



P1110307.jpg


小さな体から伸びる細く長い脚には、
クモとは思えないような黒く長い毛が散漫に生えている・・・。
なんとも奇妙なカッコである。


少しの間観察していると、
飛び跳ねてどこかにいってしまった。
なんともすばやい・・・。


帰宅後調べると、
ササグモであることがわかった。



P1110308.jpg


ササグモ
Oxyopes sertatus Latrelle

門:節足動物門 Arthropoda
綱:クモ綱 Arachnida
目:クモ目 Araneae
科:ササグモ科 Oxyopidae
属:ササグモ属 Oxyopes

体長:♀8~11mm,♂7~9mm
出現期:5~8月
分布:本州,四国,九州,沖縄


徘徊性で、網を張らず、歩き回って餌をあさる。

外形はややハエトリグモに似るが、より足が細長い。
頭胸部は楕円形で、前はやや盛り上がる。
眼はそれほど大きく発達せず、なんとなく円環状に並ぶ。
そのため、「二眼ずつ四列に並ぶ」と表現される。
腹部は細い卵形で後ろはややとがる。

足はいずれも細長く、鋭い針状の毛が多数、まばらにはえている。

体色はやや白っぽい色に、
頭胸部、腹部ともにあいまいな褐色の縦筋が入る。
足は緑色を帯びる。
雄雌はほぼ同じ大きさで、雄がややきゃしゃである。

もっとも見かけることの多いササグモは
草の茂る時期に黄緑っぽい体色となり、
秋の草紅葉の時期に赤茶の個体群が現れる。
冬枯れの時期に色の薄い白っぽい個体群が見られることもあり、
色彩の変化が興味深い。


(「Wikipedia ササグモ」抜粋・加筆・一部改変)



P1110315.jpg


種名:ササグモ
採集地点:東京都町田市山崎団地地内
採集日:20090624 12:24
採集:GC8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

クモ (フィールド図鑑)クモ (フィールド図鑑)
(1984/01)
新海 栄一高野 伸二

商品詳細を見る


日本のクモ (ネイチャーガイド)日本のクモ (ネイチャーガイド)
(2006/12)
新海 栄一

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界123 クロホウジャク vol.2 (ライトトラップ)

グリムスキーワード 京都議定書

6月20~21日にかけて、
津南町にて行ったライトトラップでのこと。


F1000020.jpg



多くの種の蛾が飛来したのだが、
ヤッパこれ!クロホウジャク!
久々に出会うことができた。


遅い時間になって、
数頭の個体が飛来した。
おそらくこれらの幼虫は、
この地域に自生するエゾユズリハの葉を
食べていると考えられる。


いやはや、
ホウジャク亜科はいつ見てもカッコいい!
戦闘機みたいに静止する姿は、
惚れ惚れするような渋みが感じられる。



P1110213.jpg


クロホウジャク
Macroglossum saga Butler, 1878

科:スズメガ科 (Sphingidae)
亜科:ホウジャク亜科 (Macroglossinae)

属:Macroglossum Scopoli, 1777

開張:52~65mm
分布:北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島,
  奄美諸島沖永良部島,沖縄諸島沖縄本島;
  朝鮮,中国,台湾,マレー,インド,シッキム
成虫出現期:6~9月
幼虫食餌植物:
  ユズリハ科:ユズリハ


ホシホウジャクに似るが本種の方が大きい。
  しかしたまにホシホウジャクと同じぐらいの大きさのものもあるので、
  大きさで判断せず、前翅先端付近の模様や後翅の橙黄色帯で区別する。


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 クロホウジャク」抜粋・一部改変)



P1110214.jpg


種名:クロホウジャク
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町鹿渡地内 (夜間灯火採集)
採集日:20090620 23:10
採集:GC8-MASARU



P1080592.jpg


種名:クロホウジャク
採集地点:新潟県中魚沼郡津南町結東地内 (夜間灯火採集)
採集日:20080628
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム


※ 以前紹介した記事はコチラ!
めくるめく蛾の世界22 クロホウジャク




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

ど・ビックリ! トビズムカデ登場!!

グリムスキーワード 京都議定書

昨日掲載したトビイロトラガの幼虫を確認しにいくと、・・・
高いところのツタの葉の裏になにやら黒光りする物体がっ・・・。


なんだろ?・・・と思い、
長い枝を持ってきて葉をめくってみると・・・



P1110346.jpg


ゲッ!ムカデっ!?


葉の裏でクルクル巻いた形で、
大きなムカデが潜んでいた。



P1110347.jpg


少しつついてみると・・・


動き出したっ!
ウ~ン・・・デ・デカイ・・・。
体長はゆうに15cmは超えているように思えた。



P1110362.jpg


国内最大種、トビズムカデだ!
少し色が濃い気がするが、
鳶色(赤茶系)の頭部と黄色っぽい脚が特徴である。


黒光りする体も
さらに存在感を増している。



P1110367.jpg


トビズムカデ
Scolopendra subspinipes mutilans

門:節足動物門 Arthropoda
綱:唇脚綱 Chilopoda
目:オオムカデ目 Scolopendromorpha
科:オオムカデ科 Scolopendridae
属:オオムカデ属 Scolopendra


黒光りする細長い体に、
肌色の脚と鳶色の頭(「トビズ(鳶頭)」)をもつ。
体長が普通80~150mmで、
希に20cm近くにもなる日本産ムカデの中では最大級の種。


北海道南部から沖縄にかけて生息し、
春から晩秋まで観察されるが、
暖地や屋内では一年を通して見ることもある。


通常は、
朽木や雑木林の落ち葉の中など
やや湿り気のあるところに生息するが、
肉食性でゴキブリやバッタ、ガ、ネズミなど小動物を捕食するため、
住宅地でもゴキブリなどムカデの餌になるものが繁殖している人家では
餌を求めて侵入することがある(ただし、住居内で産卵することはない)。


(「Wikipedia トビズムカデ」抜粋・一部改変)



P1110383.jpg


種名:トビズムカデ
採集地点:東京都町田市山崎団地地内
採集日:20090625
採集:GC8-MASARU



・・・PS.
肉食のムカデが隠れていたこの場所で、
朝方、ショッキングな光景を見ることとなった。


P1110340.jpg


・・・な、なんと、
昨日紹介したトビイロトラガの幼虫が、
頭部だけになって蟻にたかられていたのだ・・・。


トビズムカデが肉食であることを考えると、
コレが犯人なのかもしれない・・・。

そういえば、
日に日に幼虫の数は減ってきているのである。


・・・少し様子を見てみることにした。




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

多足類の採集と観察多足類の採集と観察
(2000/01)
篠原 圭三郎

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界122 トビイロトラガ (幼虫)

グリムスキーワード 京都議定書

6月23日、
仕事先で休み時間に
また周囲を散策してみた。


すると、
渋い模様の幼虫が
壁に伝うツタにくっついていた・・・。



P1110283.jpg


よく見ると、
ものすごい数の幼虫がついている。


・・・シャクシャクシャク・・・


ツタの葉を齧る音が
あたりに静かに響いていた・・・。



P1110274.jpg


全体的には、
黒地に白の網目模様をなし、
頭部および側辺部が橙色を呈するようである。


・・・渋い?



P1110279.jpg


頭部は、
橙色の地色に、
細かい黒の斑点模様が入っている。


・・・毒々しい?



P1110280.jpg


また、
全身には、
粗く散漫に白い毛が生えている。


・・・う~ん・・・。



P1110287.jpg


側縁の橙色は、
体の表面の白の網目紋が変化して、
橙色の網目紋となっているようである。


見方によっては気持ち悪いかもしれないが、
なんとも奇抜な模様である。
デザインとしてはカッコいいと思った。



P1110290.jpg



トビイロトラガ
Sarbanissa subflava (Moore, 1877)

科:ヤガ科 (Noctuidae)
亜科:トラガ亜科 (Agaristinae)

属:Sarbanissa Walker, 1865

開張:45mm
分布:本州,四国,九州,対馬,屋久島; シベリア,朝鮮,中国
成虫出現期:7~8月
幼虫食餌植物:
   ブドウ科:ツタ,ヤブカラシ,ブドウ
終齢幼虫体長:40mm


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 トビイロトラガ」抜粋・一部改変)



P1110291.jpg


種名:トビイロトラガ (幼虫)
採集地点:東京都町田市山崎団地地内
採集日:20090623
採集:GC8-MASARU



※ ツタを食餌植物とし、
  都市部を中心に結構普通に見られる種ではあるが、
  成虫はなかなかに美しい蛾である。

  ・・・ってことで、
  幼虫6匹を捕獲し持ち帰った。
  なんとか無事羽化してくれることを祈るばかりである。




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界121 ヒメシロモンドクガ (産卵)

グリムスキーワード 京都議定書

6月22日、
出向先に出向くと、
玄関に生えるセイタカアワダチソウの葉に
蛾がとまっていた。


じっくり観察していたが、
全く動く気配がなかったため、
チャンス!・・・と思ってカメラを持ち出して撮影した。



P1110233.jpg


毛だらけの長い前脚が特徴のドクガの仲間である。
調べるとヒメシロモンドクガだとわかった。


・・・それにしても、
ほとんど動かないのはなぜだろう?


・・・ってことで、
覗き込んでみると葉裏に卵を産み付けている最中だった。


・・・ナルホド、ナルホド・・・。



P1110234.jpg


この日は、
夕方17:00くらいまでずっとこの場所に静止していた。
ゆっくりと生みつけていたのである。


明けて本日23日は、
たくさんの卵が残され、
♀はどこかに消えてしまっていた・・・。



P1110237.jpg



ヒメシロモンドクガ
Orgyia thyellina Butler, 1881

科:ドクガ科(Lymantriidae)

属:Orgyia Ochsenheimer, 1810

開張:♂21~29mm,♀30~42mm
分布:北海道,本州,四国,九州; シベリア,朝鮮,台湾
成虫出現期:6,8,10月
幼虫食餌植物:
   バラ科:リンゴ,ウメ,サクラ,スモモ
   クワ科:クワ
   ブナ科コナラ属:クヌギ
   ヤナギ科:ポプラ
   バラ科,ヤナギ科,ハンノキ科
   マメ科:ダイズ,インゲンマメ
   アサ科:ホップ
   アオイ科:ハマボウ
終齢幼虫体長:35~40mm


「幼虫は毒針毛無きも、
  強い接触により軽微な発赤を生じ、
  1時間以内に治癒」(「環境衛生」18-10,1971)。
  蛹にも毛がある。
  幼虫は3齢(大きさ約10mm)を越えたぐらいから、
  前に突出した黒い毛束が確認できるようになり、
  4齢で横からも黒い毛束が出る。
  尻尾の毛束は終齢になってから。
  10月に出る2化の♀だけ翅が退化する。


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 ヒメシロモンドクガ」抜粋・一部改変)



P1110244.jpg


種名:ヒメシロモンドクガ(♀)
撮影地点:東京都町田市山崎団地地内
撮影日:20090622 9:29
撮影:G8-MASARU



・・・翌日、
産み付けられた卵を撮影してみた・・・。



P1110256.jpg



種名:ヒメシロモンドクガ(卵)
撮影地点:東京都町田市山崎団地地内
撮影日:20090623 12:42
撮影:G8-MASARU





※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界120 エゾスズメ vol.2

グリムスキーワード 京都議定書

6月21日、日曜日。
新潟出張の帰りに群馬県渋川周辺のドライブを楽しんだ。
すっかり時間を忘れ、いつの間にかとっぷりと日が暮れていた。


森の中の道を抜けていると、
看板を煌々と照らす白いライトを発見!
前日のライトトラップの記憶があったため、
この地点についても少しチェックしておくことにした。



P1110218.jpg


すると、
数種類の蛾がとまっている中、
奇妙な格好で静止するスズメガを発見!


・・・エゾスズメだ!


ウチスズメ亜科特有の丸い後翅が、
細く尖った前翅よりも外側にはみ出し、
面白い形になる。


この個体は、
前後翅ともにピンク色が強く、
非常にきれいな個体だったため、
じっくり観察・撮影することにした!


・・・美しい!



P1110219.jpg


エゾスズメ
Phyllosphingia dissimilis dissimilis (Bremer, 1861)

科:スズメガ科 (Sphingidae)
亜科:ウチスズメ亜科 (Smerinthinae)

属:Phyllosphingia Swinhoe, 1897

開張:90~100mm
分布:北海道,本州,四国,九州,対馬; シベリア,朝鮮
成虫出現期:5~7月
幼虫食餌植物:
   クルミ科:オニグルミ
終齢幼虫体長:85mm


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 エゾスズメ」抜粋・一部改変)



P1110220.jpg


種名:エゾスズメ
撮影地点:群馬県渋川市伊香保町水沢地内
撮影日:20090621 21:25
撮影:G8-MASARU



エゾスズメに関しては、
以前の記事で既に標本を紹介している。


めくるめく蛾の世界25 エゾスズメ


P1080585.jpg


種名:エゾスズメ
採集地点:新潟県十日町市橋詰(旧松之山町内)
採集日:20080627
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム



※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

約9ヶ月ぶりの津南訪問! 再会とライトトラップ

グリムスキーワード 京都議定書

6月20~21日にかけて、
仕事の関係で新潟県中魚沼郡津南町に行ってきた。
この町は、昨年9月ころまで住んでいた場所で、
せっかくなので久々に仲間と会う約束をした。


部屋に案内されると、
部屋中展翅板が立てかけられ、
そのほぼ全てに
ギッチリと今年採集された蛾類が展翅されていた・・・。


中には、
春から捜し求めていたイボタガもあった。

・・・負けた・・・。



P1110150.jpg


さまざまな懐かしい話に花を咲かせていると、
急に採集に行きたくなった。


・・・てなわけで、
急遽、ライトトラップの実施が決定した。
場所は町内鹿渡地内。
見晴らしのいい丘陵部の上をはしる道路脇に決まった。



P1110154.jpg


早速、
食料や酒類を買いだして、
数名で乗り合わせる形で会場に向かった。
19時近くなってもまだ周囲は明るく、


準備しつつ、飲みながら暗くなるのを待った。



F1000009.jpg


日が完全に暮れると、
ブラックライトや水銀灯を灯したトラップが、
闇の中に怪しく浮かび上がる。


この日は、
湿度も高く、
コンディションも最高だったため、
かなり多くの種が飛来することが予想された。



F1000020.jpg


20時を過ぎたころから徐々に蛾類が集まり始め、
21時ころには既に幕いっぱいに蛾類がとまっていた。


・・・さすが津南町・・・。

絶対的な蛾類の数が違うのだ!



P1110181.jpg


こうなると、
集まったメンバーは、
思い思いに写真を撮ったり、採集したり・・・。


知らない人が見たら、
何やってるのか不思議に思うだろう光景が繰り広げられた。


P1110195.jpg


今回のトラップでは、
普段の観察では見つけることのできない
さまざまな種を観察することができた。


これらについては、
追って紹介していくことにする・・・。



※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

亜熱帯のチョウ3 イシガケチョウ

グリムスキーワード 京都議定書

6月7日、
ぐんま昆虫の森にいったときのこと。


多くの観覧者で混雑する中、
いくつかのチョウを観察することができた。
これらのうち、
今回は「イシガケチョウ」を紹介する。


イシガケチョウは、
リュウキュウアサギマダラと同様に、
以前、3月1日に昆虫の森を訪ねたときから
じっくり観察したかったチョウである。


日帰りスポット!ぐんま昆虫の森(オフシーズン)


ちなみに、
6月7日に観察したチョウについては、
既に以下で紹介してある。


亜熱帯のチョウ1 スジグロカバマダラ
亜熱帯のチョウ2 シロオビアゲハ



P1100848.jpg


イシガケチョウ
Cyrestis thyodamas Doyere, [1840]

タテハチョウ科 Nymphalidae Rafinesque, 1815
イシガケチョウ亜科 Marpesiinae

イシガケチョウ属 Cyrestis

イシガケチョウ  Cyrestis thyodamas Doyere, [1840]
イシガケチョウ(石崖蝶/イシガキチョウ(石垣蝶)とも呼ばれる)
英名は、Common Map(地図蝶)

前翅長:26~36mm
分布:本州 (三重県以西),四国,九州,南西諸島
成虫出現期:3~12月(5~10月)
餌:花蜜,獣糞,腐った果実
幼虫食餌植物:イヌビワ、イチジク、ガジュマルなどの葉

特徴:白地に黒色の細かい筋模様が複雑に走る。
   前翅が尖り、
   後翅には尾状突起がある。
   尾状突起の下部と前翅前縁基部はオレンジ色。
   翅を水平に開いてとまる習性がある。
   近畿地方以西で見られる南方系の蝶。
   近年、温暖化や人為的な飼育による放逐などによって、
   少しずつ分布を北に広げつつあるという。
   渓流沿いの林縁で見られ、湿地などで吸水、花で吸蜜する。



P1100850.jpg


種名:イシガケチョウ
撮影地点:群馬県桐生市新里町鶴ケ谷地内(ぐんま昆虫の森)
撮影日:20090607 14:35
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

蝶 (新装版山溪フィールドブックス)蝶 (新装版山溪フィールドブックス)
(2006/05)
松本 克臣

商品詳細を見る

日本産蝶類標準図鑑日本産蝶類標準図鑑
(2006/08)
白水 隆

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

両肩のツノがカッコいいっ! ウシカメムシ

グリムスキーワード 京都議定書

本日6月19日、
仕事先での昼休み、
また敷地内を少し散策してみた。


以前からの散策で、
スグリゾウムシがついていた植物を
再び観察してみると、・・・


なにやら見慣れない昆虫がいた!
(もちろんスグリゾウムシもいたんだけど・・・)



P1110120.jpg


どうやらカメムシの仲間のようである。
独特の五角形の平面形がそれを物語っていた。

ん・・・!?

でも、なんか他のカメムシと違うような・・・。
・・・って、肩にツノが張り出してる !!



P1110132.jpg


濃褐色に白い斑紋、
それになんといっても、
胸部前方に左右に張り出したゴッツイ突起!


なんとも面白い形である。
調べてみると、
ウシカメムシであるとわかった。



P1110135.jpg


ウシカメムシ
Alcimocoris japonensis

体長:8~9mm
分布:本州,四国,九州,南西諸島
成虫出現期:4~11月
食餌植物:アセビ,シキミ,フジなど(汁)

その名のごとく、
胸部左右前方に張り出す特徴的な突起が、
牛の角を連想させる。

この硬そうな突起や前翅は、
外敵から身を守るための鎧ではなく、
実は植物の枝や棘に似せた擬態だということである。

自然界のさまざまに特徴ある造形には、
それぞれに意味があって面白いものである。



P1110123.jpg


種名:ウシカメムシ
撮影地点:東京都町田市山崎団地地内
撮影日:20090519 12:58
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

日本の昆虫 (フィールド・ガイド)日本の昆虫 (フィールド・ガイド)
(1993/07)
三木 卓

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界119 ヨツボシホソバ

グリムスキーワード 京都議定書

本日6月18日、
仕事の帰りの車中にて、
近所の林縁にオカトラノオが咲いているのを発見。
帰宅後早速観察に行った。


・・・すると、・・・


P1110093.jpg


道すがらのススキの葉の裏に蛾がとまっていた。
白地に黒の斑点がある翅に黄色と黒の斑状の体・・・。
シャクガ科エダシャク亜科の
ユウマダラエダシャクやヒメマダラエダシャクに似ている。



P1110094.jpg


但し、
静止していた場所が高く、
じっくりと観察することができなかったため、
種を同定するにはいたらなかった。


ちなみに、
ユウマダラエダシャクやヒメマダラエダシャクについては、
既に以下で紹介している。

めくるめく蛾の世界88 ユウマダラエダシャク !?
めくるめく蛾の世界82 ヒメマダラエダシャク !?



P1110104.jpg


そんなこんなで、
オカトラノオの咲く地点にたどり着いた。

オカトラノオ (丘虎の尾)
Lysimachia clethroides Duby

科:サクラソウ科 Primulaceae
属:オカトラノオ属 Lysimachia

長さ:500~1000mm
特徴:
  葉は茎に互生し、葉柄があり、長楕円形で全縁。
  花期は6月から7月。
  白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開花していく。
  花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がる。
分布:
  日本では北海道、本州、四国、九州
  アジアでは朝鮮半島、中国
  山野の日当たりのよい草原に自生する。
  普通、群生する。

(「Wikipedia オカトラノオ」抜粋・一部改変)



P1110110.jpg


ひとしきりオカトラノオの観察と撮影を終え帰路につくと、


・・・民家の生垣に用いられているモチノキの葉に、
    鮮やかな黄色の翅の蛾が静止していた・・・。


黄色の翅には黒色の斑紋が認められる。
前翅を広げると、この斑紋は4つになりそうである。


・・・ヨツボシホソバだ!



P1110087.jpg


ヨツボシホソバ
Lithosia quadra (Linnaeus, 1758)

科:ヒトリガ科(Arctiidae)
亜科:コケガ亜科(Lithosiinae)

属:Lithosia Fabricius, 1798

開張:♂40~45,♀42~48mm;
   2回目♂35~40,♀40mm
分布:北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島;
成虫出現期:6~7月,8~9月
幼虫食餌植物:地衣類
終齢幼虫体長:30mm


「幼虫は毒針毛に球状部を有し、
  接触時に疼痛はげしく、発赤と丘疹を生ずる。
  痒感強く治癒に7-10日」(「環境衛生」18-10,1971)
  マエグロホソバに似ているが、
  本種は前翅が四角っぽいっていうか外縁に丸みがない。


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 ヨツボシホソバ」抜粋・一部改変)



P1110089.jpg


種名:ヨツボシホソバ
撮影地点:埼玉県所沢市上山口地内
撮影日:20090618 18:43
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界118 コガタシロモンノメイガ

グリムスキーワード 京都議定書

5月10日深夜、
周囲の明かりに集まる
蛾類の点検に出た。


今回目を引いたのは小さな蛾類だった。
ツトガ科ノメイガ亜科のコガタシロモンノメイガである。
茶色と白の斑模様という単純な模様だが、
渋くてなかなかカッコよかったので、
たくさん撮影してしまった。



P1100031.jpg


コガタシロモンノメイガ
Piletocera sodalis (Leech, 1889)

科:ツトガ科(Crambidae)
亜科:ノメイガ亜科(Pyraustinae)

属:Piletocera Lederer, 1863

開張:前翅長7~9mm
分布:北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島; 朝鮮,中国
成虫出現期:5~8月

(「みんなで作る蛾類図鑑V2 コガタシロモンノメイガ」抜粋・一部改変)



P1100032.jpg


種名:コガタシロモンノメイガ
撮影地点:埼玉県所沢市上山口地内
撮影日:20090510 00:50
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

亜熱帯のチョウ2 シロオビアゲハ

グリムスキーワード 京都議定書

6月7日、
ぐんま昆虫の森にいったときのこと。


先回に書いたように、
晴天と休日が重なったことで、
多くの親子連れなどで賑わう中、
常設展示や企画展示、
亜熱帯の環境を復元した温室を観覧した。


温室内ではいくつかの種のチョウをじっくりと観察することができた。


このうち今回は、
シロオビアゲハを紹介する。


・・・この日観察したチョウのうち、
スジグロカバマダラについては、既に以下で紹介している・・・

亜熱帯のチョウ1 スジグロカバマダラ



P1100835.jpg


写真は、♀の「ベニモン型」と考えられる。

後述するが、
ジャコウアゲハ族(Troidini)に属し、
ジャコウアゲハと同様に幼虫時代の食餌植物である
ウマノスズクサ科植物の毒を体内に残す
ベニモンアゲハPachliopta aristrochiae)に擬態しているのである。

この擬態をすることによって、
この毒を嫌う外敵から身を守っているのである(ベイツ型擬態)。

ちなみにこの「ベニモン型」は♀にのみ見られるものである。



P1100836.jpg


シロオビアゲハ
Papilio polytes Linnaeus, 1758

科:アゲハチョウ科 Papilionidae
亜科:アゲハチョウ亜科 Papilioninae
族:アゲハチョウ族 Papilionini

属:アゲハチョウ属 Papilio

種:シロオビアゲハ Papilio polytes Linnaeus, 1758

前翅長:36~55mm
開張:60~80mm
分布:トカラ列島・中之島以南の南西諸島
成虫出現期:多化性(年5~6回発生)
   八重山諸島:通年
   奄美諸島:2月中旬~11月下旬
食餌植物:花蜜
幼虫食餌植物:
   ミカン科:シークヮーサー(ヒラミレモン),サルカケミカン,ハマセンダン
生育地:海岸,人家周辺など

翅の裏側も表側も黒地に白帯が目立つが、
メスにはオスと同様の白帯があるタイプ(Ⅰ型)と
ベニモンアゲハに擬態したと思われる赤斑のあるタイプ(Ⅱ型)とがある。

この赤斑がある「ベニモン型」(赤紋型,Ⅱ型)は、
ベニモンアゲハの生息する場所にのみ現れる。

同じ南方系の蝶であるベニモンアゲハは、
幼虫時代にウマノスズクサ科の植物を食草にして育ち、
成虫になっても体の中にウマノスズクサの毒素が残留している。

シロオビアゲハは本来無毒の生物であるが、
ベニモンアゲハに体色を似せることで、
外敵から身を守っていると考えられる。



P1100852.jpg


種名:シロオビアゲハ
撮影地点:群馬県桐生市新里町鶴ケ谷地内(ぐんま昆虫の森)
撮影日:20090607 14:36
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

蝶 (新装版山溪フィールドブックス)蝶 (新装版山溪フィールドブックス)
(2006/05)
松本 克臣

商品詳細を見る

日本産蝶類標準図鑑日本産蝶類標準図鑑
(2006/08)
白水 隆

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

黄褐色と黒の斑模様が美しい !? ベッコウガガンボ

グリムスキーワード 京都議定書

本日6月15日、
仕事先での昼休み、
敷地内を少し散策してみた。


桜の木(ソメイヨシノ)をじっくり観察してみると、・・・
なにやら黄色と黒の縞模様がある
非常に脚の長い昆虫がいた。


P1110063.jpg


トラのような体色のほかは、
ガガンボによく似た特徴をもっていた。


翅のカタチ、体形、長い脚など・・・
ホント、ガガンボにソックリである。



P1110069.jpg


帰宅後すぐ、
ガガンボ科を検索してみると・・・


ベッコウガガンボがひっかかった。
蛾類の♂の触覚を思わせる櫛歯状の触覚は、
ベッコウガガンボの♂に特徴的なものであるらしい。


それにしても美しいフォルムだ!



P1110060.jpg


ベッコウガガンボ
Ctenophora (Dictenophora) pictipennis fasciata Coquillett. 1898

科: ガガンボ科 Tipulidae
亜科: ガガンボ亜科 Tipulinae

族: Ctenophorini族

種: ベッコウガガンボ Dictenidia pictipennis

亜種:
 Dictenidia pictipennis pictipennis ベッコウガガンボ 北海道,本州(北部)
 Dictenidia pictipennis fasciata (ベッコウガガンボ) 本州,四国,九州
  ※ 原名亜種では翅の黒帯が薄い

体長: 13~17mm
分布: 本州,四国,九州
出現期: 5~6月
餌: 水,花の蜜

特徴:
  黄褐色~橙色と黒のコントラストが美しい。
  ♂は触覚が櫛歯状を呈し、♀よりも若干小型となる。
  腹部は強く外反湾曲し二股に分かれる。
  この形態は、♀の産卵の際、朽木に卵を生みつける時に機能するという。

  山地などの渓流沿いに多産する。
 


P1110064.jpg


種名:ベッコウガガンボ
撮影地点:東京都町田市山崎団地
撮影日:20090615 12:49
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

ポケット版 学研の図鑑〈1〉昆虫 (学研の図鑑 (1))ポケット版 学研の図鑑〈1〉昆虫 (学研の図鑑 (1))
(2002/04)
岡島 秀治

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

亜熱帯のチョウ1 スジグロカバマダラ

グリムスキーワード 京都議定書

6月7日、
ぐんま昆虫の森にいったときのこと。
いい天気の日曜日だったこともあり(暑いぐらいだった・・・)、
親子連れなどを中心に、結構な賑わいをみせていた。


これまでのように、
ところどころ留まってゆっくり観察しながら歩く・・・
ってわけにはいかなかったが、
それでも他の観覧者より時間をかけて観察していった。


同じく賑わっていた温室内で、
いくつかの亜熱帯に生息するチョウを観察した。
今回はスジグロカバマダラについて紹介する。



P1100842.jpg


カバマダラ,スジグロカバマダラについては、
以前「ぐんま昆虫の森」にいったときに紹介した。

ぐんま昆虫の森で出会ったチョウ4 カバマダラ


このときは、
カバマダラとスジグロカバマダラとの違いについて、
まだよくわかっていなかったため、
スジグロカバマダラをカバマダラと誤って紹介してしまった。

・・・ここで「スジグロカバマダラ」に訂正しておきたい・・・


ってことは、・・・
まだ、ぐんま昆虫の森でカバマダラに出会っていないことになる。

次回は気をつけて見てみようと心に決めた!
(あまり混んでるとじっくり見れないんだけど・・・)



P1100843.jpg


スジグロカバマダラ
Salatura genutia (Cramer, [1779])

科:タテハチョウ科
亜科:マダラチョウ亜科 Danainae
族:マダラチョウ族 Danaini

属:スジグロカバマダラ属 Salatura

種:スジグロカバマダラ日本産亜種 Salatura genutia genutia (Cramer, [1779])

前翅長:35~43mm
開張:70~80mm
分布:宮古諸島以南(先島諸島:宮古列島・八重山列島)
成虫出現期:1年中(多化性)
食餌植物:花の蜜
幼虫食餌植物:ガガイモ科リュウキュウガシワなど
生育地:海岸沿いの林から山地

特徴:翅の裏側と表側はカバ色(樺色/蒲色)の地に、
   黒縁があり、前翅の先端に白い斑模様がある。
   とくに筋が黒いのが特徴である。
   ちょうど「カバマダラ(Anosia chrysippus)」に黒い筋が入った状態。
   風に乗って本土に迷い込む場合もある(迷蝶)。

   樺色のマダラチョウで、
   黒い筋が入ることからこの名であると考えられる。


樺色(かばいろ/蒲色)
樺色は「この色」である(モニタの状況により若干異なる場合がある)。

RGB: (156,72,54)
RGB値の16進表記: #9C4836
CMYK: (0,70,70,33)
マンセル値: 10R 4.5/11
HSV: 10°,40%,61.2%
JIS規格(略称): 強い黄赤(st-O)



P1100845.jpg


種名:スジグロカバマダラ
撮影地点:群馬県桐生市新里町鶴ケ谷地内(ぐんま昆虫の森)
撮影日:20090607 14:34
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

蝶 (新装版山溪フィールドブックス)蝶 (新装版山溪フィールドブックス)
(2006/05)
松本 克臣

商品詳細を見る

日本産蝶類標準図鑑日本産蝶類標準図鑑
(2006/08)
白水 隆

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界117 コシロオビアオシャク

グリムスキーワード 京都議定書

6月11日夜、
灯火に集まる昆虫類の確認に出たときのこと。


またまたグリーンのシャクガがとまっていた。
やはりシャクガ科アオシャク亜科に属する個体である。


以前も述べたが、この仲間は似た種類が多い・・・

カギシロスジアオシャク Geometra dieckmanni Graeser, 1889
コシロオビアオシャク Geometra glaucaria Ménétriès, 1859
シロオビアオシャク Geometra sponsaria (Bremer, 1864)
クロスジアオシャク Geometra valida Felder & Rogenhofer, 1875
(上は「みんなで作る蛾類図鑑V2」の各ページにリンクする)

・・・などである。


このうち、
クロスジアオシャクとカギシロスジアオシャクについては、
既に以下で紹介してある。

めくるめく蛾の世界53 クロスジアオシャク
めくるめく蛾の世界105 カギシロスジアオシャク



P1100922.jpg


今回、
同定に用いたポイントは、

前翅の2本のはっきりした白線のうち、外側のラインの波状の度合い。
後翅のはっきりした白線の角度。

・・・の2点である。


これらを総合して、
本個体はコシロオビアオシャクと判断した。


・・・ホントに判断するのが難しい・・・。



P1100929.jpg


コシロオビアオシャク
Geometra glaucaria Ménétriès, 1859

科:シャクガ科(Geometridae)
亜科:アオシャク亜科(Geometrinae)

属:Geometra Linnaeus, 1758

開張:43~48mm
分布:北海道,本州; シベリア,朝鮮,中国
指定:香川県・準絶滅危惧
成虫出現期:7~8月
幼虫食餌植物:ブナ科コナラ属


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 コシロオビアオシャク」抜粋・一部改変)



P1100926.jpg


種名:コシロオビアオシャク
撮影地点:埼玉県所沢市下山口地内
撮影日:20090611 22:19
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

緑色の体と長~い尻尾がもの凄い! サキシマカナヘビ (ぐんま昆虫の森)

グリムスキーワード 京都議定書

先週6月7日の「ぐんま昆虫の森」でのこと・・・。


日曜日ということもあり、
親子連れを中心に賑わっていた
館内の常設展示室と亜熱帯のチョウたちの飛ぶ温室を抜け、
「ボルネオの自然と昆虫」が展示されている企画展示室に入った。


・・・すると、
1つの展示ケースに目が留まり、
完全に見入ってしまった。



P1100867.jpg


・・・展示ケースには、
見慣れない鮮やかなグリーンのトカゲがいた・・・。


ボルネオの企画展示ではなく、
亜熱帯生物展示の続きだった。


西表島などに生息するサキシマカナヘビ(先島金蛇)である。


さすが西表!
鮮やかな色彩である。


・・・亜熱帯なんだな・・・と再認識させられた。



P1100865.jpg


よく観察していると、
色にも驚かされたが、
その尾の長さに圧倒される・・・。


説明文を読むと、
尾の長さは 3/4 あるとのこと。


その通り、
近づいた2個体は相互に尾を絡み合わせるようにしていた。


・・・絶句・・・



P1100863.jpg


サキシマカナヘビ
Takydromus dorsalis Stejneger, 1904

科:カナヘビ科 Lacertidae
亜科:カナヘビ亜科 Lacertinae

属:クサカナヘビ属 Takydromus

全長:250-320mm
分布:石垣島,西表島,黒島? (固有種)
生息域:平地・低山地の草原,森林 (農耕地や民家近く等にも生息)
  ※ 樹上性傾向が強く、高い木にも登る。
食性:肉食性(昆虫類、節足動物等)
繁殖形態:卵生(春~秋、1回に1-2個の卵を数回に分けて産む)

形態:
 日本に生息するカナヘビ科の構成種では最大。
 尾は長く全長の3/4を占め、
 この尾を草や枝等に巻きつけることにより低木等に登ることもできる。
 体色は背面は鮮やかな緑色で、腹面は淡黄緑色。
 体色は草の中では保護色になる。

 背面の鱗は小さく、
 筋状の盛り上がり(キール)は見られないことから、
 サキシマカナヘビ属 Apeltonotus に分割されたこともあったが、
 現在では無効とする説が有力。
 太腿部内側の鱗にある穴(大腿孔)は2対。

指定:VU・絶滅危惧II類 (環境省レッドリスト)

人間との関係:
 ペットとして飼育されることもある。
 環境破壊やそれに伴う昆虫の減少で生息数が減少している。


(「Wikipedia サキシマカナヘビ」抜粋・一部改変)



P1100864.jpg


種名:サキシマカナヘビ
撮影地点:群馬県桐生市新里町鶴ケ谷地内(ぐんま昆虫の森)
撮影日:20090607 14:41
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

決定版 日本の両生爬虫類決定版 日本の両生爬虫類
(2002/09)
内山 りゅう沼田 研児

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界116 エグリヅマエダシャク

グリムスキーワード 京都議定書

今年5月19日、
食料買出しのため、
近所のスーパーに行ったときのこと。


2Fの駐車場にクルマをとめ、
階段を下っていると、
フロアの床材と同系色の
カッコいいカタチの蛾を発見した。


あまりにも床の色に溶け込んでいて、
思わず踏んでしまいそうになってしまった。



P1100355.jpg


実は、コレ!
同定にえらく時間がかかってしまった。
ヤガ科のツマキリヨトウ類など、
見当違いの科をずっと探していた。


今回、
全く違うシャクガを同定していると、
本種を発見!

ここぞとばかりに記事をアップしてみた・・・。

季節感が合わない点はご容赦いただきたい。



P1100353.jpg


エグリヅマエダシャク本土伊豆諸島以外亜種
Odontopera arida arida (Butler, 1878)

科:シャクガ科(Geometridae)
亜科:エダシャク亜科(Ennominae)

属:Odontopera Stephens, 1831

開張:42~49mm
分布:本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄諸島沖縄本島;
成虫出現期:4~6月,9~11月
幼虫食餌植物:
   ツバキ科:チャ
   ブナ科,バラ科,ツバキ科,ミズキ科,ツツジ科,スイカズラ科
終齢幼虫体長:45mm


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 エグリヅマエダシャク」抜粋・一部改変)



P1100350.jpg


種名:エグリヅマエダシャク
撮影地点:埼玉県所沢市上山口地内
撮影日:20090519
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界115 エゾエグリシャチホコ

グリムスキーワード 京都議定書

6月7日の群馬ドライブでのこと・・・。
夜になって、
渋川市の水沢地内を
蛾を探しながら走っていると、・・・


いた!


なかなか面白い格好!
この格好は、
シャチホコガの仲間の特徴である。


小さいながら、
見ごたえのある体つきと模様・・・。
帰宅後、
写真を見ながら調べると・・・
エゾエグリシャチホコであることがわかった。



P1100890.jpg


エゾエグリシャチホコ
Ptilodon jezoensis (Matsumura, 1919)

科:シャチホコガ科(Notodontidae)

属:Ptilodon [Hübner], [1822]

開張:40~50mm
分布:北海道,本州,四国,九州;
成虫出現期:5~6月,8月
幼虫食餌植物:
   ブナ科コナラ属:ミズナラ
   トチノキ科:トチノキ
   シナノキ科:シナノキ
   バラ科:アズキナシ,ナナカマド
   ブナ科ブナ属:ブナ
終齢幼虫体長:40mm


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 エゾエグリシャチホコ」抜粋・一部改変)



P1100888.jpg


種名:エゾエグリシャチホコ
撮影地点:群馬県渋川市伊香保町水沢地内
撮影日:20090607 21:18
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界114 キマエクロホソバ

グリムスキーワード 京都議定書

6月3日夜、
家の周囲の灯火に集まる蛾類を観察しに行った。
この日は、以前紹介したニホンイモリ(「珍客来訪! ニホンイモリ」)の他、
いくつかの蛾類の種を発見したが、
とくに目を引いたのは、
棒状に静止する黒い蛾であった。


P1100745.jpg


この種は、
以前灯火採集の際に何度も確認したことがあった。


ヒトリガ科コケガ亜科の
キマエクロホソバと考えられる。


但し、・・・
以前確認した時の大きさに比べて
異様に大きく、黒い気がして、
少し驚いてしまった。


しかし、
黄色の紋・ラインの位置等、
キマエクロホソバで間違いないようである。



P1100742.jpg


キマエクロホソバ
Ghoria collitoides Butler, 1885

科:ヒトリガ科(Arctiidae)
亜科:コケガ亜科(Lithosiinae)

属:Ghoria Moore, 1878

開張:33~40mm
分布:北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島;
   シベリア,樺太,朝鮮,中国
成虫出現月:5~6月,北海道7月
幼虫食餌植物:地衣類


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 キマエクロホソバ」抜粋・一部改変)



P1100740.jpg


種名:キマエクロホソバ
撮影地点:埼玉県所沢市上山口地内
撮影日:20090603 23:57
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界113 昼間でも夜の女王 !? オオミズアオ2

グリムスキーワード 京都議定書

6月7日の群馬ドライブで行った
「ぐんま昆虫の森」散策時のこと・・・。


ヤママユの幼虫の観察を終え、
帰路につくと、

・・・ンん !?

またまた違和感が・・・。
生態調査中エリアの囲いをしてある
木杭に白く大きな物体が・・・。


オオミズアオだ!

オオミズアオは、既に以下で紹介している。
めくるめく蛾の世界5 オオミズアオ



P1100873.jpg


じっくり見ると、
♀のオオミズアオが
木杭に巻かれたシュロ縄につかまって、
じっとしていた・・・。


どうやら羽化直後で、
濡れたやわらかい翅を乾かしているようであった。



P1100876.jpg


少し触ると、
体内に溜まった水分をはきだした。


・・・間違いない・・・
ホントに羽化直後なのだ・・・。



P1100878.jpg


かわいそうなので、
あまり触らずに、観察を続けることにした。


それにしても美しいデザインである。
薄緑色に濃赤紫色のアクセント・・・。
素晴らしい。


標本では表現できなかったが、
脚も前翅上端と同じ濃赤紫色である。
白いフサフサの体から伸びる脚は、
なんともいえずカワイイものだ!



P1100880.jpg


オオミズアオ本州・四国・九州・対馬亜種
Actias artemis aliena (Butler, 1879)

科:ヤママユガ科(Saturniidae)
亜科:ヤママユガ亜科(Saturniinae)

属:Actias Leach, 1815

開張:80~120mm
分布:本州,四国,九州,対馬,種子島;
成虫出現期:4~5月,7~8月
幼虫食餌植物:バラ科,ブナ科,カバノキ科,ミズキ科
終齢幼虫体長:70~80mm


「幼虫と繭は先端の鋭い棘を持ち、
  接触時痛みを感じ、軽い発赤や丘疹を生ずる。
  短時間で治癒する」(『環境衛生』18-10,1971年)。
オオミズアオとオナガミズアオの見分け方
  触角:オオミズアオは茶色、
     オナガミズアオは黄緑のことが多いが例外もある。
  前翅の地色:オオミズアオは黄色っぽいことが多いが、
     春に出るものはそれほど色の違いは大きくない。
  前翅の赤紫の縁取り:オナガミズアオの方が一般的に色が薄い。
  前翅の外側の黒すじ:オオミズアオは波状のことが多く、
     オナガミズアオは直線のことが多いが、
     中途半端なのもあってこれだけでは区別できない。
  後翅の斑紋:オオミズアオでは縦長の楕円、
     オナガミズアオはやや大きくて円に近い。
  生息環境:これは意外と重要である。
     オナガミズアオはハンノキかその仲間しか食べないため、
     そのような植物がなければオオミズアオの可能性が格段に高くなる。
  大きさ:一般にオナガミズアオの方が小さいが、
     個体の大きさも重なり、写真で区別に使うのは難しい。
  ※ これらを総合して判断する。


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 オオミズアオ本州・四国・九州・対馬亜種」抜粋・一部改変)



P1100882.jpg


種名:オオミズアオ(♀)
撮影地点:群馬県桐生市新里町鶴ケ谷地内(ぐんま昆虫の森)
撮影日:20090607 15:25
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界112 ヤママユ(幼虫)

グリムスキーワード 京都議定書

昨日、6月7日、
久しぶりに群馬ドライブに行った。
天気もよく、
いい季節になってきたので、
再び「ぐんま昆虫の森」に足を伸ばしてみた。


館内展示を観覧後、
(現在、企画展「ボルネオの自然と昆虫」が開催中であった)
館外の広い森の中を散策した。


コナラの木の下を歩いていると・・・、

ん !?

・・・なんか変?
葉先に違和感を感じて立ちどまった。


P1100813.jpg


おっ!
ヤママユの幼虫だ。
既に終齢幼虫になっている。
60mm前後のもっちりした緑色の体。
繭を作って蛹化するのは、
もうすぐだと思われる。

よく見ると
違う枝にも別個体がぶら下がって、
擬態していた。

・・・ん~。見つかりにくいわけだ・・・。


P1100818.jpg


ヤママユ本州以南屋久島以北亜種
Antheraea yamamai yamamai (Guérin-Méneville, 1861)

科:ヤママユガ科(Saturniidae)
亜科:ヤママユガ亜科(Saturniinae)

属:Antheraea Hübner, 1819

開張:115~150mm
分布:本州,四国,九州,対馬,屋久島; ウスリー,朝鮮
指定:沖縄県:D(希少種)
成虫出現期:7~9月
幼虫食餌植物:
   ブナ科コナラ属:クヌギ,コナラ,カシワ,カシ
   ブナ科クリ属:クリ
   バラ科:リンゴ,サクラ
終齢幼虫体長:55~70mm


幼虫は、尾脚の茶色い紋が、くさび形に食い込む。
  オオミズアオの幼虫に似るが、本種幼虫は褐色紋が三角状で、
  腹横線に大きく食い込み、気門が腹横線の下側に離る。
  また、中足と後足の関節の背中部分に黄色い玉が無い。


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 ヤママユ本州以南屋久島以北亜種」抜粋・一部改変)


ヤママユについては、
以前、以下の記事で紹介した。

めくるめく蛾の世界2 ヤママユ



P1100814.jpg


種名:ヤママユ(幼虫)
撮影地点:群馬県桐生市新里町鶴ケ谷地内(ぐんま昆虫の森)
撮影日:20090607 14:08
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界111 キオビベニヒメシャク

グリムスキーワード 京都議定書

6月5日夜、
家の周囲の灯火に集まる蛾類を観察しに行った。
いくつかの種を発見したが、
この日目を引いたのは、
きわめて小さい蛾であった。


開張で10mm前後といったところであろうか・・・。
黄褐色の地色に赤褐色の縁や斑紋。
小さいながらに美しい蛾である。


その形態からシャクガ科ヒメシャク亜科と考えられた。
該当するのは以下の2種であった。

キオビベニヒメシャク Idaea impexa impexa (Butler, 1879)
フチベニヒメシャク Idaea jakima (Butler, 1878)

今回もそれぞれの特徴を総合的に勘案して、
キオビベニヒメシャクに同定した。



P1100767.jpg


キオビベニヒメシャク
Idaea impexa impexa (Butler, 1879)

科:シャクガ科(Geometridae)
亜科:ヒメシャク亜科(Sterrhinae)

属:Idaea Treitschke, 1825

開張:10~14mm,2回目11mm
分布:本州,四国,九州,対馬,屋久島; 朝鮮,中国
成虫出現期:5~7月,9月
幼虫食餌植物:不明
終齢幼虫体長:13~15mm

(「みんなで作る蛾類図鑑V2 キオビベニヒメシャク」抜粋・一部改変)


P1100769.jpg


種名:キオビベニヒメシャク
撮影地点:埼玉県所沢市上山口地内
撮影日:20090605 23:48
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界109 シンジュサン2

グリムスキーワード 京都議定書

6月4日、
よくブログに遊びに来てくれている
どんどんさんから が届いた・・・。


なにやらデッカイ蛾発見!・・・とのこと!
いいねぇ・・・。どれどれ!


・・・って、シンジュサン !?
うわ。いいなぁ・・・。



DVC00033.jpg


写真は広島で撮影したのかな?


もう、
シンジュサンが出現する季節になったんだな・・・。

結構いる種だと思うけど、
意識して探しているとなかなか見つからない・・・。

なんとか今年も見つけたいものだ。



DVC00034.jpg


シンジュサン本州以西対馬以外亜種
Samia cynthia pryeri (Butler, 1878)

科:ヤママユガ科(Saturniidae)
亜科:ヤママユガ亜科(Saturniinae)

属:Samia Hübner, 1819

開張:110~140mm
分布:本州,四国,九州,種子島,屋久島,奄美大島,徳之島,奄美諸島沖永良部島,
   沖縄諸島沖縄本島,石垣島,西表島; 朝鮮,中国
指定:宮城県・準絶滅危惧(nT),新潟県・地域個体群(LP)
成虫出現期:5~6月,8~9月
幼虫食餌植物:
   ニガキ科:シンジュ,ニガキ
   ミカン科:キハダ
   ブナ科コナラ属:クヌギ
   エゴノキ科:エゴノキ
   クスノキ科:クスノキ
   ミツバウツギ科:ゴンズイ
   トウダイグサ科:ナンキンハゼ,ヒマ
   ミカン科:カラスザンショウ
終齢幼虫体長:50mm


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 シンジュサン本州以西対馬以外亜種」抜粋・一部改変)



下は、
昨年新潟県十日町市松之山で採集した個体。

めくるめく蛾の世界4 シンジュサン

P1080311web.jpg


種名:シンジュサン(♂)
採集地点:新潟県十日町市松之山湯元地内
採集日:20080803
採集:中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界110 コベニスジヒメシャク

グリムスキーワード 京都議定書

6月1日夜、
日課である周囲の明かりに集まる
蛾類の点検に出た時のこと。

小さいながら、
赤っぽい横ラインの美しい蛾が飛来していた。
体形や翅の形、模様などから、
シャクガ科ヒメシャク亜科の仲間と考えられた。


P1100682.jpg


ただし、
この仲間にも似たようなものが多い・・・。
(最近、こんなのばっかり・・・)

フトベニスジヒメシャク Timandra apicirosea (Prout, 1935)
コベニスジヒメシャク Timandra comptaria Walker, 1863
トガリベニスジヒメシャク Timandra convectaria Walker, 1861
ウスベニスジヒメシャク Timandra dichela (Prout, 1935)
ベニスジヒメシャク本州以南亜種 Timandra recompta prouti (Inoue, 1958)

・・・などなど・・・。


いずれも地味な黄褐色の地色に、
赤褐色の横ラインが入る・・・。


どうにも同定が難しかったが、
大きさや紋様のあり方など、総合的に判断して、
本個体はコベニスジヒメシャクだと判断した。



P1100679.jpg


コベニスジヒメシャク
Timandra comptaria Walker, 1863

科:シャクガ科(Geometridae)
亜科:ヒメシャク亜科(Sterrhinae)

属:Timandra Duponchel, 1829

開張:19~25mm
分布:北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島; シベリア,朝鮮,中国
成虫出現期:6~7月,8~9月
幼虫食餌植物:
   タデ科:ニワヤナギ,イヌタデ,ママコノシリヌグイ

ベニスジヒメシャク、ウスベニスジヒメシャクに似るが、
  本種は一般に外縁と縁毛の紅色が強い個体が多いが、あまり強くない事もある。
  前翅・後翅外横線の中央部での突出は、
  ウスベニスジヒメシャクやフトベニスジヒメシャクよりやや強い事が多い。


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 コベニスジヒメシャク」抜粋・一部改変)



P1100681.jpg


種名:コベニスジヒメシャク
撮影地点:埼玉県所沢市上山口地内
撮影日:20090601 23:55
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

珍客来訪! ニホンヤモリ

グリムスキーワード 京都議定書

6月3日夜、
再び、周囲の明かりに集まる
蛾類の点検に出かけた・・・。


いくつかの蛾類を見つけ、
観察・撮影を終え、ふと壁を見上げると、・・・


ん・・・ !?


いつもと何かが違う・・・違和感・・・。
そう、
何かがいるのだ!



P1100735.jpg


ヤモリだ!

・・・久々に見た!
あわててカメラを向けて撮影した。
あっ!フラッシュたいちゃった!


キョトン・・・としているヤモリ。
驚かせちゃったかな?

そうこうしている間に、
スルスルと壁の隙間に消えていった・・・。



P1100737.jpg


ニホンヤモリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(抜粋・一部改変)

ニホンヤモリ(日本守宮、Gekko japonicus)は、
爬虫綱有鱗目ヤモリ科ヤモリ属に分類されるトカゲ。
別名ヤモリ。

種小名 japonicus は「日本の」の意。
しかし、
下記の通りユーラシア大陸からの外来種と考えられており、
日本固有種ではない。

分布: 中国東部,日本(福島県以南の本州、四国、九州),朝鮮半島


形態

全長10-14cm。
体色は灰色や褐色で、不鮮明な暗色の斑紋が入る。
環境に応じて体色の濃淡を変化させることができる。
全身が細かい鱗に覆われるが背面にはやや大型の鱗が散在する。
尾は基部に2-4対の大型のイボ状の鱗があり、
自切と再生を行うことができる。
体は扁平で、壁の隙間等の狭い場所にも潜りこむことができる。

四肢には指ごとに1対の趾下薄板が発達し、
壁面にも張りついて活動することができる。


生態

主に民家やその周辺に生息する。
都市部では個体数が多く郊外では少なくなり、
少なくとも日本では原生林には生息しない。
夜行性で、昼間は壁の隙間等で休む。
獲物目当てに灯火の周りに現れることが多く、
驚くと壁の隙間等の狭い場所へ逃げ込む。
冬になると壁の隙間や縁の下等で冬眠する。

食性は動物食で、生きた昆虫類や節足動物等を捕食する。

繁殖形態は卵生で、
5~9月に1~3回に分けて、
1回に2個ずつの粘着質に覆われた卵を木や壁面に産む。


人間との関係

民家近くに生息することもあり、
生息地では人間に身近な存在である。
日本では原生林等では見られず、
民家やその周囲のみに生息することから、
大陸からの貨物等に紛れて持ち込まれた外来種と考えられている。

害虫を捕食することから家を守るとされ、
「守宮」(あるいは「家守」)と呼ばれる。
人間に対しては攻撃性が低く、
害を与えることもないため、有益な動物である。
縁起物として大切にする風習もあるが、
近年では逆に民家に侵入する不快な生物として扱われることもある。

捕まえる際は傷つきやすいため布をかぶせた棒などで追いこみ、
捕虫網等へ落とす。
手で掴むと噛みつくことがあるが、
小型種の上に骨格が頑丈とはいえず、
人間に噛みつくと逆に顎の骨を折る可能性がある。

ペットとして飼育されることもあり、
ペットショップで販売されることもある。
また、爬虫類食の動物に対し餌として用いられることもある。
テラリウムで飼育される。
枝や樹皮を立てかけて隠れ家にする。
水分は壁面に霧吹きをして与えるが、
体温を奪う可能性があるため、
水は冷えたものを使わず生体に直接かけるのは避けた方が良い。
水容器からは基本的に水を飲まないが、
脱皮前には水容器に漬かることもある。
基本的に生きた昆虫類だけを食べるため、
本種の飼育にあたっては、
本種が食べる生餌を常に用意する必要がある。



P1100738.jpg


種名:ニホンヤモリ
撮影地点:埼玉県所沢市上山口地内
撮影日:20090603 23:12
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

決定版 日本の両生爬虫類決定版 日本の両生爬虫類
(2002/09)
内山 りゅう沼田 研児

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界108 コガタツバメエダシャク

グリムスキーワード 京都議定書

6月1日夜、
日課である周囲の明かりに集まる
蛾類の点検に出た時のこと。


・・・玄関のドアに白い綺麗な蛾がとまっていた・・・


その特徴から、
シャクガ科エダシャク亜科の
ツバメエダシャクの仲間であることがわかった。

ただし、
この仲間も似た種類が多い・・・。

フトスジツバメエダシャク Ourapteryx japonica Inoue, 1993
シロツバメエダシャク Ourapteryx maculicaudaria (Motschulsky, 1866)
ウスキツバメエダシャク Ourapteryx nivea Butler, 1884
コガタツバメエダシャク Ourapteryx obtusicauda (Warren, 1894)

・・・などなど・・・(上は「みんなで作る蛾類図鑑V2」の各ページにリンクする)。


本個体は、
体長,翅の模様,色などを総合的に勘案して、
コガタツバメエダシャク Ourapteryx obtusicauda (Warren, 1894)
・・・に分類した。



P1100651.jpg


コガタツバメエダシャク
Ourapteryx obtusicauda (Warren, 1894)

科:シャクガ科(Geometridae)
亜科:エダシャク亜科(Ennominae)

属:Ourapteryx Leach, 1814

開張:30~40mm
分布:北海道,本州,四国,九州;
成虫出現期:5~7月,中部山地7~9月
幼虫食餌植物:
   ヤナギ科,カバノキ科,ブナ科,クスノキ科,アワブキ科,マタタビ科,
   ツバキ科,ツツジ科,エゴノキ科,スイカズラ科,カエデ科
終齢幼虫体長:40mm

ウスキツバメエダシャクより一回り小さめ。
  顔面ほぼ白。前翅は純白に近い。すじは灰色で茶色味がない。
  平地~山地に多い。


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 コガタツバメエダシャク」抜粋・一部改変)



P1100653.jpg


種名:コガタツバメエダシャク
撮影地点:埼玉県所沢市上山口地内
撮影日:20090601 22:09
撮影:G8-MASARU




・・・話は違うが、・・・

ウチの集合住宅のエントランスに
ツバメが営巣中である・・・。

ツバメは飛んでいる昆虫を空中で捕食する鳥である。

えっ !? 蛾の大敵ジャン!

まだ雛は生まれていないようだが、
生まれてしまうと周囲の大量の蛾類を含む昆虫が
捕食されることになる・・・。

・・・ということで、
自分にとっても、大いなるライバルの出現である(笑)。


P1100576.jpg


ツバメ
Hirundo rustica Linnaeus, 1758

目:スズメ目 Passeriformes
科:ツバメ科 Hirundinidae

属:ツバメ属 Hirundo

全長約17cm。
背は光沢のある藍黒色で、のどと額が赤い。
腹は白く、胸に黒い横帯がある。
尾は長く切れ込みの深い二股形で、
この尾の形をツバメにちなんで燕尾形という。
餌は飛行する昆虫で、これらを空中で捕食し、
水も水面上を飛行しながら飲むことができる。
そのため翼が大きく、飛行に適した細長い体型となっており、
時速50~200kmという高速で飛行することができる。
反面、脚は短くて歩行には不向きで、
巣材の泥を求めるとき以外は地面に降りることはめったにない。
渡り鳥である。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』・ツバメ 抜粋)




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼

めくるめく蛾の世界107 モモスズメ vol.2

グリムスキーワード 京都議定書

6月1日夜、
日課である周囲の明かりに集まる
蛾類の点検に出た時のこと。


・・・あっ!
 あのシルエットは・・・。


ステルス戦闘機のような静止姿勢の
やや大型の蛾!
今シーズン初のスズメガの仲間である。


前翅の桃色味を帯びた灰色と褐色の縞模様・・・
クチバスズメモモスズメがこれに近いが、
この個体はモモスズメであった。


静止状態をじっくり観察、撮影した後、
今季初の大好きなスズメガということで、
採集させてもらった。

展翅状況については後日紹介する。


ちなみにモモスズメに関しては以下ですでに紹介してある。
めくるめく蛾の世界57 モモスズメ


ウ~ン・・・それにしても凛々しいお姿!
惚れ惚れしてしまう・・・。



P1100662.jpg



モモスズメ
Marumba gaschkewitschii echephron (Boisduval, [1875])

科:スズメガ科(Sphingidae)
亜科:ウチスズメ亜科(Smerinthinae)

属:Marumba Moore, 1882

開張:70~90mm
分布:北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島; 朝鮮
成虫出現期:5~8月
幼虫食餌植物:
   バラ科:ウメ,モモ,サクラ,アンズ,スモモ,リンゴ,ナシ,
     ニワウメ,ヤマブキ,マルメロ,ビワ,カイドウ,ウワミズザクラ
   ニシキギ科:ニシキギ
   ツゲ科:ツゲ
   スイカズラ科:ハコネウツギ
終齢幼虫体長:70~80mm

クチバスズメに似るが、
  前翅の色、脚の色、触角の太さ(雌雄に注意)、
  大きさ、一番内側の横線の走り方などで区別できる。


(「みんなで作る蛾類図鑑V2 モモスズメ」抜粋・一部改変)



P1100661.jpg


種名:モモスズメ
撮影地点:埼玉県所沢市上山口地内
撮影日:20090601 22:12
撮影:G8-MASARU




※ フィールドを持ち歩いての同定にはこちらがオススメ!

チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
(1999/03)
松本 克臣

商品詳細を見る

※ よろしければ、ポチッと!
人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
TREview
おきてがみ


(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
・・・キーワード探しは少しお休み!!
... Read more ▼
| HOME | NEXT
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。