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白っぽくて硬そうな体 シロコブゾウムシ … 狭山湖周辺

グリムスキーワード 京都議定書



5月22日、
再び狭山湖方面の散策に出た。
この日も穏やかな天気で、
多くの生物を観察した。



P1180189.jpg


この日観察した生物については、
既に以下で紹介している。


P1180169-100.jpg  身近な野鳥25 スズメ(幼鳥) … 埼玉県所沢市上山口地内

P1180391-100.jpg  身近なチョウ5 【国内移入種】 アカボシゴマダラ(春型) … さいたま緑の森博物館

P1180247-100.jpg  美しいコウチュウ アカガネサルハムシ vol.2 … 狭山湖周辺

P1180181-100.jpg  身近な野鳥26 スズメ(幼鳥) vol.2 … 埼玉県所沢市上山口地内



「狭山丘陵いきいきものふれあいの里」
スポット3(湿生植物の里)に向かう途中、
大きなシダ植物の葉の上にゾウムシを見つけた。



P1180301.jpg


オニヤブソテツ 
Cyrtomium falcatum

科: オシダ科 
属: ヤブソテツ属

分布: 北海道南部以南の日本各地;朝鮮,中国,ベトナム,台湾,インドなど

常緑のシダ植物。
海岸の崖地、温暖な地方ではやや内陸の丘陵地帯に生育する。
葉の長さは15~60cm。
崖地に生育する場合には垂れ下がるが、平坦地では立ち上がる。
葉の幅は15~15cmで、側羽片は7~18対。
葉が厚く、色が深緑色である点は、本種の特徴の1つであるが、
内陸に至るにつれ、葉の質は薄くなる。
羽片の縁は不規則にうねり、胞子嚢群は円形で、裏面全体に散らばる。
変異が大きい。



P1180302.jpg


ゴツゴツして硬そうなイメージ。
動きもそれほど素早くなく、
コンデジの撮影はスムースにできた。



P1180303-2.jpg


シロコブゾウムシ
Episomus turritus


界: 動物界 Animalia
門: 節足動物門 Arthropoda
綱: 昆虫綱 Insecta
目: コウチュウ目(鞘翅目) Coleoptera
亜目: カブトムシ亜目(多食亜目) Polyphaga
下目: Cucujiformia
上科: ゾウムシ上科 Curculionoidea Latreille, 1802
科: ゾウムシ科 Curculionidae
亜科: クチブトゾウムシ亜科
種: シロコブゾウムシ Episomus turritus


大きさ: 13~17mm
時 期: 4~8月
分 布: 本州,四国,九州


上翅にコブ状の隆起を持つ、灰褐色のゾウムシ。
体は黒色だが、灰色や黄褐色、灰白色の鱗片で全身がおおわれている。
クズ,ハギ,ニセアカシア,フジなど、マメ科植物の葉を食べる。


(出典:『昆虫エキスプローラ シロコブゾウムシ』ほか)



P1180304.jpg


種名: シロコブゾウムシ
撮影地点: 埼玉県所沢市三カ島地内(狭山湖湖畔)
撮影日: 20100522
撮影: GC8-MASARU





本ブログ「気ままDRIVE」での昆虫類検索は以下のリンクから!

   気ままDRIVE的 !? 昆虫類つれづれ (記事インデックス)



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(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
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群馬サファリパークの動物たち1 ベンガルトラ … トラゾーン

グリムスキーワード 植林・植樹



5月29日、
群馬サファリパークに行った。


ドンヨリとした天気で、
予報もよくなかったけど、
なんとか雨は降らずに日中を過ごすことができた。


サファリパーク内では
車のすぐそばで
間近に多くの動物たちを観察することができた。



P1180480.jpg


大迫力!


トラエリアでは、
ベンガルトラやホワイトタイガーを見ることができた…。


ベンガルトラは
木陰の岩の上で眠っていたようだ。


コンデジで撮影していると…
目を開けてこっちを見た。


おおッ…怖っ…。



P1180480-2.jpg


このコの名まえは「ライ(♂)」。
こんな注意書きが書いてあった。


「 … 2000年6月8日に群馬サファリパークで誕生しました。
とても体が大きく力もありますが、以外に気は小さいです。
もう大人ですが、まだまだ遊びが大好きで
お客様の車に近づきいたずらをしてしまうこともあります。
乗用車でご入園のお客様は、
ライにいたずらをされないよう気をつけてくださいね … 」


…って、
こんな大きな体のトラに襲われるのを、
どうやって注意すればいいのやら…



P1180481.jpg


ベンガルトラ
Panthera tigris tigris


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 哺乳綱 Mammalia
目: 食肉目(ネコ目) Carnivora
科: ネコ科 Felidae
属: ヒョウ属 Panthera
種: トラ P. tigris
亜種: ベンガルトラ P. t. tigris

英名: Bengal tiger


分布: インド,中華人民共和国南部,ネパール,バングラデシュ,
    ブータン,ミャンマー


大型のネコ科動物で、
大人の♂は体長が約3m,体重は約250kg、
♀でも体長が約2m50cm,体重は約150kgに達する。
普段は単独で暮らす夜行性の動物で、
非常に攻撃的な性格を持っている。
丈の高い草原や草の茂った湿地帯、
または乾いて開けた森や一年中葉を落とさない木の生えた湿った林などで生活し、
水辺近くの草むらを好む。
体のシマ模様は森林や草の茂み中でのカモフラージュに都合が良く、
地面をはって獲物に近づき一気に飛びつき首スジをかんで窒息死させる。
主な獲物はサンバーなどシカの仲間。
水が大好きで泳ぎが上手。



P1180481-2.jpg


種名: ベンガルトラ
撮影地点: 群馬県富岡市岡本地内(群馬サファリパーク)
撮影日: 20100529
撮影: GC8-MASARU





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身近なチョウ6 イチモンジチョウ … さいたま緑の森博物館

グリムスキーワード 京都議定書



5月22日、
再び狭山湖方面の散策に出た。


この日も穏やかな天気で、
多くの生物を観察することができた。



P1180189.jpg


この日観察した生物については、
既に以下で紹介している。


P1180169-100.jpg  身近な野鳥25 スズメ(幼鳥) … 埼玉県所沢市上山口地内

P1180391-100.jpg  身近なチョウ5 【国内移入種】 アカボシゴマダラ(春型) … さいたま緑の森博物館

P1180247-100.jpg  美しいコウチュウ アカガネサルハムシ vol.2 … 狭山湖周辺

P1180181-100.jpg  身近な野鳥26 スズメ(幼鳥) vol.2 … 埼玉県所沢市上山口地内



例によって、
狭山湖堰堤を抜けて外周道路に入り、
勢いで「さいたま緑の森博物館」まで歩いてみることにした。



P1180263.jpg


「さいたま緑の森博物館」、
狭山丘陵に育まれた里山環境をそのまま保全し、
ありのままの動植物を観察する事ができる
フィールド型のミュージアムだ。


img043omote01-02.jpg  さいたま緑の森博物館 Official Site



さいたま緑の森博物館での観察記録は、
本記事下部の【 ... Read more 】から…。



やっとの思いで着いた
さいたま緑の森博物館…。


とりあえず、
以前カワセミを観察した大谷戸湿地の管理棟で
一休みすることにした。



【大谷戸湿地】
P1170287.jpg


P1160905-100.jpg  【カワセミ科 Alcedinidae】
○ カワセミ Alcedo atthis Linnaeus, 1758
身近な野鳥7 カワセミ … さいたま緑の森博物館




…すると…、


管理等の雁木に黒いチョウがとまっているのが見えた。


…ん?


イチモンジチョウ?アサマイチモンジ?



P1180363.jpg


前翅表面の中室と第3室の白斑が未発達なことによって、
白い列点状の模様が途切れた形となっている。


…このことから、
アサマイチモンジではなくイチモンジチョウであると判断できた。



P1180364.jpg



※ 近縁種アサマイチモンジの特徴は下記のとおりである。


【近縁種アサマイチモンジ(標本)】
asama001.jpg

アサマイチモンジは、
前翅表面中室と第3室の白斑が発達し、
「イチモンジ(一文字)」の名の由来となる
白い列点が連続した模様をなす。


※ アサマイチモンジについての記事は下記のリンクから!

 ○ アサマイチモンジ Limenitis glorifica
     美しいタテハチョウの仲間4 アサマイチモンジ
      P1080788.jpg




P1180365.jpg


イチモンジチョウは暑くなった陽気を避けるように
雁木の日陰にとまり、
ブロックに浸み込んだ水分を吸水していた。



P1180370.jpg


イチモンジチョウ
Limenitis camilla japonica


界: 動物界 Animalia
門: 節足動物門 Arthropoda
綱: 昆虫綱 Insecta
目: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科: アゲハチョウ上科 Papilionoidea
科: タテハチョウ科 Nymphalidae Rafinesque, 1815
亜科: イチモンジチョウ亜科 Limenitidinae
属: イチモンジチョウ属 Limenitis
種: イチモンジチョウ L. camilla japonica

和名表記: 一文字蝶


前翅長: 24~36mm
出現期: 5~10月
分布: 北海道,本州,四国,九州
    (屋久島,種子島以南の南西諸島を除く日本全土)
幼虫食餌植物:
    スイカズラ科: スイカズラ,ヒョウタンボク,タニウツギ,
           ハコネウツギなど


黒地に鮮やかな一文字模様を持つタテハチョウの仲間。
アサマイチモンジによく似るが、
本種の方が全体に活発な雰囲気を持つ。
(前翅の白紋の現れ方をよく見ると確実に見分けられる)
渓流沿いの樹林周辺に生息し、
都市郊外でも普通に見られる。


(出典:『昆虫エキスプローラ イチモンジチョウ』ほか)



P1180372.jpg


種名: イチモンジチョウ
撮影地点: 埼玉県入間市宮寺地内(さいたま緑の森博物館)
撮影日: 20100522
撮影: GC8-MASARU





本ブログ「気ままDRIVE」でのチョウ類検索は以下のリンクから!

   気ままDRIVE的 !? チョウの世界 (記事インデックス)





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身近な野鳥26 スズメ(幼鳥) vol.2 … 埼玉県所沢市上山口地内

グリムスキーワード エコアクション



5月22日、
再び狭山湖方面の散策に出た。


この日も穏やかな天気で、
多くの生物を観察することができた。



P1180189.jpg


この日観察した生物については、
既に以下で紹介している。


P1180169-100.jpg  身近な野鳥25 スズメ(幼鳥) … 埼玉県所沢市上山口地内

P1180391-100.jpg  身近なチョウ5 【国内移入種】 アカボシゴマダラ(春型) … さいたま緑の森博物館

P1180247-100.jpg  美しいコウチュウ アカガネサルハムシ vol.2 … 狭山湖周辺

P1180412-2-100.jpg  めくるめく蛾の世界244 フタホシシロエダシャク … 狭山湖周辺



今回は、
身近な野鳥25 スズメ(幼鳥) … 埼玉県所沢市上山口地内
のつづき…


飛び立ったスズメは、
ぎこちなく羽ばたき、
すぐ近くの配管チューブにとまったのだった。


まだうまく飛べないのだろうか…。



P1180174.jpg


とまった先には、
さっきのスズメと同じくらいの幼鳥がとまっていた。


2羽で並んでキョロキョロしている…。



P1180176.jpg


さっきまで
すぐそこにとまっていたスズメを撮影していて、
飛び立ってしまったことで
しまおうとしていたコンデジを再度構えて撮影を続けた。



P1180177.jpg


まだ飛ぶことに慣れていないらしい
スズメの幼鳥たちは、
チューブにしっかりつかまって、
お互い顔を見合わせたりしていた。



P1180178.jpg


どうやら
キョロキョロするのにも規則性がありそうだ…。


チュン…チュン…。


少し離れたところから響く
やや大きなスズメの鳴き声に反応しているようだ。



P1180179.jpg


親スズメだろうか…。


巣立ったばかり(?)の幼鳥が
飛び立つのを促すように
この遠くからのスズメの声は延々と聞こえていた。



P1180180.jpg


スズメ (雀)
Passer montanus (Linnaeus, 1758)


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 鳥綱 Aves
目: スズメ目 Passeriformes
科: ハタオリドリ科 Passeridae
属: スズメ属 Passer
種: スズメ P. montanus

英名: Tree Sparrow

和名表記: 雀


特徴

全長は約14~15㎝ほどで、雌雄同色。
成鳥は頭部は赤茶色、背中は褐色で黒斑があり、
頬から腹にかけては白色をしている。
嘴の色は黒色であるが、幼鳥の時は淡黄色。
頬にある大きな黒い斑点は遠くからも目立ち、
これが他の近似種との区別点でもある。
幼鳥は全体に色が淡く、頬の黒斑や喉の黒線がはっきりしない。

嘴は短くて太い円錐形で、
小さな餌をついばむために都合がよい構造となっている。
地上では両足で飛び跳ねてすばやく移動する。
鳴き声は一般的に「チュンチュン」と表される。


食性

食性は雑食性で、
イネ科を中心とした植物の種子や虫を食べる。
また、都市部に生息するスズメは
サクラの花、パン屑・菓子屑や生ゴミまで、何でも食料にする。
このような雑食性が、都市部に適応した理由の一つと考えられている。
春先には害虫となる虫を食べる反面、穀物を食害する。

緊急な保護を目的などとして飼育する場合、
ヒナ鳥は、
パンをぬるま湯で柔らかくしたものや植物性の練り餌で飼育が可能である。


分布(駆除・移入)

ユーラシア大陸を中心に世界に広く分布する。
草原、農耕地から都市部まで、
およそ人の居住域付近ではごく普通に見られ、
人間社会に強く密着した鳥である。
人間が住み始めた集落にはスズメも居着き、
逆に人間が離れ集落が無人になるとスズメも見られなくなるという傾向があり、
そのため山野で人里から離れるとスズメは生息しない。

中国においては1955年当時、
大躍進政策の一環として行われた「四害追放運動」において、
ネズミ、ハエ、カとともにスズメを撲滅させるという計画が実施され、
大規模な人海戦術で、年に11億羽以上も捕獲したと言われている。
しかしその結果、農作物の害虫が増え、全国的に凶作となった。
このため1960年にはスズメがその対象から外された。

アメリカ合衆国では、
19世紀半ばにミズーリ州セントルイス市に移入された。
広範囲に分布するイエスズメとは対照的に、
現在では同市と隣接するイリノイ州の一部にのみ生息し、
スズメの分布域は広がっていない。


日本での分布域および個体数の変化

日本のほぼ全域に見られる。
ただし、小笠原諸島では見られず、
青ヶ島が伊豆諸島での最南端の分布域である。
また太平洋の絶海の孤島である南大東島、
北大東島にはスズメが多数生息しており、
海を渡ってきた少数の個体から、
温暖な気候により繁殖したものと考えられている。

人間になじみ深い野鳥であるが、
稲の害鳥とされてきた経緯もあり、
農家による限定的なスズメの駆除は認められており、
狩猟対象鳥類28種のひとつに指定されている。
そのため警戒心は強いが、
都心の日比谷公園などでは人目につくところに営巣したり、
人が餌付けしたりする光景も見られる。

2008年における日本本土のスズメの成鳥個体数は、
約1800万羽と推定されていた。
ただしこの推定には誤差があるため、
数千万羽の桁と考えるのが妥当と思われる。

日本におけるスズメの個体数は減少傾向にあるといわれている。
ある推定によると、
2007年のスズメの個体数は1990年ごろにくらべて少なくとも半減、
減少率を高く見積もると1/5になったと考えられている。
しかし減少原因についてはよくわかっておらず、
気密性の高い住宅の普及によって営巣場所が減少したこと、
農村部でコンバインの普及によって落ちモミが減少し
それによる冬季の餌が不足したことなどが
可能性として挙げられているにすぎない。
また農村部と比べて都市部において
巣立っているヒナの数が少ない傾向が見られており、
都市化に伴う餌不足も、
減少原因の候補として挙げられている。
このように減少はしているが絶対的な個体数はまだ多く、
現在の減少スピードであれば
数十年後に絶滅してしまうことはないといわれている。


繁殖・営巣・群れ

スズメは、
非繁殖期には若鳥を中心とした群れを作って生活するが、
春の繁殖期にはつがいで生活する。
枯れ草や繊維状のもので巣を作るので、
この時期には枯れ草などをくわえて飛ぶ様が見られる。
巣に人間などの外敵が近づくと
「ヂヂヂヂヂヂ」と短く高い声で警告されるが、
この場合、卵の有無は問わず、
ある程度完成した巣であると警告を行うとされる。


営巣場所

巣は地面近くには作らず、
人の身長よりも高い位置に作ることが多い。
見た目には無理と思われるような隙間でも擦り抜けられるので、
スズメの巣そのものは普段目に付かないが、
巣の真下付近には枯草などの巣材の残骸が
散らかっていることが多いので、
それをたよりに見つけ出すことができる。

人間の生活に密着しているので
多くは瓦の下や雨樋と屋根のすき間などに、
この他にも屋根の軒の隙間や人の住んでいない家や
集合住宅の換気扇カバーの中や煙突、
プレハブの鉄骨の隙間や穴など直径 3㎝
または2.5×4㎝ほどの隙間さえあれば
入り込んで営巣することがある。
人間が設置した巣箱も利用するが、
この際は出入口の位置まで巣材を積み上げる習性がある。

自然にあるもので営巣する場合、
木の洞やツバメなど他の鳥の古巣を利用することもあり、
造巣中のコシアカツバメの巣を奪って使った観察記録もある。
まれにスズメバチの古巣を利用した例も報告されている。
また、オオタカなど猛禽類の巣の下部に営巣することもあり、
これは猛禽類の近くに外敵が来ないことを利用していると考えられる。


スズメの集団行動

スズメは喉元の黒い部分が加齢と共に広がっていく。
頬の黒い部分も喉の黒い部分同様に多少広がるようで、
階級章とも年功序列の目印とも言えるこの模様により、
エサを食べる順番や見張りなどの役割分担がスムーズに行なわれるようだ。


Sibley 分類体系上の位置

【シブリー・アールキスト鳥類分類】

 鳥類 Aves
  - スズメ目 Passeriformes
   - スズメ亜目 Passeri
    - スズメ小目 Passerida
     - スズメ上科 Passeroidea
      - スズメ科 Passeridae
       - スズメ亜科 Passerinae


環境下における食物連鎖と人との関わり

都市部に限らず郊外でも人間の生活圏に適応した鳥であるが、
益鳥と害鳥の両面がその食性からいわれ、
スズメを追い払う行為と神聖視や親しみを持って描かれてきた。

スズメは鳥獣保護法で狩猟鳥に指定されており、
焼き鳥等に食用もされてきたが、
現在では主に、中国、韓国から食用のスズメが輸入されている。
捕獲は夜間の寝床になっている藪の周囲に霞網を張り、
大きな音を立てたり藪を棒などで叩いて飛び出させて網に掛ける。

都市部では、おもに猫などが捕食者としてなっており、
食物連鎖のバランスが取られているが、
郊外においては、春先は苗の害虫を食べる益鳥としてあつかわれ、
秋には稲の籾米を食害する害鳥となり、
古来からスズメを追い払うため、
「スズメ追い」「鳥追い」などという風習が各地にあり、
それに関する民謡、民話なども伝えられている。
かかしもスズメ追いの道具として作られたものである。

中国の大躍進政策では、
害鳥として大量のスズメを駆除した結果、
害虫が大繁殖して飢饉を招いたことがある。



(出典: フリー百科事典『 Wikipedia スズメ 』)




P1180181.jpg


種名: スズメ(幼鳥)
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内
撮影日: 20100522
撮影: GC8-MASARU





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めくるめく蛾の世界244 フタホシシロエダシャク … 狭山湖周辺

グリムスキーワード 京都議定書



5月22日、
再び狭山湖方面の散策に出た。


この日も穏やかな天気で、
多くの生物を観察することができた。



P1180189.jpg


この日観察した生物については、
既に以下で紹介している。


P1180169-100.jpg  身近な野鳥25 スズメ(幼鳥) … 埼玉県所沢市上山口地内

P1180391-100.jpg  身近なチョウ5 【国内移入種】 アカボシゴマダラ(春型) … さいたま緑の森博物館

P1180247-100.jpg  美しいコウチュウ アカガネサルハムシ vol.2 … 狭山湖周辺



さいたま緑の森博物館方面に向かって、
散策していると…、
狭山湖周遊道路沿いの金網フェンスに絡まる
ガガイモの葉の上に白い蛾を見つけた。



P1180335.jpg


前翅の前端に
左右それぞれ2つずつの黒斑…。


真白な前翅,
および後翅には薄い褐色の波線が見られる。


シャクガ科エダシャク亜科の
フタホシシロエダシャクだ。



P1180336.jpg


さいたま緑の森博物館での散策を終え、
同じ道を帰ると…、
異なる植物の葉の上にも
フタホシシロエダシャクの姿を見つけることができた。



P1180412.jpg


フタホシシロエダシャク
Lomographa bimaculata subnotata (Warren, 1895)


科: シャクガ科 (Geometridae)
亜科: エダシャク亜科 (Ennominae)

属: Lomographa Hübner, 1825


開張: 23~24mm

分布: 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島;
成虫出現期: 4~7月
幼虫食餌植物:
    バラ科: ソメイヨシノ,カスミザクラ,マメザクラ,
        ウワミズザクラ,ナナカマド,モモ
終齢幼虫体長: 30mm


(出典:『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2 フタホシシロエダシャク』)



P1180412-2.jpg


種名: フタホシシロエダシャク
撮影地点: 埼玉県所沢市三ケ島地内(狭山湖畔)
撮影日: 20100522
撮影: GC8-MASARU





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美しいコウチュウ アカガネサルハムシ vol.2 … 狭山湖周辺

グリムスキーワード 京都議定書



5月22日、
再び狭山湖方面の散策に出た。


この日も穏やかな天気で、
多くの生物を観察することができた。



P1180189.jpg


この日観察した生物については、
既に以下で紹介している。


P1180169-100.jpg  身近な野鳥25 スズメ(幼鳥) … 埼玉県所沢市上山口地内

P1180391-100.jpg  身近なチョウ5 【国内移入種】 アカボシゴマダラ(春型) … さいたま緑の森博物館



例によって、
狭山湖堰堤を抜けて外周道路に入り、
いつものように観察を始めた。



P1180241.jpg


ふと林床の草の葉を見ると…、


あっ!アカガネサルハムシ!



アカガネサルハムシについては、
既に以下で紹介している。


  ○ アカガネサルハムシ Acrothinium gaschkevitchii
      美しいコウチュウ ! アカガネサルハムシ
        P1110627-2.jpg


早速、
コンデジを構えて撮影開始!



P1180242.jpg


以前、
アカガネサルハムシを観察したときは、
朝露に濡れるヤブカラシの葉の上だった。


朝露の輝きで
5割増くらい美しく感じたと思ったが…



P1180244.jpg


今回カラカラに乾いた葉の上でも、
見事な虹色の輝き!


たいへん美しい姿を見せてくれた。



P1180246.jpg


アカガネサルハムシ
Acrothinium gaschkevitchii

目:コウチュウ目(鞘翅目) Coleoptera
亜目:カブトムシ亜目 Polyphaga
科:ハムシ科Chrysomelidae
亜科:サルハムシ亜科 Eumolpinae

大きさ:7mm前後
時期:5~8月
分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄;

上翅は赤銅色、
その他の部分は金緑色に輝く美しいハムシ。
畑や雑木林の周辺で見られる。
成虫は、ブドウ,エビヅル,トサミズキ,ハッカなどの葉を食べる。
幼虫は、地中で植物の根を食べる。

前胸部背に粗大点刻が密に表れ、上翅に点刻列が確認できる。
上翅の色には地域的変異があるようである。



P1180247.jpg


種名: アカガネサルハムシ
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内(狭山湖湖畔)
撮影日: 20100522
撮影: GC8-MASARU





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身近なチョウ5 【国外移入種】 アカボシゴマダラ(春型) vol.3 … さいたま緑の森博物館

グリムスキーワード 京都議定書



5月22日、
再び狭山湖方面の散策に出た。


この日も穏やかな天気で、
多くの生物を観察することができた。



P1180189.jpg


この日観察した生物については、
既に以下で紹介している。


P1180169-100.jpg  身近な野鳥25 スズメ(幼鳥) … 埼玉県所沢市上山口地内



例によって、
狭山湖堰堤を抜けて外周道路に入り、
勢いで「さいたま緑の森博物館」まで歩いてみることにした。



P1180263.jpg


「さいたま緑の森博物館」、
狭山丘陵に育まれた里山環境をそのまま保全し、
ありのままの動植物を観察する事ができる
フィールド型のミュージアムだ。


img043omote01-02.jpg  さいたま緑の森博物館 Official Site



さいたま緑の森博物館での観察記録は、
本記事下部の【 ... Read more 】から…。



やっとの思いで着いた
さいたま緑の森博物館…。


案内棟近くの樹木の幹には樹液が出ていて、
キマダラヒカゲやオオスズメバチがウヨウヨ…。



P1180385.jpg


そんな時、
白っぽいチョウがフワフワと舞ってきた。


白地に黒の筋…。


何だろう…。



P1180386.jpg


ゴマダラチョウにしては、
白すぎるし模様が異なっている…。


ハッと思いついたのはアカボシゴマダラ…。


後翅の末端の模様なんてソックリだ。


それにしても白すぎるし、
特徴である赤斑が認められない…。
(…薄~く赤みがさしている部位はあるが…)



P1180387.jpg


…てなわけで、
コンデジで入念に撮影。
持ち帰って調べてみることにした。


すると…


大陸由来のアカボシゴマダラ(移入種)であることがわかった。


これらの春に発生する個体群(春型)は、
翅が全体的に白くなり、
黒い部分や赤斑が目立たなくなるとのことだった。


…ウ~ん…
昨年からアカボシゴマダラばかり見つけているような…



アカボシゴマダラについては、
既に以下で紹介している。


 ○ アカボシゴマダラ Hestina assimilis (Linnaeus, 1758)
     地球温暖化の影響 !? アカボシゴマダラ
     またいた ! アカボシゴマダラ
      P1140828-2.jpg



P1180389.jpg


アカボシゴマダラ
Hestina assimilis (Linnaeus, 1758)


界: 動物界 Animalia
門: 節足動物門 Arthropoda
綱: 昆虫綱 Insecta
目: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科: アゲハチョウ上科 Papilionoidea
科: タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科: コムラサキ亜科 Apaturinae
属: アカボシゴマダラ属 Hestina Westwood, 1850
種: アカボシゴマダラ H. assimilis

英名: Circe


アカボシゴマダラ(Hestina assimilis)は、
チョウ目・タテハチョウ科に属するチョウの一種。
東アジアの広域分布種で、
斑紋は近縁のゴマダラチョウによく似るが、
和名が示す通り、
後翅の外縁に鮮やかな赤い斑紋が出現することで区別される。
タテハチョウとしてはゆるやかな飛翔で、
斑紋も行動様式も毒蝶のマダラチョウ類に擬態していると考えられる。
要注意外来生物」に指定されている(※原産亜種を除く)。

本種は、広東産の標本に基づいてリンネにより命名された。
あらゆるチョウの中で、最も古く命名された種類のひとつである。


特徴

日本国外では、
ベトナム北部から中国,台湾,朝鮮半島まで分布する。
韓国では南端の済州島にまで分布する。
中国や韓国では里山的環境から都市部にまで
広く分布する普通種である。
分布の末端である奄美群島,台湾の個体群は
一見して他の地域の個体とは斑紋が異なり、
それぞれ別亜種に分類される。
これらに朝鮮半島産も含めた特徴として、
低温期に発生する成虫の翅が白くならないことが挙げられる。

日本には、
もともと奄美大島とその周辺の島々だけに
固有の亜種 H. a. shirakii Shirozu, 1955 が分布する。
沖縄からも古い記録があるが、
その後絶滅したのか、偶産であったのか、不明である。

しかし
1995 年に埼玉県秋ヶ瀬公園などで突如として確認された。
この埼玉での発生は一時的なもので終わったが、
これに続く数年間には
神奈川県を中心とする関東地方南部でも
本種が多数発生・定着するようになり、
毎年分布を拡大していることが報告されている。
2006年には東京都内でも発生している。
この個体群は、その外見上の特徴から、
中国大陸産の名義タイプ
亜種 H. a. assimilis に由来と推定されている。
自然の分布域から飛び離れていることや、
突如出現したことなどから
昆虫マニアによる人為的な放蝶の可能性が高いといわれている。
気候風土が好適であったために
急激に個体数が増加したと考えられており、
市街地の公園などの人工的な環境に適応しているので、
今後も分布が拡大していくと予想される。
このように、典型的な外来生物であるために、
もともと類似環境に生息するゴマダラチョウと
生態的に競合するのではないかという危惧もある。


生態

奄美群島での食樹はリュウキュウエノキ。
中国大陸や関東地方での食樹はエノキ Celtis sinensis
幼虫で越冬する。


近縁種

狭義のHestina属には下記の3種類が含まれる。

Hestina assimilis (Hestina属の模式種) : アカボシゴマダラ
H. persimilis : ゴマダラチョウ
H. nicevillei : ニセビルゴマダラ



(出典: フリー百科事典『 Wikipedia アカボシゴマダラ 』)





P1180391.jpg


種名: アカボシゴマダラ(春型)
撮影地点: 埼玉県入間市宮寺地内(さいたま緑の森博物館)
撮影日: 20100522
撮影: GC8-MASARU





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身近な野鳥25 スズメ(幼鳥) … 埼玉県所沢市上山口地内

グリムスキーワード 京都議定書



5月22日、
再び狭山湖方面の散策に出た。


この日も穏やかな天気で、
多くの生き物を観察することができた。



P1180189.jpg


今回は、
散策のためにウチを出てすぐ、…


チュン…チュン…


聞きなれた鳴き声に足を止めた。



P1180167.jpg


スズメだ。


いつもは近づくとすぐに
バッ…と飛び立ってしまい、
よく観察することはできないが、
このスズメ、
その場にじっと動かずにいた。



P1180168.jpg


すぐに観察がてら
コンデジを片手に撮影開始。


よく観察してみると、
喉下や頬の黒い部分が薄く、
嘴の色も若干薄いような感じだった。


スズメの幼鳥のようだ。


この後、
すぐ近くに飛んで移動。
もう一羽と合流してたたずんでいた。


この様子は後に紹介することにする。



P1180169.jpg


スズメ (雀)
Passer montanus (Linnaeus, 1758)


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 鳥綱 Aves
目: スズメ目 Passeriformes
科: ハタオリドリ科 Passeridae
属: スズメ属 Passer
種: スズメ P. montanus

英名: Tree Sparrow

和名表記: 雀


特徴

全長は約14~15㎝ほどで、雌雄同色。
成鳥は頭部は赤茶色、背中は褐色で黒斑があり、
頬から腹にかけては白色をしている。
嘴の色は黒色であるが、幼鳥の時は淡黄色。
頬にある大きな黒い斑点は遠くからも目立ち、
これが他の近似種との区別点でもある。
幼鳥は全体に色が淡く、頬の黒斑や喉の黒線がはっきりしない。

嘴は短くて太い円錐形で、
小さな餌をついばむために都合がよい構造となっている。
地上では両足で飛び跳ねてすばやく移動する。
鳴き声は一般的に「チュンチュン」と表される。


食性

食性は雑食性で、
イネ科を中心とした植物の種子や虫を食べる。
また、都市部に生息するスズメは
サクラの花、パン屑・菓子屑や生ゴミまで、何でも食料にする。
このような雑食性が、都市部に適応した理由の一つと考えられている。
春先には害虫となる虫を食べる反面、穀物を食害する。

緊急な保護を目的などとして飼育する場合、
ヒナ鳥は、
パンをぬるま湯で柔らかくしたものや植物性の練り餌で飼育が可能である。


分布(駆除・移入)

ユーラシア大陸を中心に世界に広く分布する。
草原、農耕地から都市部まで、
およそ人の居住域付近ではごく普通に見られ、
人間社会に強く密着した鳥である。
人間が住み始めた集落にはスズメも居着き、
逆に人間が離れ集落が無人になるとスズメも見られなくなるという傾向があり、
そのため山野で人里から離れるとスズメは生息しない。

中国においては1955年当時、
大躍進政策の一環として行われた「四害追放運動」において、
ネズミ、ハエ、カとともにスズメを撲滅させるという計画が実施され、
大規模な人海戦術で、年に11億羽以上も捕獲したと言われている。
しかしその結果、農作物の害虫が増え、全国的に凶作となった。
このため1960年にはスズメがその対象から外された。

アメリカ合衆国では、
19世紀半ばにミズーリ州セントルイス市に移入された。
広範囲に分布するイエスズメとは対照的に、
現在では同市と隣接するイリノイ州の一部にのみ生息し、
スズメの分布域は広がっていない。


日本での分布域および個体数の変化

日本のほぼ全域に見られる。
ただし、小笠原諸島では見られず、
青ヶ島が伊豆諸島での最南端の分布域である。
また太平洋の絶海の孤島である南大東島、
北大東島にはスズメが多数生息しており、
海を渡ってきた少数の個体から、
温暖な気候により繁殖したものと考えられている。

人間になじみ深い野鳥であるが、
稲の害鳥とされてきた経緯もあり、
農家による限定的なスズメの駆除は認められており、
狩猟対象鳥類28種のひとつに指定されている。
そのため警戒心は強いが、
都心の日比谷公園などでは人目につくところに営巣したり、
人が餌付けしたりする光景も見られる。

2008年における日本本土のスズメの成鳥個体数は、
約1800万羽と推定されていた。
ただしこの推定には誤差があるため、
数千万羽の桁と考えるのが妥当と思われる。

日本におけるスズメの個体数は減少傾向にあるといわれている。
ある推定によると、
2007年のスズメの個体数は1990年ごろにくらべて少なくとも半減、
減少率を高く見積もると1/5になったと考えられている。
しかし減少原因についてはよくわかっておらず、
気密性の高い住宅の普及によって営巣場所が減少したこと、
農村部でコンバインの普及によって落ちモミが減少し
それによる冬季の餌が不足したことなどが
可能性として挙げられているにすぎない。
また農村部と比べて都市部において
巣立っているヒナの数が少ない傾向が見られており、
都市化に伴う餌不足も、
減少原因の候補として挙げられている。
このように減少はしているが絶対的な個体数はまだ多く、
現在の減少スピードであれば
数十年後に絶滅してしまうことはないといわれている。


繁殖・営巣・群れ

スズメは、
非繁殖期には若鳥を中心とした群れを作って生活するが、
春の繁殖期にはつがいで生活する。
枯れ草や繊維状のもので巣を作るので、
この時期には枯れ草などをくわえて飛ぶ様が見られる。
巣に人間などの外敵が近づくと
「ヂヂヂヂヂヂ」と短く高い声で警告されるが、
この場合、卵の有無は問わず、
ある程度完成した巣であると警告を行うとされる。


営巣場所

巣は地面近くには作らず、
人の身長よりも高い位置に作ることが多い。
見た目には無理と思われるような隙間でも擦り抜けられるので、
スズメの巣そのものは普段目に付かないが、
巣の真下付近には枯草などの巣材の残骸が
散らかっていることが多いので、
それをたよりに見つけ出すことができる。

人間の生活に密着しているので
多くは瓦の下や雨樋と屋根のすき間などに、
この他にも屋根の軒の隙間や人の住んでいない家や
集合住宅の換気扇カバーの中や煙突、
プレハブの鉄骨の隙間や穴など直径 3㎝
または2.5×4㎝ほどの隙間さえあれば
入り込んで営巣することがある。
人間が設置した巣箱も利用するが、
この際は出入口の位置まで巣材を積み上げる習性がある。

自然にあるもので営巣する場合、
木の洞やツバメなど他の鳥の古巣を利用することもあり、
造巣中のコシアカツバメの巣を奪って使った観察記録もある。
まれにスズメバチの古巣を利用した例も報告されている。
また、オオタカなど猛禽類の巣の下部に営巣することもあり、
これは猛禽類の近くに外敵が来ないことを利用していると考えられる。


スズメの集団行動

スズメは喉元の黒い部分が加齢と共に広がっていく。
頬の黒い部分も喉の黒い部分同様に多少広がるようで、
階級章とも年功序列の目印とも言えるこの模様により、
エサを食べる順番や見張りなどの役割分担がスムーズに行なわれるようだ。


Sibley 分類体系上の位置

【シブリー・アールキスト鳥類分類】

 鳥類 Aves
  - スズメ目 Passeriformes
   - スズメ亜目 Passeri
    - スズメ小目 Passerida
     - スズメ上科 Passeroidea
      - スズメ科 Passeridae
       - スズメ亜科 Passerinae


環境下における食物連鎖と人との関わり

都市部に限らず郊外でも人間の生活圏に適応した鳥であるが、
益鳥と害鳥の両面がその食性からいわれ、
スズメを追い払う行為と神聖視や親しみを持って描かれてきた。

スズメは鳥獣保護法で狩猟鳥に指定されており、
焼き鳥等に食用もされてきたが、
現在では主に、中国、韓国から食用のスズメが輸入されている。
捕獲は夜間の寝床になっている藪の周囲に霞網を張り、
大きな音を立てたり藪を棒などで叩いて飛び出させて網に掛ける。

都市部では、おもに猫などが捕食者としてなっており、
食物連鎖のバランスが取られているが、
郊外においては、春先は苗の害虫を食べる益鳥としてあつかわれ、
秋には稲の籾米を食害する害鳥となり、
古来からスズメを追い払うため、
「スズメ追い」「鳥追い」などという風習が各地にあり、
それに関する民謡、民話なども伝えられている。
かかしもスズメ追いの道具として作られたものである。

中国の大躍進政策では、
害鳥として大量のスズメを駆除した結果、
害虫が大繁殖して飢饉を招いたことがある。



(出典: フリー百科事典『 Wikipedia スズメ 』)




P1180171.jpg


種名: スズメ(幼鳥)
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内
撮影日: 20100522
撮影: GC8-MASARU





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(今回のグリムスキーワードは、小鳥)
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身近なチョウ4 コミスジ vol.2 … 狭山湖周辺

グリムスキーワード 京都議定書



5月15日、
朝早くから狭山湖方面の散策に出た。


いい天気だったけど少し風があったため、
堰堤での観察を早めに切り上げて
狭山湖外周道路の雑木林を散策した。



P1180328.jpg


…この日の散策で観察できた生き物は、
 既に以下で紹介している…


P1180116-100.jpg  めくるめく蛾の世界240 アケビコノハ (幼虫) … 狭山湖周辺

P1180032-100.jpg  身近な野鳥19 コチドリ …狭山湖畔

P1180041-2-100.jpg  身近な野鳥23 ホオジロ vol.2 … 狭山湖畔

P1180108-100.jpg  身近なチョウ3 ミドリヒョウモン (幼虫) … 狭山湖周辺

P1180093-100.jpg  身近な野鳥24 シジュウカラ vol.3 … 狭山湖周辺

P1180112-100.jpg  めくるめく蛾の世界243 オオトビスジエダシャク … 狭山湖周辺

P1180030-100.jpg  めくるめく蛾の世界242 シロスジツトガ … 所沢市上山口地内



「狭山丘陵いきいきものふれあいの里」
スポット3(湿生植物の里)を散策中、
これまでの道中でもよく見かけたコミスジがいた。



P1180094.jpg


コミスジは、
フワフワフワ…と舞った後、
林床の草の上に舞い降りた。



P1180095.jpg


コミスジについては、
以下で紹介している。


 ○ コミスジ Neptis sappho (Pallas, 1771)
     美しいタテハチョウの仲間5 コミスジ
      P1080791.jpg


タテハチョウの仲間の中でも
動きがそれほど早くない本種は、
昨年も多くの写真を撮影していたが、
ブログに掲載するのをすっかり忘れていた。



P1180099.jpg


今年はなんとか掲載しよう…

ということで、
コンデジを構えて撮影した。


コミスジは、
長い間この場に留まり、
じっくりと撮影することができた。



P1180102.jpg


コミスジ (小三條)
Neptis sappho (Pallas, 1771)


界: 動物界 Animalia
門: 節足動物門 Arthropoda
綱: 昆虫綱 Insecta
目: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科: アゲハチョウ上科 Papilionoidea
科: タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科: イチモンジチョウ亜科 Limenitidinae
属: ミスジチョウ属 Neptis
種: コミスジ N. sappho

英名: Common Glider, Pallas's Sailer

和名表記: 小三條


分布

シベリアの亜寒帯域から中央アジア,インドシナ半島,
台湾の熱帯域まで、アジアに広く分布する。

日本では北海道から屋久島・種子島まで分布するが、
トカラ列島以南の南西諸島には分布しない。
日本産は亜種 N. s. intermedia W. B. Pryer, 1877 として分類されるが、
この亜種は近隣の東アジア地域にも分布する。


特徴

成虫の前翅長は 23~31mm。
翅は横長で黒褐色をしており、
白帯が前翅に1本、後翅に 2本斜めに走る。
翅を開くとこれらの帯模様が「三」字に見える。
この帯模様以外にも、前翅のやや外側には横長の白斑が並ぶ。
翅裏も同じ模様だが、地色は明るい茶色になる。
また、体には緑色の毛が生える。


生態

成虫は4月から11月まで長期間見られ、その間に1~4回発生する。
低地や丘陵地の森林周辺に多く、郊外の住宅地でも見られるが、
遮蔽物がないためか山頂にはあまりおらず、
山麓のチョウといえる。

パタパタと数回羽ばたき、
数秒ほど翅を水平に開いて滑空する特徴的な飛び方をする。
白黒に色分けされた紙切れが風で飛ばされているようにも見える。
樹液にはあまり来ず、花や吸水に来るが、
アゲハチョウ類のように大規模な吸水集団を形成することはない。

幼虫はクズ,ハギ,フジ,ニセアカシアなどの
マメ科植物を食草とする。
冬は3齢幼虫で越冬する。


近縁種

タテハチョウ科の中では、
イチモンジチョウ亜科は翅裏の枯れ葉模様がなく、
睡眠・交尾以外で止まるときは翅を開いていることが多い。
翅の表と裏で差異がない点、
班が体に対して平行に走る点はマダラチョウ科に似る。

ミスジチョウ属はミスジチョウ,ホシミスジ,
オオミスジ等どれも似たような模様だが、
本種とリュウキュウミスジ N. hylas
前翅の帯模様が途中で一ヶ所明確に分断される点で他の種類と区別できる。
本種は翅裏の「三」字の真ん中に縁取りがないが、
リュウキュウミスジは細い黒線で縁取られる。



(出典: フリー百科事典『 Wikipedia コミスジ 』)




P1180103.jpg


種名: コミスジ
撮影地点: 埼玉県所沢市三ケ島地内(狭山湖湖畔)
撮影日: 20100515
撮影: GC8-MASARU





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めくるめく蛾の世界243 オオトビスジエダシャク … 狭山湖周辺

グリムスキーワード 京都議定書



5月15日、
朝早くから狭山湖方面の散策に出た。


いい天気だったけど少し風があったため、
堰堤での観察を早めに切り上げて
狭山湖外周道路の雑木林を散策した。



P1180038.jpg


…この日の散策で観察できた生き物は、
 既に以下で紹介している…


P1180116-100.jpg  めくるめく蛾の世界240 アケビコノハ (幼虫) … 狭山湖周辺

P1180032-100.jpg  身近な野鳥19 コチドリ …狭山湖畔

P1180041-2-100.jpg  身近な野鳥23 ホオジロ vol.2 … 狭山湖畔

P1180108-100.jpg  身近なチョウ3 ミドリヒョウモン (幼虫) … 狭山湖周辺

P1180093-100.jpg  身近な野鳥24 シジュウカラ vol.3 … 狭山湖周辺

P1180030-100.jpg  めくるめく蛾の世界242 シロスジツトガ … 所沢市上山口地内




狭山湖周遊道路沿いの雑木林で
アケビコノハの幼虫やミドリヒョウモンの幼虫など、
多くの生き物の観察を終えて、
ゆっくりと周りを眺めながら岐路に着いた。



P1180328.jpg


その道中、
林縁の草むらの葉の上に
蛾がとまっているのを見つけた。


すぐにコンデジで記録写真を撮影しておいた。



P1180111.jpg


その特徴から、
シャクガ科エダシャク亜科の
オオトビスジエダシャクだと判断した。


これまでに観察したシャクガ科の仲間の一部と同様に、
触角は前翅の下に隠されていた。


頭部の写真を拡大すると、
触角は線状のもので、
♂の櫛歯状となる触角ではなかった。


このことから本個体は♀だと判断した。



P1180112.jpg



オオトビスジエダシャク
Ectropis excellens (Butler, 1884)


科: シャクガ科 (Geometridae)
亜科: エダシャク亜科 (Ennominae)

属: Ectropis Hübner, 1825


開張: ♂32~39mm,♀45~50mm
分布: 北海道,本州,伊豆諸島八丈島,四国,九州,
    対馬,屋久島,奄美大島,沖縄諸島沖縄本島,
    沖縄諸島久米島,石垣島,西表島;
    シベリア,朝鮮,中国
成虫出現期: 4~9月
幼虫食餌植物: ヤナギ科,ヤマモモ科,カバノキ科,
    ブナ科,マンサク科,バラ科,マメ科,ツバキ科,
    キク科,イチョウ科,スギ科,スイカズラ科,
    アヤメ科,ブナ科クリ属,タデ科,
    トウダイグサ科:ヒマ,バラ科:リンゴ,
    スイカズラ科:ハスカップ,イチイ科:イチイ,
    サクラソウ科:オカトラノオ
終齢幼虫体長: 28~35mm


※ ウストビスジエダシャクに似るが、本種の方が一般的に白い。


出典:『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2 オオトビスジエダシャク



P1180114.jpg


種名: オオトビスジエダシャク(♀)
撮影地点: 埼玉県所沢市三ケ島地内(狭山湖畔)
撮影日: 20100515
撮影: GC8-MASARU





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身近な野鳥24 シジュウカラ vol.3 … 狭山湖周辺

グリムスキーワード 京都議定書



昨日5月15日、
いい天気だったこともあり、
ウチから狭山湖方面へ歩いてみることにした。


見上げる空は快晴!
気持ちのいい散策となった。


狭山湖堰堤に着くと、
湖面の深い青緑色と空の青色が織り成す
見事なコントラストにしばし見とれてしまった…。



P1180038.jpg


…この日の散策で観察できた生き物は、
 既に以下で紹介している…


P1180116-100.jpg  めくるめく蛾の世界240 アケビコノハ (幼虫) … 狭山湖周辺

P1180032-100.jpg  身近な野鳥19 コチドリ …狭山湖畔

P1180041-2-100.jpg  身近な野鳥23 ホオジロ vol.2 … 狭山湖畔




狭山湖堰堤でコチドリの観察を終え、
堰堤の上の歩道を抜けて狭山湖を周遊する道路に出た。



P1180328.jpg


雑木林の中を歩いていくと…


「狭山丘陵いきいきものふれあいの里」
スポット3(湿生植物の里)の看板。


この散策中、
頭上から野鳥の鳴き声が…。


P1180090.jpg


「ツツピー…ツツピー…」
「ツツピー…ツツピー…」
「ジュルルルルル…」


いわずと知れたシジュウカラである。



P1180090-2.jpg


シジュウカラについては、
以下で既に紹介している。


【シジュウカラ Parus major  Linnaeus, 1758】

P1160437-100.jpg  身近な野鳥3 シジュウカラ … 清瀬せせらぎ公園

P1160580-100.jpg  身近な野鳥8 シジュウカラ vol.2 … 白井宿



今回は雑木林の中。
やや光量不足の感は否めないが…。


コンデジを取り出して
撮影を開始した。



P1180091.jpg


枝先までの距離があるのと林の中の暗さのせいで
写真撮影は難しかったけど、
なんとか数枚見れる写真を撮ることができた。



P1180092.jpg


シジュウカラ (四十雀)
Parus major Linnaeus, 1758


綱: 鳥綱 Aves
目: スズメ目 Passerine
亜目: スズメ亜目 Oscines
科: シジュウカラ科 Paridae
属: シジュウカラ属 Parus
種: シジュウカラ P. major



分布


ユーラシア大陸,アイルランド,アルジェリア,イギリス,インドネシア,日本,モロッコ。

日本では4亜種が周年生息する(留鳥)。



形態


全長13-16.5cm。
種小名 major は「大きな」の意で、
シジュウカラ科では大型種である事に由来し英名(Great tit)と同義。
上面は青味がかった灰色や黒褐色、下面は淡褐色の羽毛で覆われる。
頭頂は黒い羽毛で被われる。
頬から後頸にかけて白い斑紋が入るが、
喉から胸部にかけて黒い斑紋に分断され胸部の明色部とは繋がらない。
喉から尾羽基部の下面(下尾筒)にかけて黒い縦縞が入る。
翼の色彩は灰黒色。
大雨覆の先端(羽先)に白い斑紋が入り、
静止時には1本ずつの白い筋模様(翼帯)に見える。

嘴の色彩は黒い。後肢の色彩は淡褐色。

オスは喉から下尾筒にかけての縦縞がより太い。


ユーラシア大陸に生息するものは右上の写真のように腹部が黄色いが、
日本に生息するものの腹部は白い。
また、
イシガキシジュウカラなど日本の南部に生息するものでは背の黄色みがなく、
喉から胸部にかけての黒い斑紋は太いなど、
他の亜種に比べて全体に黒っぽい。



分類


30亜種以上に分かれる。

 Parus major major Linnaeus, 1758
 Parus major minor  シジュウカラ
 Parus major nigriloris  イシガキシジュウカラ

… など



生態


森林や湿原などに生息する。
通常は渡りは行わないが、
寒冷地に分布する個体や食物が少ない時には渡りを行う事もある。
非繁殖期にはシジュウカラ科の他種も含めた小規模な混群を形成する。
和名は鳴き声(地鳴き)に由来する。

食性は雑食で、果実、種子、昆虫などを食べる。
地表でも樹上でも採食を行う。

繁殖形態は卵生。
樹洞内にコケを組み合わせ獣毛や羽毛などを敷いた皿状の巣を作り、
日本では4~7月に7~10個の卵を年に1~2回に分けて産む。
メスのみが抱卵し、抱卵期間は13~14日。
雛は孵化してから16~22日で巣立つ。



人間との関係


石垣や民家などの隙間といった建築物にも営巣し、
樹洞に巣を作るため巣箱も利用する。
イギリスでは、牛乳配達の車の後を追っていき、
配られた牛乳のふたをこじ開けて牛乳を飲む行動が報告されている。



出典: フリー百科事典 『 Wikipedia シジュウカラ 』




P1180093.jpg


種名: シジュウカラ
撮影地点: 埼玉県所沢市三ケ島地内(狭山湖湖畔)
撮影日: 20100515
撮影: GC8-MASARU





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身近なチョウ3 ミドリヒョウモン (幼虫) … 狭山湖周辺

グリムスキーワード 京都議定書



昨日5月15日、
いい天気だったこともあり、
ウチから狭山湖方面へ歩いてみることにした。


見上げる空は快晴!
気持ちのいい散策となった。


狭山湖堰堤に着くと、
湖面の深い青緑色と空の青色が織り成す
見事なコントラストにしばし見とれてしまった…。



P1180038.jpg


…この日の散策で観察できた生き物は、
 既に以下で紹介している…


P1180116-100.jpg  めくるめく蛾の世界240 アケビコノハ (幼虫) … 狭山湖周辺

P1180032-100.jpg  身近な野鳥19 コチドリ …狭山湖畔

P1180041-2-100.jpg  身近な野鳥23 ホオジロ vol.2 … 狭山湖畔




狭山湖堰堤でコチドリの観察を終え、
堰堤の上の歩道を抜けて狭山湖を周遊する道路に出た。



P1180328.jpg


雑木林の中を歩いていくと…


「狭山丘陵いきいきものふれあいの里」
スポット3(湿生植物の里)の看板。


この散策中、
林床の草の上に幼虫がいた。



P1180104.jpg


黒色地に灰色の細い縦縞、
背筋の2条のクリーム色の細線、
橙色の無数の突起、…


タテハチョウの仲間の
ミドリヒョウモンの幼虫だ。


この幼虫は、
元来スミレ類について
これを食餌植物とするのだが、
今回は違う植物についていた。



P1180104-2.jpg


ミドリヒョウモン (緑豹紋)
Argynnis paphia (Linnaeus,1758)


界: 動物界 Animalia
門: 節足動物門 Arthropoda
綱: 昆虫綱 Insecta
目: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科: アゲハチョウ上科 Papilionoidea
科: タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科: ドクチョウ亜科 Heliconiinae
族: ヒョウモンチョウ族 Argynnini
属: ミドリヒョウモン属 Argynnis Fabricius,1807
種: ミドリヒョウモン A. paphia

英名: Silver-washed Fritillary

和名表記: 緑豹紋


ミドリヒョウモン(緑豹紋, Argynnis paphia) は、
チョウ目(鱗翅目)・タテハチョウ科・ヒョウモンチョウ族
に分類されるチョウの一種。
ユーラシア大陸の温帯域に広く分布するチョウで、
和名通り後翅裏側に緑色を帯びるのが特徴である。

成虫の前翅長は35~40mmほど。
後翅裏側は黄緑色で、外縁と中央に白い縦帯が走る。
後翅のつけ根にも切れこむような縦長の白斑が2つある。
この後翅裏側の模様で類似種のクモガタヒョウモン、
ウラギンスジヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモン、
メスグロヒョウモンなどと区別できる。
また、前翅先端に白斑が無いのはオス、
三角形の白い斑紋があるのはメスである。

翅の表側は他のヒョウモンチョウ類と同様に
黄色地に黒条や黒斑が並ぶ。
オスは斑点が少なく、
前翅中央部に発香鱗条が4本の横縞をなす。
メスにはこの横縞がなく、斑点が大きく発達する。
また、メスの一部には
翅の表側全体に黒っぽい黄緑色を発色するものがおり、
「暗色型」と呼ばれる。


分布

ヨーロッパから中央アジア,シベリア,中国,朝鮮半島,
日本の北海道から九州まで,
ユーラシア大陸の温帯,寒帯域に広く分布する。
また、アフリカの地中海沿岸にも分布する。


亜種

広い分布域の中で多くの亜種が知られるが、
日本の亜種は A. p. tsushimana Fruhstorfer, 1906、
または A. p. geisha Hemming, 1934 とされ、
著者によって一定しない。
なお、亜種名の"tsushimana"は対馬、
"geisha" は芸者に因む命名である。


生活環

成虫は年1回だけ、6~10月に発生する。
ただし夏の暑い時期は休眠するので、
飛び回る姿が見られるのは初夏と秋である。
成虫での期間が長いため、
秋には羽の破損した個体がよく見られる。
成虫は森林周辺を飛び回り、各種の花に訪れる。

冬は卵、または若齢幼虫で越冬する。
幼虫はスミレ類を食草とする。


(出典: フリー百科事典『 Wikipedia ミドリヒョウモン 』)



P1180108.jpg


種名: ミドリヒョウモン (幼虫)
撮影地点: 埼玉県所沢市三ケ島地内(狭山湖湖畔)
撮影日: 20100515
撮影: GC8-MASARU





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   気ままDRIVE的 !? 昆虫類つれづれ (記事インデックス)



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大きな目がカワイイ!? ネコハエトリ vol.2 … さいたま緑の森博物館

グリムスキーワード 京都議定書



5月2日、
いい天気が続いていることもあり、
再び「さいたま緑の森博物館」を訪れてみた。


P1160723.jpg


以前
敷地内の大谷戸湿地で見つけたカワセミは、
その後一度も観察できてはいない。
今度こそ見つけられるだろうか?


P1170287.jpg

(以前カワセミを見つけた大谷戸湿地)


P1160905-100.jpg  【カワセミ科 Alcedinidae】
○ カワセミ Alcedo atthis Linnaeus, 1758
身近な野鳥7 カワセミ … さいたま緑の森博物館




「さいたま緑の森博物館」、
狭山丘陵に育まれた里山環境をそのまま保全し、
ありのままの動植物を観察する事ができる
フィールド型のミュージアムだ。


img043omote01-02.jpg  さいたま緑の森博物館 Official Site



さいたま緑の森博物館での観察記録は、
本記事下部の【 ... Read more 】から…。



ちなみに、
この日観察した生き物については、
既に以下で紹介している。


P1170393-100.jpg  身近な昆虫2 ヒメクロオトシブミ … さいたま緑の森博物館

P1170453-2-100.jpg  身近な爬虫類2 シマヘビ … さいたま緑の森博物館

P1170341-100.jpg  あまりに面白い格好に思わず… ヤマトシリアゲ vol.3 … さいたま緑の森博物館

P1170296-100.jpg  身近な野鳥21 アカハラ … さいたま緑の森博物館




放棄田を利用したビオトープを含む
西久保湿地に向かっていた。


湿地に降りる斜面部には、
クヌギやコナラの若木が生育しているが、
その中のコナラの若木の1本が倒伏していた。




P1170394.jpg


その倒伏したコナラの枝先に
黒い体色の小さなクモを見つけた。


ネコハエトリの♂だ。
別名、ホンチやババなどと呼ばれる。


草地や低木類の葉上を
ピョンピョンと飛び跳ねながら、
飛来した小昆虫や幼虫を捕食する。



P1170394-2.jpg


♂同士では、
前脚を大きく広げて互いに喧嘩する習性があり、
これを利用して競わせるという遊びがある。



P1170395.jpg


ネコハエトリ 
Carrhotus xanthogramma


目: クモ目 Araneae
科: ハエトリグモ科 Salticidae
属: コゲチャハエトリグモ属 Carrhotus
種: ネコハエトリ C. xanthogramma


体長: ♀8~9㎜,♂5~7㎜
出現期: 春先~晩秋
   ※ 成体♂は5月初旬
生息場所: 垣根や植え込みの葉上、低木、草原


♂: 頭胸部と歩脚は黒色。
  腹部は淡い黄色に正中班が入る。

♀(および幼体): 黄色から山吹色にさまざまな虎縞。



P1170397.jpg


種名: ネコハエトリ (♂)
採集地点: 埼玉県入間市宮寺地内 (さいたま緑の森博物館)
採集日: 20100502
採集: GC8-MASARU




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身近な野鳥23 ホオジロ vol.2 … 狭山湖畔

グリムスキーワード 省エネ



昨日5月15日、
いい天気だったこともあり、
ウチから狭山湖方面へ歩いてみることにした。


見上げる空は快晴!
気持ちのいい散策となった。


狭山湖堰堤に着くと、
湖面の深い青緑色と空の青色が織り成す
見事なコントラストにしばし見とれてしまった…。



P1180038.jpg


…この日の散策で観察できた生き物は、
 既に以下で紹介している…


P1180116-100.jpg  めくるめく蛾の世界240 アケビコノハ (幼虫) … 狭山湖周辺

P1180032-100.jpg  身近な野鳥19 コチドリ …狭山湖畔




狭山湖堰堤でコチドリの観察を終え、
堰堤の上の歩道を抜けて狭山湖を周遊する道路に出た。


木の葉の間から漏れる
まぶしい木漏れ日の中、
すがすがしい気持ちで歩いていた。


…すると、


道路脇のイヌシデの枝先に小さな野鳥の姿が…。
ホオジロだった。


イヌシデ (犬四手,犬垂)
Carpinus tschonoskii


界: 植物界 Plantae
門: 被子植物門 Magnoliophyta
綱: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目: ブナ目 Fagales
科: カバノキ科 Betulaceae
属: クマシデ属 Carpinus
種: イヌシデ C. tschonoskii


イヌシデ(犬四手,犬垂、学名Carpinus tschonoskii)とは、
カバノキ科の落葉高木。
別名はシロシデやソロ,ソネ。

本州,四国,九州の山野に自生する。
高さ15~20m。
樹皮は灰白色でなめらかであり、縦に網目模様ができる。


(出典: フリー百科事典『 Wikipedia ホオジロ 』抜粋)



P1180041.jpg


ホオジロ (頬白)
Emberiza cioides Brandt, 1843


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 鳥綱 Aves
目: スズメ目 Passeriformes
科: ホオジロ科 Emberizidae
科: ホオジロ亜科 Emberizinae
属: ホオジロ属 Emberiza
種: ホオジロ E. cioides

英名: Meadow Bunting

和名表記: 頬白


ホオジロ(頬白、Emberiza cioides)は、
スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種。
東アジアに広く分布し、
顔の模様とさえずりが特徴的な小鳥である。

日本では千葉県,福岡市,海南市,白河市,天童市など、
自治体を象徴する鳥として指定する自治体が多い。


分布

シベリア南部,中国から沿海地方,朝鮮半島,日本まで、
東アジアに広く分布する。

日本では種子島,屋久島から北海道まで分布し、
身近な野鳥の一つである。
基本的に長距離の渡りはしない留鳥だが、
北海道などの寒冷地では夏鳥として渡来繁殖し、
冬季は暖地や南方へ移動する。


形態

成鳥は全長17cmほどで
スズメとほぼ同じ大きさだが、
尾羽が長い分だけ大きくみえる。
成鳥の顔は喉・頬・眉斑が白く目立ち、
「頬白」の和名はここに由来する。
一方、頭・過眼線・顎線は褐色で、
先の白色部と互い違いの帯模様のように見える。
オスは過眼線が黒いが、
メスは褐色なのでよく観察すると区別がつく。
幼鳥は顔の色分けが不鮮明で、
全体的に淡褐色をしている。

くちばしは短く太い円錐形をしている。
頭頂部は褐色と黒の羽毛が混じり、
短い冠羽がある。
首から下は全体的に赤褐色だが、
背中には黒い縦しまがあり、
翼の風切羽は褐色に縁取られた黒色である。
また、
尾羽の両外縁2枚は白く、
飛翔時に尾羽を広げるとよく目立つ。


生態

平地や丘陵地の森林周辺,農耕地,草原,荒地,果樹園,河原など
明るく開けた場所に生息する。
主に地上や低い樹上で活動し、
丈の高い草の茂みに潜むことがあるが、
高木の梢にはほとんど行かない。
単独または数羽ほどの小さな群れで行動する。

食性は雑食性で、
繁殖期には昆虫類、
秋から冬には植物の種子を食べる。

繁殖期は日本では4~7月。
低木の枝や地上に枯れ草を組んで椀状の巣を作り、
一度に3~5個前後の卵を産む。
畑の背の高い作物の間に営巣することもある。
卵は白色で、
黒褐色の斑点や曲線模様がある。
また、
カッコウに托卵されることがある。
抱卵期間は約11日で、
雌が抱卵する。
雛は約11日で巣立ちするが、
その後も親から給餌を受け約1ヶ月で親から独立する。

春になるとオスは草木の上に止まってさえずる。
地域や個体による差があるが、
さえずりの節回しは独特で
「ピッピチュ・ピーチュー・ピリチュリチュー」などと聞こえる。
この鳴き声の聞きなしとして
「一筆啓上仕候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)
「源平つつじ白つつじ」などが知られている。


亜種

5亜種に分類される。


Status

【LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1(2001))】

240px-Status_iucn3_1_LC_svg.jpg



出典: フリー百科事典『 Wikipedia ホオジロ




P1180041-2.jpg


種名: ホオジロ
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内(狭山湖堰堤付近)
撮影日: 20100515
撮影: GC8-MASARU





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めくるめく蛾の世界242 シロスジツトガ … 所沢市上山口地内

グリムスキーワード 京都議定書



5月15日、
いい天気だったこともあり、
ウチから狭山湖方面へ歩いてみることにした。


見上げる空は快晴!
気持ちのいい散策となった。



P1180038.jpg


…この日の散策で観察できた生き物は、
 既に以下で紹介している…


P1180116-100.jpg  めくるめく蛾の世界240 アケビコノハ (幼虫) … 狭山湖周辺

P1180032-100.jpg  身近な野鳥19 コチドリ …狭山湖畔




この散策に出る少し前、
ウチを出てすぐの壁にツトガ科の仲間がついていた。



P1180028.jpg



前日5月14日深夜、
同じ場所の灯火に飛来してきているのを見つけていたものの
光量不足で手持ちのコンデジで撮影することができなかった。




P1180028-2.jpg


朝を迎えて、
飛び去ってしまっていないことを祈りながら
同地点を確認すると…


まだいた!



P1180029.jpg


早速コンデジを構えて撮影開始!


頭部先端の白い毛の束と側面の大きな目,
背側に沿うように伸ばされた触角など、
細かな部位まで詳細に撮影することができた。


顔だけ見ると小動物の顔に見えてくる…。




P1180031.jpg


シロスジツトガ
Crambus argyrophorus Butler, 1878


科: ツトガ科 (Crambidae)
亜科: ツトガ亜科 (Crambinae)

属: Crambus Fabricius, 1798


開張: 18~25mm
分布: 北海道,本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島;
成虫出現期: 5~6,8~9月
幼虫食餌植物: 不明
終齢幼虫体長: 不明

その他: ニセシロスジツトガに似る。



(出典:『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2 シロスジツトガ』)




P1180030.jpg


種名: シロスジツトガ
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内
撮影日: 20100515
撮影: GC8-MASARU





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身近な野鳥22 ヒヨドリ vol.2 … 多摩湖湖畔

グリムスキーワード 省エネ



5月3日、
この日もいい天気だったので
多摩湖湖畔まで散策に向かうことにした。


今年の多摩湖湖畔散策では、
既にノビタキ,ヒメアカタテハ,シロシタホタルガ(幼虫),
クロハネシロヒゲナガ(♂)を紹介しているが、
他にも様々な生き物を観察してきている。



P1170079.jpg


今年の多摩湖湖畔散策で観察した生き物については、
本記事下部の【...Read more】から…


ちなみに5月3日に観察した生き物については、
既に以下で紹介している。


P1170616-100.jpg  身近な爬虫類1 ニホンカナヘビ vol.2 … 多摩湖湖畔

P1170603-100.jpg  めくるめく蛾の世界237 シロシタホタルガ (幼虫) vol.5 … 多摩湖湖畔

P1170639-2-100.jpg  身近な野鳥14 カワウ … 多摩湖湖畔

P1170659-2-100.jpg  めくるめく蛾の世界239 クロハネシロヒゲナガ vol.2 … 多摩湖湖畔

P1170606-100.jpg  見事な擬態! クロホシツツハムシ … 多摩湖湖畔

P1170667-2-100.jpg  身近なチョウ2 ベニシジミ … 多摩湖湖畔




歩いて中堤脇の雑木林に入った。
林の中に入ってすぐ、…
木の上のほうで

…バサバサっ…ガサガサっ…



P1170646.jpg


すぐ脇のモミジの大木の上のほうから聞こえてきる。


この木は、
以前ホオジロがとまっていたのを観察した。


P1170080-2-100.jpg  身近な野鳥20 ホオジロ vol.2 … 多摩湖湖畔



今回ここにいたのは、
ヒヨドリだった。



P1170647.jpg


ヒヨドリについては、
以前群馬県渋川市白井城跡で観察している。


P1170198-100.jpg  身近な野鳥13 ヒヨドリ … 群馬県渋川市白井城跡 (旧子持村)



今回モミジの木に来ていたヒヨドリは、
枝先についたモミジの小さな赤い花を啄ばみながら、
枝から枝へと移っていった。



P1170648.jpg


モミジの花もだいぶ終わりに近づき、
実も熟し始めていた。


これが美味しいのか
ヒヨドリは長い間ここに留まっていた。


コンデジのズームを使って、
たくさんの写真を撮って観察を続けた。



P1170649.jpg


ヒヨドリ (鵯)
Hypsipetes amaurotis (Temminck, 1830)


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 鳥綱 Aves
目: スズメ目 Passeriformes
科: ヒヨドリ科 Pycnonotidae
属: ヒヨドリ属 Hypsipetes
種: ヒヨドリ H. amaurotis

英名: Brown-eared Bulbul

和名表記: 鵯


分布

日本,台湾,中国南部。
日本国内ではごく普通に見られるが、
他の地域での生息数は少ない。


形態

全長 約27.5cm。
頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われるが、
頬に褐色の部分があり、よく目立つ。
また、頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、
冠羽となっている。
翼や尾羽は灰褐色をしている。
南に生息するものは、
北に生息するものより体色が濃い(グロージャーの法則)。


日本の亜種

 ○ Hypsipetes amaurotis amaurotis ヒヨドリ(普通種)
 ○ Hypsipetes amaurotis borodinonis ダイトウヒヨドリ
 ○ Hypsipetes amaurotis magnirostris ハシブトヒヨドリ
 ○ Hypsipetes amaurotis nagamichii タイワンヒヨドリ
 ○ Hypsipetes amaurotis ogawae アマミヒヨドリ
 ○ Hypsipetes amaurotis pryeri リュウキュウヒヨドリ
 ○ Hypsipetes amaurotis squameiceps オガサワラヒヨドリ
 ○ Hypsipetes amaurotis stejnegeri イシガキヒヨドリ

 ※ イソヒヨドリはヒヨドリの名が付くが、
   ヒヨドリ科ではなくツグミ科の鳥であって類縁関係は遠い。


Sibley 分類体系上の位置

【シブリー・アールキスト鳥類分類】

 スズメ目 Passeriformes
  - スズメ亜目 Passeri
   - スズメ小目 Passerida
    - ウグイス上科 Sylvioidea
     - ヒヨドリ科 Pycnonotidae


生態

里山や公園などある程度木のある環境に多く生息し、
都市部でも見られる。
おもに樹上で活動するが、
地上に降りることもある。
飛ぶときは数回羽ばたくと
翼をたたんで滑空するパターンを繰り返して飛ぶため、
飛ぶ軌道は波型になる。
鳴き声は「ヒーヨ!ヒーヨ!」と聞こえ、
和名はこの鳴き声に由来するという説がある。
秋には暖地へ移動する個体も多く、
関門海峡では1000羽を越えて渡る群れも観察される。

主に果実を食べるが、
繁殖期は果実に加え昆虫類も多く捕食する。
非繁殖期は果実(センダンやイイギリ,カキ,ヘクソカズラなど)がほとんどである。

5~6月頃樹上に営巣し、4~5卵を産む。


保護

【LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1(2001))】

240px-Status_iucn3_1_LC_svg.jpg


人間との関係

日本では里山や公園でよく見られる身近な野鳥の一つである。

糖分を好むためか、
ツバキやサクラなどの花にやってきて蜜を吸ったり、
庭先にミカンやリンゴなど果物の半切れを置いておくとすぐにやって来たりする。
しかし、
ときに集団で畑に現れキャベツやブロッコリー,
イチゴ,ミカンなどの農作物を食い荒らすこともあり、
農家には嫌われる。
狩猟鳥の指定も果樹を食害する農業害鳥である本種を、
煩瑣な手続きを経ないで駆除できるよう配慮したためである。

仔飼いにすると非常によく慣れ、
飼い主を見分けることから平安時代は貴族の間で盛んに飼われた。
古今著聞集などにその記述があり、
現在の競走馬のように個体名が付けられたりして愛玩されたようである。

前述のように、
日本国内では都市部を含めごく普通に観察されるが、
分布がほぼ日本国内に限られているため、
日本を訪れる海外のバードウォッチャーにとっては
日本で観察したい野鳥のひとつとなっている。


学名の変遷

ヒヨドリ属の学名は
ヒヨドリ科の鳥類に関する分類学の進歩とともに変遷している。

 ○ 1882年 Hypsipetes amaurotis
 ○ 1943年 Microscelis amaurotis
 ○ 1960年 Hypsipetes amaurotis
 ○ 1990年 Ixos amaurotis
 ○ 2002年 Microscelis amaurotis

日本では、
Hypsipetes amaurotisIxos amaurotisが一般的であり、
国際的な分類や保全に関するサイトでは、
Ixos amaurotisMicroscelis amaurotisが一般的である。



出典: フリー百科事典『 Wikipedia ヒヨドリ





P1170651.jpg


種名: ヒヨドリ
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内(多摩湖湖畔)
撮影日: 20100503
撮影: GC8-MASARU





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身近なチョウ2 ベニシジミ … 多摩湖湖畔

グリムスキーワード 京都議定書



5月3日、
この日もいい天気だったので
多摩湖湖畔まで散策に向かうことにした。


今年の多摩湖湖畔散策では、
既にノビタキ,ヒメアカタテハ,シロシタホタルガ(幼虫),
クロハネシロヒゲナガ(♂)を紹介しているが、
他にも様々な生き物を観察してきている。



P1170079.jpg


今年の多摩湖湖畔散策で観察した生き物については、
本記事下部の【...Read more】から…


ちなみに5月3日に観察した生き物については、
既に以下で紹介している。


P1170616-100.jpg  身近な爬虫類1 ニホンカナヘビ vol.2 … 多摩湖湖畔

P1170603-100.jpg  めくるめく蛾の世界237 シロシタホタルガ (幼虫) vol.5 … 多摩湖湖畔

P1170639-2-100.jpg  身近な野鳥14 カワウ … 多摩湖湖畔

P1170659-2-100.jpg  めくるめく蛾の世界239 クロハネシロヒゲナガ vol.2 … 多摩湖湖畔

P1170606-100.jpg  見事な擬態! クロホシツツハムシ … 多摩湖湖畔




中堤を散策していると、
ギシギシの葉の上にオレンジ色の目立つ
小さなシジミチョウがとまった。


…ベニシジミだ。


P1170667.jpg


ギシギシ
Rumex japonicus 

タデ科 
ギシギシ属

ギシギシは北海道から沖縄,朝鮮に分布する多年生草本。
スイバよりも大型になるので、夏草との競争にも強く、
路傍や堤防法面等の他、河原や放牧地などにも生育する。



P1170668.jpg


ベニシジミは、
身近な環境で最もよく見かける
シジミチョウのひとつだ。


普段はそれほど真剣に撮影しないのだけれど、
この日は葉の上にゆっくりととまっていたため、
コンデジを向けて写真を撮ってみることにした。



P1170669.jpg


やはりキレイなものだ。


いつもはコンデジを構えて近づいた瞬間、
飛び去ってしまう事が多いが、
なぜかこのギシギシの葉と周囲の葉を行ったり来たり…。


広げた翅表も撮っておこう…

と、上方向からコンデジでねらうと、

バっ…、さすがに飛び去ってしまった。



P1170670.jpg


ベニシジミ (紅小灰蝶)
Lycaena phlaeas (Linnaeus, 1761)


界:動物界 Animalia
門:節足動物門 Arthropoda
綱:昆虫綱 Insecta
目:チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科:アゲハチョウ上科 Papilionoidea
科:シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科:ベニシジミ亜科 Lycaeninae
属:ベニシジミ属 Lycaena
種:ベニシジミ L. phlaeas

英名: Small Copper, Common Copper

和名表記: 紅小灰蝶


ベニシジミ(紅小灰蝶・学名 Lycaena phlaeas)は、
チョウ目・シジミチョウ科・ベニシジミ属に分類されるチョウの一種。
春に日当たりの良い草原でよく見られる小さな赤褐色のチョウである。

成虫の前翅長は1.5cmほど。
前翅の表は黒褐色の縁取りがあり、
赤橙色の地に黒い斑点がある。
後翅の表は黒褐色だが、
翅の縁に赤橙色の帯模様がある。
翅の裏は表の黒褐色部分が灰色に置き換わっている。
時に白化する場合もある。


分布

ユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く分布する。
多くの亜種に分かれていて、
そのうち日本に生息するのは亜種 L. p. daimio Seitz である。
北米東部に分布する亜種 L. p. americana Harris は、
人間の活動で荒れた土地でよく繁殖し、
主な食草がヨーロッパからの移入種ヒメスイバであるために
現在では植民地時代にヨーロッパから帰化したと考えられている。
なお、北米西部の寒冷地に分布する亜種は固有種である。


生活環

成虫は年に3~5回ほど。
春から秋にかけて発生するが、
特に春から初夏、
4月から6月にかけて多く見られる。
春に発生する成虫(春型)は赤橙色の部分が鮮やかだが、
夏に発生する成虫(夏型)は黒褐色部分が太く、
黒い斑点も大粒になる。

冬は幼虫で越冬する。

幼虫の食草は
スイバ,ギシギシ,ノダイオウなどのタデ科植物で、
卵もタデ科植物に産みつけられる。
幼虫は脚の無いワラジムシのような形をしている。
ふつうは緑色だが紫の縦じまがある場合もあり、
これはタデ科植物の葉と葉脈に似せた保護色とみられる。


亜種

L. p. abbotti
L. p. americana
L. p. arctodon
L. p. arethusa
L. p. chinensis
L. p. coccinea
L. p. comedarum
● 日本産亜種 L. p. daimio
L. p. ethiopica
L. p. feildeni
L. p. flavens
L. p. ganalica
L. p. kamtschatica
L. p. oxiana
L. p. phlaeas
L. p. polaris
L. p. shima
L. p. stygiana
L. p. pseudophlaeas



出典: フリー百科事典『 Wikipedia ベニシジミ




P1170667-2.jpg


種名: ベニシジミ
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内(多摩湖湖畔)
撮影日: 20100503
撮影: GC8-MASARU





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   気ままDRIVE的 !? 昆虫類つれづれ (記事インデックス)



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身近な野鳥21 アカハラ … さいたま緑の森博物館

グリムスキーワード 省エネ



5月2日、
いい天気が続いていることもあり、
再び「さいたま緑の森博物館」を訪れてみた。


P1160723.jpg


以前
敷地内の大谷戸湿地で見つけたカワセミは、
その後一度も観察できてはいない。
今度こそ見つけられるだろうか?


P1170287.jpg

(以前カワセミを見つけた大谷戸湿地)


P1160905-100.jpg  【カワセミ科 Alcedinidae】
○ カワセミ Alcedo atthis Linnaeus, 1758
身近な野鳥7 カワセミ … さいたま緑の森博物館




「さいたま緑の森博物館」、
狭山丘陵に育まれた里山環境をそのまま保全し、
ありのままの動植物を観察する事ができる
フィールド型のミュージアムだ。


img043omote01-02.jpg  さいたま緑の森博物館 Official Site



さいたま緑の森博物館での観察記録は、
本記事下部の【 ... Read more 】から…。



ちなみに、
この日観察した生き物については、
既に以下で紹介している。


P1170393-100.jpg  身近な昆虫2 ヒメクロオトシブミ … さいたま緑の森博物館

P1170453-2-100.jpg  身近な爬虫類2 シマヘビ … さいたま緑の森博物館

P1170341-100.jpg  あまりに面白い格好に思わず… ヤマトシリアゲ vol.3 … さいたま緑の森博物館




…雑木林の中を歩いていると…


狭山湖へ抜ける遊歩道の脇にある
「山火事注意」の看板の上に野鳥の姿が!


早速コンデジを構えて撮影!


…それにしても遠い…


もう少し近づこうと思っていると、
バサバサっ…


飛び去ってしまった…残念。



P1170296.jpg


ウチに帰って、
写真を拡大してみると…、


アカハラだ!


もう少しじっくり観察したかった…。


次の機会に期待したい。



P1170296-2.jpg


アカハラ (赤腹)
Turdus chrysolaus Temminck, 1831


【保全状態評価】

LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001))

240px-Status_iucn3_1_LC_svg.jpg


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 鳥綱 Aves
目: スズメ目 Passeriformes
亜目: スズメ亜目 Oscines
科: ツグミ科 Turdidae
属: ツグミ属 Turdus
種: アカハラ T. chrysolaus

英名: Brown-headed thrush

和名表記: 赤腹


アカハラ(赤腹、Turdus chrysolaus)は、
動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ツグミ科ツグミ属に分類される鳥。
古くは、茶・(耶/鳥)(チャジナイ)と呼ばれていた。


分布

T. c. chrysolaus アカハラ

 中華人民共和国南部(台湾含む),日本,フィリピン北部

 夏季に日本で繁殖し、
 冬季になると中華人民共和国南部や日本,フィリピン北部へ南下し越冬する。
 日本では繁殖のため本州中部以北に飛来(夏鳥)し、
 冬季になると本州中部以西で越冬(冬鳥)する。

T. c. orii オオアカハラ

 日本,ロシア(サハリン,千島列島)

 夏季に千島列島で繁殖し、
 冬季になると日本へ南下し越冬する。


形態

全長23.5~24cm。
胸部から腹部側面にかけてオレンジ色の羽毛で覆われ、
和名の由来になっている。
腹部中央部から尾羽基部の下面(下尾筒)にかけて白い羽毛で覆われる。
頭部は暗褐色の羽毛で覆われ、顔や喉は黒ずむ。

上嘴の色彩は黒く、
下嘴の色彩は黄色みを帯びたオレンジ色。
後肢の色彩は黄色みを帯びたオレンジ色。

メスは喉が白い個体が多い。

T. c. chrysolaus アカハラ

 上面が暗い緑褐色の羽毛で覆われる。

T. c. orii オオアカハラ

 上面が濃い緑褐色の羽毛で覆われ、頭部や喉の黒みが強い。
 嘴は太くて長い。


分類

Turdus chrysolaus chrysolaus (Temminck, 1831) アカハラ
Turdus chrysolaus orii Yamashina, 1929 オオアカハラ


生態

平地から山地にかけての森林に生息する。

食性は動物食傾向の強い雑食で、
主に昆虫類を食べるが果実も食べる。

繁殖形態は卵生。
山地の森林(北海道や東北地方では平地でも)に巣を作り卵を産む。



出典: フリー百科事典『 Wikipedia アカハラ




P1170296-3.jpg


種名: アカハラ
撮影地点: 埼玉県入間市宮寺地内(さいたま緑の森博物館)
撮影日: 20100502
撮影: GC8-MASARU





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めくるめく蛾の世界241 ミノウスバ vol.2 …都立薬用植物園

グリムスキーワード 京都議定書



5月2日、
いい天気が続いていることもあり、
再び「さいたま緑の森博物館」を訪れてみた。


P1160723.jpg


以前
敷地内の大谷戸湿地で見つけたカワセミは、
その後一度も観察できてはいない。


…この日も結局さいたま緑の森博物館内で、
カワセミの姿を見つけることはできなかった。


P1170287.jpg

(以前カワセミを見つけた大谷戸湿地)


P1160905-100.jpg  【カワセミ科 Alcedinidae】
○ カワセミ Alcedo atthis Linnaeus, 1758
身近な野鳥7 カワセミ … さいたま緑の森博物館




「さいたま緑の森博物館」、
狭山丘陵に育まれた里山環境をそのまま保全し、
ありのままの動植物を観察する事ができる
フィールド型のミュージアムだ。


img043omote01-02.jpg  さいたま緑の森博物館 Official Site



さいたま緑の森博物館での観察記録は、
本記事下部の【 ... Read more 】から…。



ちなみに、
この日観察した生き物については、
既に以下で紹介している。


P1170393-100.jpg  身近な昆虫2 ヒメクロオトシブミ … さいたま緑の森博物館

P1170453-2-100.jpg  身近な爬虫類2 シマヘビ … さいたま緑の森博物館

P1170341-100.jpg  あまりに面白い格好に思わず… ヤマトシリアゲ vol.3 … さいたま緑の森博物館



仕方がないので、
以前マユミの木にミノウスバの幼虫がついていた
都立薬用植物園に向かい、
その経過を観察してみることにした。


P1160952-100.jpg  【ミノウスバ Pryeria sinica Moore, 1877】
めくるめく蛾の世界238 ミノウスバ (幼虫) vol.1 … 都立薬用植物園




マユミの木の葉は、
かなり減ってしまっていたものの、
ミノウスバの幼虫も以前と比べて少なくなっているようだった。



P1170524.jpg


マユミ (檀、真弓、檀弓)
Euonymus hamiltonianus Wall.

界: 植物界 Plantae
門: 被子植物門 Magnoliophyta
綱: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目: ニシキギ目 Celastrales
科: ニシキギ科 Celastraceae
属: ニシキギ属 Euonymus
種: マユミ E. hamiltonianus



P1170521.jpg


どうしたものかと枝や葉をよく見てみると…
枝の付け根に葉を糸で綴り、
中に数個体が入っているのが見えた。


…このまま蛹になるのだろうか…



P1170526.jpg


他の枝を見てみると、
単独の終齢幼虫がゆったりと這っていた。


以前はひとつの葉に無数の幼虫がつくなど、
群れている姿を多く見たものだが、
今回はそのような状況は認められなかった。



P1170527.jpg


ミノウスバ
Pryeria sinica Moore, 1877


科: マダラガ科 (Zygaenidae)
亜科: マダラガ亜科 (Zygaeninae)

属: Pryeria Moore, 1877


開張: 31~33mm
分布: 北海道,本州,四国,九州,対馬; 朝鮮,中国
レッドデータブック:
    高知県: 情報不足
成虫出現期: 11月
幼虫食餌植物:
    ニシキギ科: ニシキギ,マユミ,マサキ,ツルウメモドキ,コマユミ
終齢幼虫体長: 20mm

その他: 「幼虫は無毒(『環境衛生』18-10,1971)」
    昼飛ぶ。
    ♀は産卵後、尾の毛束を卵の上に貼り付ける



出典: みんなで作る日本産蛾類図鑑V2 ミノウスバ





P1170549.jpg


種名: ミノウスバ(幼虫)
撮影地点: 東京都小平市中島町地内(都立薬用植物園内)
撮影日: 20100502
撮影: GC8-MASARU





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見事な擬態! クロホシツツハムシ … 多摩湖湖畔

グリムスキーワード 京都議定書



5月3日、
この日もいい天気だったので
多摩湖湖畔まで散策に向かうことにした。


今年の多摩湖湖畔散策では、
既にノビタキ,ヒメアカタテハ,シロシタホタルガ(幼虫),
クロハネシロヒゲナガ(♂)を紹介しているが、
他にも様々な生き物を観察してきている。



P1170079.jpg


今年の多摩湖湖畔散策で観察した生き物については、
本記事下部の【...Read more】から…


ちなみに5月3日に観察した生き物については、
既に以下で紹介している。


P1170616-100.jpg  身近な爬虫類1 ニホンカナヘビ vol.2 … 多摩湖湖畔

P1170603-100.jpg  めくるめく蛾の世界237 シロシタホタルガ (幼虫) vol.5 … 多摩湖湖畔

P1170639-2-100.jpg  身近な野鳥14 カワウ … 多摩湖湖畔

P1170659-2-100.jpg  めくるめく蛾の世界239 クロハネシロヒゲナガ vol.2 … 多摩湖湖畔




中堤脇のサクラの木の葉に
ナナホシテントウの模様によく似た
ハムシの仲間がついていた。



P1170590.jpg


クロホシツツハムシだ。


クロホシツツハムシは、
以前、群馬県立自然史博物館で催された
企画展「むし虫ウォッチング」において、
擬態する昆虫の代表選手として紹介されていたハムシである。


img039-100.jpg 〔関連記事〕
  ○ むし虫ウォッチング♪~群馬県立自然史博物館 vol.1
  ○ むし虫ウォッチング♪~群馬県立自然史博物館 vol.2
  ○ むし虫ウォッチング♪~群馬県立自然史博物館 vol.3



さらに、
この企画展図録『第35回企画展 むし虫ウォッチング』にも
詳細が記載されていた。



P1170590-2.jpg


この図録によると、…


【だます虫たち】

○ テントウムシに擬態

 テントウムシ類が分泌する
 黄色から朱色の独特の臭いのある体液には
 コシネリンという有毒成分が含まれ、
 鳥などの捕食者からの防御効果があります。
 テントウムシ類の斑紋のように、
 捕食者に対して、
 味がまずいことや有毒であることを印象づけるための目立つ色は、
 「警告色」と呼ばれています。
 テントウムシの仲間は
 種を超えて赤色と黒色からなる類似した斑紋をもちます。
 「標識的擬態」に分類される
 「ミューラー型」であると考えられています。
 「ミューラー型擬態」では、
 類似した斑紋をもつ種の全体では
 捕食される確率が低下するという利点があります。
 また、
 クロホシツツハムシやイタドリハムシなどの仲間は、
 いずれも赤地に黒点、あるいは黒地に赤点をもち
 テントウムシ類に似ています。
 捕食者に狙われにくいテントウムシ類に姿、形を似せる
 「ベーツ型擬態」です。



P1170592.jpg


…ということで、


このクロホシツツハムシは、
テントウムシに対する
「ベーツ型擬態」をとる昆虫であるとのことである。


進化の中で、
テントウムシの臭い液を利用するために
ここまでソックリに擬態することとなった過程がオモシロい。


…どうせならもう少し強そうな種に擬態すればいいのに…



P1170594.jpg



クロボシツツハムシ 
Cryptocephalus signaticepus Baly, 1873


目: コウチュウ目 Coleoptera
科: ハムシ科 Chrysomelidae
亜科: ツツハムシ亜科 Cryptocephalinae Gyllenhal, 1813


分布

国内: 本州,四国,九州
    平地~山地まで汎く分布する
    島嶼では対馬で記録されている
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する
国外: 日本特産種?


変異

形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない
季節: -
性差: ほぼ同型
    ♀は一般的に♂よりやや大きい


生態

環境: 樹上性
    広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁,果樹園,公園など
    幼虫は地上性、広葉樹林の林床で生活する
発生: 年1回
    4月中旬~6月
越冬: 幼虫(終齢)
    地上の石の下などで単独越冬する
行動: 昼行性
    飛翔は緩やかだが、活動は比較的活発
    卵は成虫の糞で覆われ、地上に産み落とされる
    終齢幼虫は5齢である
    幼虫は自らの糞を固めた幼虫殻を背負って暮らし、
    蛹化もその中で行われる
    晩春に地上の石の下などで幼虫殻の蓋を閉じて蛹化し、
    1ヶ月程度で羽化するという。


食性

幼虫: 食植性/枯葉
    各種広葉樹の枯葉を食べるという
成虫: 食植性/葉
    ブナ科のクリ、バラ科のナシなど
    (サクラ,クヌギ,クリ,ハンノキなどの広葉樹)


類似種: -
保 護: 指定されていない
その他: 普通種だが個体数はそれほど多くない


天敵

捕獲: 成虫はムシヒキアブ類,クチブトカメムシ類,カマキリ類のほか、
    徘徊性クモ類,造網性クモ類
    幼虫はカマキリ類,クチブトカメムシ類,アシナガバチ類など
寄生: -



(出典:『かたつむりの自然観撮記 ~ちばの昆虫たち~ クロボシツツハムシ』)





P1170606.jpg


種名: クロホシツツハムシ
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内(多摩湖湖畔)
撮影日: 20100503
撮影: GC8-MASARU





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身近な野鳥20 ホオジロ vol.2 … 多摩湖湖畔

グリムスキーワード 省エネ



4月25日、
さいたま緑の森博物館に行った。
カワセミを見つけることに淡い期待をしていったのだけど、
この日はガビチョウやアオゲラ,コゲラ,ホオジロなど、
他の野鳥を見ることはできたが、
結局カワセミには会えず仕舞いだった・・・。


このままでは不完全燃焼なので、
帰りがてら近所の多摩湖湖畔に行ってみることにした。



P1170079.jpg


いい天気だったため、
陽光が湖面にキラキラと反射して、
まぶしいくらいだった。



…この日の散策で観察できた生き物は、
 既に以下で紹介している…


P1170136-100.jpg  身近な野鳥10 ノビタキ … 多摩湖湖畔

P1170165-100.jpg  越冬するタテハチョウの仲間4 ヒメアカタテハ

P1170093-100.jpg  めくるめく蛾の世界235 シロシタホタルガ(幼虫) vol.4 … 多摩湖湖畔




多摩湖中堤脇の雑木林を散策していると…
木の上のほうで野鳥の高い鳴き声が聞こえてくる。


樹上を見上げて探してみると、


…いた!



P1170080.jpg


小さな赤い花がいっぱいついた
大きなモミジの木の枝先にホオジロがとまっていた。


しばしこの場に留まって、
キョロキョロとあたりを見回しつつ、
たまに囀ったりしていた。



P1170081.jpg


ホオジロについては、
既に以下の記事で紹介している。


P1170043-100.jpg  身近な野鳥12 ホオジロ … さいたま緑の森博物館




今回も
素早くコンデジを構えて撮影開始!


キョロキョロとあたりをうかがう様子を撮影できた。



P1170082.jpg


しかし、
なんといっても相手は高い枝の上。


さらに逆光が追い討ちをかける。


四苦八苦しながら撮影していると、
ホオジロはもう少し高い枝の上に…。


生い茂ったモミジの葉の裏側に入ったようで、
声はすれども姿は見えず…。


残念ながらそのまま飛び去ってしまった。



P1170083.jpg



ホオジロ (頬白)
Emberiza cioides Brandt, 1843


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 鳥綱 Aves
目: スズメ目 Passeriformes
科: ホオジロ科 Emberizidae
科: ホオジロ亜科 Emberizinae
属: ホオジロ属 Emberiza
種: ホオジロ E. cioides

英名: Meadow Bunting

和名表記: 頬白


ホオジロ(頬白、Emberiza cioides)は、
スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種。
東アジアに広く分布し、
顔の模様とさえずりが特徴的な小鳥である。

日本では千葉県,福岡市,海南市,白河市,天童市など、
自治体を象徴する鳥として指定する自治体が多い。


分布

シベリア南部,中国から沿海地方,朝鮮半島,日本まで、
東アジアに広く分布する。

日本では種子島,屋久島から北海道まで分布し、
身近な野鳥の一つである。
基本的に長距離の渡りはしない留鳥だが、
北海道などの寒冷地では夏鳥として渡来繁殖し、
冬季は暖地や南方へ移動する。


形態

成鳥は全長17cmほどで
スズメとほぼ同じ大きさだが、
尾羽が長い分だけ大きくみえる。
成鳥の顔は喉・頬・眉斑が白く目立ち、
「頬白」の和名はここに由来する。
一方、頭・過眼線・顎線は褐色で、
先の白色部と互い違いの帯模様のように見える。
オスは過眼線が黒いが、
メスは褐色なのでよく観察すると区別がつく。
幼鳥は顔の色分けが不鮮明で、
全体的に淡褐色をしている。

くちばしは短く太い円錐形をしている。
頭頂部は褐色と黒の羽毛が混じり、
短い冠羽がある。
首から下は全体的に赤褐色だが、
背中には黒い縦しまがあり、
翼の風切羽は褐色に縁取られた黒色である。
また、
尾羽の両外縁2枚は白く、
飛翔時に尾羽を広げるとよく目立つ。


生態

平地や丘陵地の森林周辺,農耕地,草原,荒地,果樹園,河原など
明るく開けた場所に生息する。
主に地上や低い樹上で活動し、
丈の高い草の茂みに潜むことがあるが、
高木の梢にはほとんど行かない。
単独または数羽ほどの小さな群れで行動する。

食性は雑食性で、
繁殖期には昆虫類、
秋から冬には植物の種子を食べる。

繁殖期は日本では4~7月。
低木の枝や地上に枯れ草を組んで椀状の巣を作り、
一度に3~5個前後の卵を産む。
畑の背の高い作物の間に営巣することもある。
卵は白色で、
黒褐色の斑点や曲線模様がある。
また、
カッコウに托卵されることがある。
抱卵期間は約11日で、
雌が抱卵する。
雛は約11日で巣立ちするが、
その後も親から給餌を受け約1ヶ月で親から独立する。

春になるとオスは草木の上に止まってさえずる。
地域や個体による差があるが、
さえずりの節回しは独特で
「ピッピチュ・ピーチュー・ピリチュリチュー」などと聞こえる。
この鳴き声の聞きなしとして
「一筆啓上仕候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)
「源平つつじ白つつじ」などが知られている。


亜種

5亜種に分類される。


Status

【LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1(2001))】

240px-Status_iucn3_1_LC_svg.jpg



出典: フリー百科事典『 Wikipedia ホオジロ





P1170080-2.jpg


種名: ホオジロ
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内(多摩湖湖畔)
撮影日: 20100425
撮影: GC8-MASARU





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オモシロい名前… ジョウカイボン 埼玉県所沢市上山口地内

グリムスキーワード 京都議定書



5月3日朝、
いい天気だったこともあり、
散歩がてらデジカメを手に外に出た。


道端には、
イヌムギが生い茂り、
ちょうど花期を迎えているようで、
黄色い花がのぞいていた。


P1170676.jpg


イヌムギ
Bromus catharticus Vahl


界: 植物界 Plantae
門: 被子植物門 Magnoliophyta
綱: 単子葉植物綱 Liliopsida
目: イネ目 Poales
科: イネ科 Poaceae
属: スズメノチャヒキ属 Bromus
種: イヌムギ B. catharticus


ありふれたイネ科の雑草。
北海道から九州まで広く見られる。
原産は南アメリカ。
現在ではヨーロッパ,北アメリカにも帰化している。
日本への侵入は明治初年。



P1170677.jpg


そんなイヌムギの花を
コンデジで撮影していると、…


イヌムギの穂に何かがしがみついている。



P1170570.jpg


ジョウカイボンだ。


吹く風に煽られながら、
必死に穂にしがみついている。


…イヌムギの花粉を食べていたのかもしれない。



P1170572.jpg


ジョウカイボン
Athemus suturellus suturellus (Motschulsky, 1860)


目:コウチュウ目
科:ジョウカイボン科
亜科:ジョウカイボン亜科


分布

国内: 北海道,本州,四国,九州
    平地~山地まで汎く分布する。
    島嶼では礼文,利尻,佐渡,対馬で記録される。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島に分布する。
    本亜種は朝鮮半島産を含む。


変異

形態: 本州中国地方,四国,九州,対馬産は、
    別亜種
    ニシジョウカイボン (ssp. luteipennis (Kiesenwetter, 1874))
    とされる
    個体変異は軽微
季節: -
性差: ほぼ同型
    外見での区別は困難
    一般に♀は♂より腹部が大きい


生態

環境: 草上性,樹上性
    各種樹林とその林縁,草原,畑地,路傍,社寺境内など
    幼虫は地上性(林床)
発生: 年1回
    4月下旬~7月上旬
越冬: 幼虫
行動: 昼行性
    活動は比較的活発で、草むらなどをよく飛ぶが、
    飛翔は緩やかである
    捕食に関しては基本的に待伏型で、
    動きはお世辞にも俊敏とはいい難い
    幼虫は地上を活発に歩行し、餌を探す


食性

幼虫: 捕食性
    地上性の小昆虫,ダンゴムシ,ヤスデなどの地表性小動物
成虫: 雑食性
    一般的にトビケラやカワゲラ,ハエ,小蛾類などの
    小昆虫を捕食するが、
    各種の花にも集まり、花粉を食べることも多い


類似種: -
保 護: 指定されていない
その他: 普通種で個体数も多い


天敵

捕獲: ムシヒキアブ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類など
寄生: -



(出典:『かたつむりの自然観撮記 ~ちばの昆虫たち~ ジョウカイボン』)




P1170573.jpg


種名: ジョウカイボン
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内
撮影日: 20100502
撮影: GC8-MASARU





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身近な野鳥19 コチドリ …狭山湖畔

グリムスキーワード 省エネ



昨日5月15日、
いい天気だったこともあり、
ウチから狭山湖方面へ歩いてみることにした。



…この日の散策で観察できた生き物は、
 既に以下で紹介している…


P1180116-100.jpg  めくるめく蛾の世界240 アケビコノハ (幼虫) … 狭山湖周辺




見上げる空は快晴!
気持ちのいい散策となった。




P1180038.jpg


狭山湖堰堤に着くと、
湖面の深い青緑色と空の青色が織り成す
見事なコントラストにしばし見とれてしまった…。


湖面や湖の周囲の林、堰堤を見ながら歩くと…


ん!?
何か動いた!



P1180039.jpg


堰堤の斜面の石組みにコチドリがいた。


よく見ると
あちらこちらに結構多くの個体を確認することができた。


それぞれの個体は互いに距離を置いて
それぞれに地面の上を啄ばみながら歩き回っていた。



P1180039-2.jpg


その動きは、
Stop & Go!
止まっていたかと思うと
チョコマカと結構早く歩いてまた止まる。


これを何度も何度も繰り返していた。




P1180033.jpg


歩きは
体の割にものすごく早く、
目で追うのがやっとな感じだった。


かなりコミカルな動きだったので、
なんとかコンデジで動きを押さえようと撮影開始!


四苦八苦しながら
先読みしてなんとか歩く姿の撮影に成功した。



P1180036.jpg



コチドリ (小千鳥)
Charadrius dubius Scopoli, 1786


【保全状態評価】

LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001))

240px-Status_iucn3_1_LC_svg.jpg


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 鳥綱 Aves
目: チドリ目 Charadriiformes
亜目: チドリ亜目 Charadrii
科: チドリ科 Charadriidae
属: チドリ属 Charadrius
種: コチドリ C. dubius

英名: Little ringed plover

和名表記: 小千鳥


分布

アゼルバイジャン,アフガニスタン,アラブ首長国連邦,
アルジェリア,アルバニア,アルメニア,イエメン,イギリス,
イスラエル,イタリア,イラク,イラン,インド,インドネシア,
ウガンダ,ウクライナ,ウズベキスタン,エジプト,エストニア,
エチオピア,エリトリア,オーストリア,オマーン,オランダ,
カザフスタン,カタール,ガーナ,カーポベルデ,ガボン,カメルーン,
ガンビア,カンボジア,ギニア,ギニアビサウ,キプロス,ギリシャ,
キルギス,クウェート,グルジア,クロアチア,ケニア,コートジボワール,
コンゴ民主共和国,サウジアラビア,サントメ・プリンシペ,ザンビア,
ジブチ,シエラレオネ,シリア,シンガポール,スイス,スウェーデン,
スペイン,スリランカ,スロバキア,スロベニア,セーシェル,
赤道ギニア,セネガル,セルビア,ソマリア,タイ,大韓民国,
タジキスタン,タンザニア,チェコ,チャド,中央アフリカ共和国,
中華人民共和国(台湾、香港含む),チュニジア,朝鮮民主主義人民共和国,
デンマーク,ドイツ,トーゴ,トルクメニスタン,トルコ,ナイジェリア,
日本,ニジェール,ネパール,ノルウェー,パキスタン,
パプアニューギニア,パラオ,バーレーン,ハンガリー,バングラデシュ,
フィリピン,フィンランド,ブータン,フランス,ブルガリア,
ブルキナファソ,ブルネイ,ベトナム,ベナン,ベラルーシ,ベルギー,
ボスニア・ヘルツェゴビナ,ポーランド,ポルトガル,マケドニア共和国,
マダガスカル,マリ共和国,マレーシア,マルタ,ミクロネシア連邦,
ミャンマー,モルジブ,モルドバ,モロッコ,モンゴル人民共和国,
モンテネグロ,ヨルダン,ラオス,ラトビア,リトアニア,リビア,
リヒテンシュタイン,リベリア,ルクセンブルグ,ルーマニア,
ロシア,西サハラ

ユーラシア大陸の中緯度地方以北で繁殖し、
冬季になるとアフリカ大陸北部やユーラシア大陸南部で越冬する。
日本では亜種コチドリが夏季に本州,四国,九州で繁殖する(夏鳥)。


形態

全長16cm。
頭頂部と背面は灰褐色、腹面は白い羽毛で覆われる。

眼の周囲の羽毛は黄色。
嘴から眼を通り側頭部へ続く黒い筋模様(過眼線)が入る。
額にも黒い斑紋が入り、過眼線と交わる。
喉から後頭部にかけての羽毛は白い。
頸部には黒い首輪状の斑紋が入る。
肢はオレンジ。

夏羽ではこの斑紋が黒いが、冬羽では薄くなる。
また咽頭部にも首輪状の黒い斑紋がある。
眼の周囲の羽毛は黄色い。


亜種

Charadrius dubius curonicus Gmelin, 1789 コチドリ
Charadrius dubius dubius Scopoli, 1786 - 等


生態

海岸や河川の中流域、湖、池沼等に生息する。

食性は動物食で、昆虫類、節足動物等を食べる。
俗に千鳥足と呼ばれるジグザグとした移動と静止を織り交ぜて
素早く獲物に詰め寄り捕食する。

繁殖形態は卵生。
砂地に浅い窪地を掘り小石や貝殻等を敷いた巣に、
日本では4~7月に1回に3~4個の卵を産む。
雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は 24~25日。
親は巣に外敵が近づくと
翼を広げて身を屈め傷ついた振り(擬傷)をして巣から離れ、
外敵の注意を巣から反らす。
雛はその間じっとして動かず、
保護色により周囲の小石と区別がつきづらくなる。
雛は生後24~29日程で飛翔できるようになり、
その後8~25日で独立する。
生後1~2年で性成熟する。


人間との関係

本種は、
現在発行されている110円切手のデザインのモデルにもなっている。
酒に酔ってふらふらと歩く様を千鳥足というのは、
この鳥の歩き方のように真っ直ぐ歩かないことになぞらえている。



(出典: フリー百科事典『 Wikipedia コチドリ 』)





P1180032.jpg


種名: コチドリ
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内(狭山湖堰堤付近)
撮影日: 20100515
撮影: GC8-MASARU





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亜熱帯のチョウ7 コノハチョウ vol.2 … ぐんま昆虫の森

グリムスキーワード 京都議定書



4月29日、
群馬県桐生市新里町にある
「ぐんま昆虫の森」に行った。


事前にパンフレットで、
季節展「春めく里山の昆虫展」が開催していることを知り、
これを見学するのを楽しみにしていた。


P1090301.jpg

(写真は昨年3月に訪れたときのもの…)


日帰りスポット!ぐんま昆虫の森(オフシーズン)



ここはなんといっても常設展示が充実していて面白い。
(企画展も面白かったんだけど…)
ついつい常設展示エリアで
コンデジでたくさんの写真を撮ってしまった…。


この日、
ぐんま昆虫の森の温室内で観察した亜熱帯のチョウについては、
既に以下で紹介している。


P1090282-2.jpg  【 リュウキュウアサギマダラ Ideopsis similis亜熱帯) 】
亜熱帯のチョウ5 リュウキュウアサギマダラ … ぐんま昆虫の森(温室内)

P1170249-100.jpg  【 ツマムラサキマダラ Euploea mulciber亜熱帯) 】
亜熱帯のチョウ4 ツマムラサキマダラ … ぐんま昆虫の森(温室内)

P1170258-100.jpg  【 イシガケチョウ Cyrestis thyodamas Doyere, [1840] (亜熱帯) 】
亜熱帯のチョウ6 イシガケチョウ vol.2 … ぐんま昆虫の森(温室内)




ツマムラサキマダラやリュウキュウアサギマダラ,
イシガケチョウなどの観察をしていたすぐ近く、
大きな葉の上にコノハチョウが翅を拡げて
日光浴をしていた。



P1170245.jpg


コノハチョウについては、
既に以下の記事で紹介している。


 ○ コノハチョウ Kallima inachus亜熱帯
     ぐんま昆虫の森で出会ったチョウ3 コノハチョウ
      P1090272-2.jpg



普段は、
翅を閉じて木の幹などにとまり、
翅表を見ることが少なかったチョウである。


またとないチャンスなので、
すぐにコンデジを向けて撮影&観察した。



P1170245-2.jpg


コノハチョウ (木の葉蝶)
Kallima inachus (Boisduval, 1846)


界: 動物界 Animalia
門: 節足動物門 Arthropoda
綱: 昆虫綱 Insecta
目: チョウ目 (鱗翅目) Lepidoptera
上科: アゲハチョウ上科 Papilionoidea
科: タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科: タテハチョウ亜科 Nymphalinae
族: コノハチョウ族 Kallimini
属: コノハチョウ属 Kallima Doubleday, 1849
種: コノハチョウ K.inachus

英名: Orange Oakleaf

和名表記:木の葉蝶


コノハチョウ(木の葉蝶・Kallima inachus)は、
チョウ目(鱗翅目)・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。
翅の裏面が枯葉のように見えることからこの名があり、
隠蔽擬態をする代表的な昆虫の一つに挙げられる
(擬態ではないとする説もある。後述)。

沖縄県指定天然記念物(1969年)
準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)。


特徴

成虫の前翅長は45~50mm。
翅の裏面は枯葉に非常によく似た模様を持つ。
模様は個体変異が多く、
1匹ずつ模様が異なると言ってもよい。
さらに前翅の先端は広葉樹の葉先のように尖り、
後翅の後端は葉柄のように細く突出する。
一方、翅の表側は藍色で、
前翅に太い橙色の帯が入り、
裏側とは対照的な鮮やかな配色である。

翅の裏側が枯葉に似るため、
擬態の典型例としてよく知られた昆虫だが、
疑問を呈する向きもある。
もしも枯葉に似せた姿を擬態として用いるならば、
枯葉を背景に羽根の裏を見せるか、
枯れ枝に葉のような姿で止まるべきだと考えられるが、
この蝶は葉の上で翅を広げるか、
太い幹に頭を下に向けて止まるため、
枯葉に似せる意味がないだろう、という説による。

インド北部からヒマラヤ,インドシナ半島,中国,台湾,
先島諸島から沖縄諸島,
奄美群島の沖永良部島と徳之島にかけて分布する。
コノハチョウ属(Kallima 属)の中では最も広い分布域を持つ。
分布域内でいくつかの亜種に分かれており、
日本に分布するものは亜種 K. i. eucerca Fruhstorfer, 1898 とされる。
宮崎県以南で見られる。

暗い熱帯雨林内に生息する。
成虫は1年のうちに数回発生を繰り返し、ほぼ年中見られる。
この種を含め、
タテハチョウ科はあまり花には訪れず、
樹液や腐った果実、獣糞などにやって来て汁を吸う。

幼虫は、
キツネノマゴ科のオキナワスズムシソウ,セイタカスズムシソウ,
オギノツメなどを食草とする。


近縁種

コノハチョウ属(Kallima 属)は、
インド,東南アジア地域を中心に10種が知られる。

K. albofasciata Moore, 1877
   - アンダマン・ニコバル諸島
K. alompra Moore, 1879
   - インドシナ半島
K. buxtoni Moore, 1879
   - インドネシア
K. horsfieldi Kollar, 1844
   - インド,ヒマラヤ山脈南部
○ コノハチョウ K. inachus (Boisduval, 1846)
   - インド,ヒマラヤ,インドシナ半島,中国,台湾-徳之島
K. limborgii Moore, 1879
   - インドシナ半島
K. knyvetti de Nicéville, 1886
   - インドシナ半島北部
K. paralekta (Horsfield, 1829)
   - インドネシア
K. philarchus (Westwood, 1848)
   - インド
K. spiridiva Grose-Smith, 1885
   - インドネシア


類似種

また、
属が異なるが以下の2種類も翅裏が枯れ葉状で、
和名に「コノハ」とつく。
これらは迷チョウとしてまれに記録される。

イワサキコノハ
Doleschallia bisaltide (Cramer, 1777)

Doleschallia polibetaとする文献もある。
前翅長35mmほどで、コノハチョウよりやや小型。
翅の表側の地色は橙色をしており、
前翅の先端が黒褐色、橙色の斑点が入る。
インド,インドシナ半島,ニューギニア島,フィリピンなどに分布する。
日本では、南西諸島各地でフ
ィリピン亜種 D. b. philippensis Fruhstorfer, 1912が記録される。
和名の「イワサキ」は、
石垣島の生物研究に功績を残した岩崎卓爾に因んだものである。

キオビコノハ
Yoma sabina (Cramer, 1780)

前翅長40mmほど。
コノハチョウよりはタテハモドキに近縁で、
翅の縁は葉状にならず角ばる。
前翅の表側の地色は褐色で、
和名通り橙色の太い帯が翅の中央部を前後に貫く。
インドシナ半島,インドネシア,ニューギニア,フィリピンなどに分布する。
日本では先島諸島から沖縄諸島にかけて少数が記録される。


(出典: フリー百科事典『 Wikipedia コノハチョウ 』)




P1170246.jpg


種名: コノハチョウ
撮影地点: 群馬県桐生市新里町地内(ぐんま昆虫の森温室内)
撮影日: 20100429
撮影: G8-MASARU





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めくるめく蛾の世界240 アケビコノハ (幼虫) … 狭山湖周辺

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昨日5月15日、
いい天気だったこともあり、
ウチから狭山湖方面へ歩いてみることにした。


見上げる空は快晴!
気持ちのいい散策となった。



P1180038.jpg


狭山湖堰堤に着くと、
湖面の深い青緑色と空の青色が織り成す
見事なコントラストにしばし見とれてしまった…。


狭山湖湖畔にはコチドリを結構な数見ることができた。


(…この日のコチドリについては後日紹介…)




P1180055.jpg


狭山湖堰堤を抜け、
狭山湖を周回する道路沿いを散策していった。


狭山湖畔はオオタカが営巣する雑木林が続く。


…木漏れ日がまぶしい…


…と、
フェンスに絡みつく
フジとミツバアケビの蔓に目をやったその時…


ん!?何かいる!



P1180054.jpg


アケビコノハの幼虫だ!
頭を丸めて持ち上げ、尾部を持ち上げて、
威嚇の姿勢をとっている。


この時間帯は、
時折やや強い風がそよぎ、
その葉の揺れにたいしてとった姿勢だと考えられる。



P1180058.jpg


アケビコノハについては、
以前の調査で採集した成虫標本をもとに
既に以下の記事で紹介している。


203-0001_P1100526_akebi.jpg  【ヤガ科 (エグリバ類)】
○ アケビコノハ Eudocima tyrannus (Guenée, 1852)
めくるめく蛾の世界44 アケビコノハ




とりあえず、
観察しつつコンデジを構えて写真撮影した。


葉柄を這ったり、
葉を食べたりする姿も撮影したいと思い、
少しその場で待ってみたが、
断続的に吹く風で姿勢はより強固になっていくばかり…。



P1180116.jpg


仕方がないので、
少し失礼して上から
葉柄にしがみつく脚をコンデジで狙ってみた。


主要な6本の脚で必死に葉柄にしがみつく姿を見ることができた。


あと少し頑張って大きくなって、
立派な成虫になってね!



P1180119.jpg


アケビコノハ
Eudocima tyrannus (Guenée, 1852)


科: ヤガ科 (Noctuidae)
亜科: (エグリバ類) (Calpinae)

属: Eudocima Billberg, 1820


開張: 95~100mm
分布: 北海道,本州,四国,九州,対馬,
    沖縄諸島沖縄本島,石垣島,西表島;
    アムール,中国,台湾,マレー,
    ボルネオ,スマトラ,ジャワ,インド
成虫出現期: 5~10月
幼虫食餌植物:
    アケビ科: ムベ,アケビ,ミツバアケビ
    ツヅラフジ科: アオツズラフジ
    メギ科: ヒイラギナンテン,メギ
    カキノキ科: カキ
終齢幼虫体長: 60~70mm


(出典:「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2 アケビコノハ」)



概要

前翅は枯葉状で緑褐色、
美しい黄色あるいは橙色に黒色紋のある後翅を持つ。
静止時には、この派手な後翅を完全に前翅の下に隠す。
すると頭部先端に葉柄まである
枯葉にそっくりの擬態となり、身を隠す。
前翅の長さは50mmほどもある。

幼虫はなめらかなイモムシで、
体前部に大きな目玉模様がある。
刺激を受けるとその部分を持ち上げ、
頭を内側に折り曲げるようにする。
これは目玉模様が目立つ姿勢であり、
威嚇の意味があると考えられている。
名前の通りアケビを食草とするが、
そのほか庭のムベにも発生するため、
住宅地でみかけることも多い。

日本をはじめ中国からヒマラヤ、
ロシア連邦アムール地方などに分布する。
類似のコノハガはアジアに広く分布するほか、
南アメリカ、アフリカなどの熱帯に多い。
日本では、
このほかにキマエコノハやヒメアケビコノハを産する。
いずれも夜間果樹園に飛来し、
モモ、ナシ、ミカン、ブドウなどの
熟果の液を吸い大害を与える。


(出典: フリー百科事典『 Wikipedia アケビコノハ 』)





【幼虫写真】

P1180117.jpg


種名: アケビコノハ (幼虫)
撮影地点: 埼玉県所沢市三ケ島地内(狭山湖湖畔)
撮影日: 20100515
撮影: GC8-MASARU





【成虫写真】

203-0001_P1100526_akebi.jpg


種名: アケビコノハ (成虫)
採集地点: 新潟県中魚沼郡津南町大割野地内
採集日: 20080104
採集: 中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム





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あまりに面白い格好に思わず… ヤマトシリアゲ vol.3 … さいたま緑の森博物館

グリムスキーワード 京都議定書



5月2日、
いい天気が続いていることもあり、
再び「さいたま緑の森博物館」を訪れてみた。


P1160723.jpg


以前
敷地内の大谷戸湿地で見つけたカワセミは、
その後一度も観察できてはいない。
今度こそ見つけられるだろうか?


P1170287.jpg

(以前カワセミを見つけた大谷戸湿地)


P1160905-100.jpg  【カワセミ科 Alcedinidae】
○ カワセミ Alcedo atthis Linnaeus, 1758
身近な野鳥7 カワセミ … さいたま緑の森博物館




「さいたま緑の森博物館」、
狭山丘陵に育まれた里山環境をそのまま保全し、
ありのままの動植物を観察する事ができる
フィールド型のミュージアムだ。


img043omote01-02.jpg  さいたま緑の森博物館 Official Site



さいたま緑の森博物館での観察記録は、
本記事下部の【 ... Read more 】から…。



ちなみに、
この日観察した生き物については、
既に以下で紹介している。


P1170393-100.jpg  身近な昆虫2 ヒメクロオトシブミ … さいたま緑の森博物館

P1170453-2-100.jpg>   身近な爬虫類2 シマヘビ … さいたま緑の森博物館




放棄田を利用したビオトープを含む
西久保湿地に来てみた。


すると、
水辺の草の葉の上に面白い格好の昆虫が…。
ヤマトシリアゲだ。



P1170338.jpg



ヤマトシリアゲは、
褐色型の個体(夏型)について
既に以下で紹介している。


P1140654-2.jpg  【シリアゲムシ科 Panorpidae】
○ ヤマトシリアゲ Panorpa japonica
オモシロいカッコ ! ヤマトシリアゲ
また見つけた ! ヤマトシリアゲ




今回は、
春先の個体であるため、
黒色型(春型)であった。



P1170338-2.jpg


以前紹介した夏型の個体に比べて、…


体色が異なるだけで、
だいぶ印象が違う。


春型は渋~いカンジがする。



P1170339.jpg


今回の個体も
サソリの毒針に似た尾部を
背中側に大きく持ち上げている。


このことから♂であると考えられる。



P1170341.jpg



ヤマトシリアゲ
Panorpa japonica

目: シリアゲムシ目 Mecoptera
科: シリアゲムシ科 Panorpidae

前翅長: 13~20mm
出現期: 4~9月
分布: 北海道,本州,四国,九州

体は黒色あるいは黄褐色。
翅に2本の太い黒帯を持つ。
頭部が長く前に伸び、♂は尾部を背側に巻きあげる。
初夏に現れるものは黒色で比較的大きく(春型)、
晩夏に現れるものは黄色っぽく小さい(夏型)。
黄褐色のものはベッコウシリアゲと呼ばれ、別種とされていた。
林縁部の葉上で見られ、よく飛ぶが、すぐにとまる。
死んだ昆虫の体液などを吸う。

「尻揚げ虫」は、
♂が腹端を背中側に持ち上げることから命名された。
英語圏では、この尾がサソリの毒針に似ているとして、
スコーピオンフライ (scorpionfly) と呼ぶ。





P1170343.jpg


種名: ヤマトシリアゲ (春型・♂)
撮影地点: 埼玉県入間市宮寺地内(さいたま緑の森博物館)
撮影日: 20100502
撮影: GC8-MASARU





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身近な野鳥18 カワセミ vol.4 … 空堀川流域3

グリムスキーワード ゴミ分別



5月8日、
再びカワセミを見たくて、
東京都東村山市方面へ向かった。


…というのも、
以前から東村山市にある
北山公園の池での目撃情報を耳にしていたのと、
5月3日に多摩湖湖畔での観察時に、
日本野鳥の会奥多摩支部の方から、
東村山市内の空堀川流域での目撃情報を得たためだった。


※ 以前、
  さいたま緑の森博物館の大谷戸湿地において
  観察したカワセミについては、以下の記事で紹介している。
  (その後同地点での観察は空振り続きだった…)

P1160905-100.jpg  【カワセミ科 Alcedinidae】
○ カワセミ Alcedo atthis Linnaeus, 1758
身近な野鳥7 カワセミ … さいたま緑の森博物館



残念ながら、
北山公園内の池での観察は空振りに終わり、
このまま収穫なしで帰るのはなんだかシャクだったため、
その足で空堀川まで歩き、
流域をローリング作戦で探ってみることにした。


この日観察できた
カワセミをはじめとした生き物については、
以下の記事で紹介している。


P1170841-100.jpg   身近な野鳥15 カワセミ vol.2 … 空堀川流域

P1170748-100.jpg   越冬するタテハチョウの仲間5 ルリタテハ … 北山公園

P1170856-2-100.jpg   身近な野鳥16 カワセミ vol.3 … 空堀川流域 2

P1170736-100.jpg   里山のトンボ1 シオカラトンボ … 北山公園

P1170832-100.jpg   身近な野鳥17 オナガ … 空堀川流域

P1170715-100.jpg   その姿まさに横綱級! ヨコヅナサシガメ … 北山公園






ここからは、
「身近な野鳥16 カワセミ vol.3 … 空堀川流域」
の記事の続き…。



…ってなわけで、



飛び去ってしまってないことを祈りつつ、
急いで対岸の川原まで来た…。


…まだいるかな?



P1170859.jpg


いた!


さっきまでより確実に近いし、
枝の加減でカワセミの姿もよく見える。


ほっと胸をなでおろして…


再びコンデジを向けて撮影開始!



P1170859-2.jpg


相変わらず
カワセミは辺りをキョロキョロ…


しかし、
確実に水面をジッと見ている時間が多くなっていた。


…そのうち、…



P1170861.jpg


…ザブっ!


水面に向かってダイブした。


同じ木の違う枝に再びとまり、
またしばし水面を見つめていた…。


しばらくすると、
ピピピピ…ピピ…っと
甲高い鳴き声とともに飛び去ってしまった。



5月8日のカワセミ観察記録は以上で終わり。
また、
近いうちに見つけたいものだ。



P1170862.jpg


カワセミ
Alcedo atthis Linnaeus, 1758


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 鳥綱 Aves
目: ブッポウソウ目 Coraciiformes
科: カワセミ科 Alcedinidae
亜科: カワセミ亜科 Alcedininae
属: カワセミ属 Alcedo
種: カワセミ A.atthis

英名:European Kingfisher
   Common Kingfisher

和名表記:翡翠


カワセミ(翡翠、学名:Alcedo atthis)は、
ブッポウソウ目カワセミ科に分類される、鳥。
水辺に生息する小鳥で、
鮮やかな水色の体色と長いくちばしが特徴である。
古くはソニドリ(鴗)と呼ばれ、
ヒスイと呼ばれることもある。


形態

体長は17cmほどで、スズメほどの大きさ。
くちばしが長く、頭が大きく、首、尾、足は短い。
くちばしは黒いが、メスは下のくちばしが赤いのでオスと区別できる。
また、若干雌より雄の方が色鮮やかである。
頭、頬、背中は青く、頭は鱗のような模様がある。
のどと耳の辺りが白く、胸と腹と眼の前後は橙色。
足は赤い。
カワセミは本来は青くなく、光の加減で青く見える。
これを構造色といい、シャボン玉がさまざまな色に見えるのと同じ原理。
この美しい外見から「渓流の宝石」などと呼ばれる。
特に両翼の間からのぞく背中の水色は鮮やかで、
光の当たり方によっては緑色にも見える。
漢字表記がヒスイと同じなのはこのためである。


分布

ヨーロッパとインド、東南アジアにかけて分布し、
広い分布域の中でいくつかの亜種に分かれている。
暖かい地方では定住するが、
高緯度地方のものは冬には暖かい地域に移動する。
日本では北海道で夏鳥だが、
ほかの地域では1年中見ることができる。


生態

海岸や川、湖、池などの水辺に生息し、
公園の池など都市部にもあらわれる。
飛ぶときは水面近くを速く直線的に飛び、
このときに「チッツー!」「チー!」と鳴き声
(古い自転車のブレーキ音とも形容される)を挙げることが多い。

採餌するときは水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、
魚類や水生昆虫をくちばしでとらえる。
ときには空中でホバリング(滞空飛行)しながら飛び込むこともある。
水中に潜るときは目からゴーグル状のものを出し
水中でも的確に獲物を捕らえることが出来る。
また、水中に深く潜るときはいったん高く飛び上がってから潜る個体も存在する。
捕獲後は再び石や枝に戻ってえものをくわえ直し、頭から呑みこむ。
大きな獲物は足場に数回叩きつけ、殺してから呑みこむ。
消化出来なかったものはペリットとして口から吐き出す。
足場は特定の石や枝を使う事が多く、周囲が糞で白くなっていることが多い。
ゴーグル状のものは地上にいるときでも時々見ることが出来る。

繁殖期にはオスがメスへ獲物をプレゼントする「求愛給餌」がみられる。
つがいになると親鳥は垂直な土手に巣穴をつくる。
最初は垂直の土手に向かって突撃し、
足場ができた所でくちばしと足を使って50~90cmほどもある横穴を掘る。
穴の一番奥はふくらんでおり、ここに3~4個の卵を産む。 

卵からかえったヒナは親鳥から給餌をうけながら成長し、
羽毛が生え揃うと巣立ちする。
せまい巣穴の中は当然ヒナの糞で汚れるが、
ヒナに生えてくる羽毛は鞘をかぶっており、
巣立ちのときまで羽毛が汚れないようになっている。
若鳥は胸の橙色と足に褐色味がある。

非繁殖期は縄張り意識が強く、1羽で行動する。
水上を飛んだり、えさ場が見渡せる枝や石の上で休む姿がみられる。


その他

宝石のヒスイはこの鳥の羽の色に由来して名付けられた。
漢字の「翡翠」は、カワセミ、ヒスイどちらとも読める。

また、アカショウビンなどの「ショウビン」はカワセミの古語で、
これも同じ「翡翠」を当てる。
「翡」は赤い羽、「翠」は青い羽を指しているとも、
「翡」はオス、「翠」はメスを指しているともいわれている。

紀宮清子内親王(現・黒田清子)が
山階鳥類研究所で研究を担当しているのは「カワセミ」である。
カワセミに対する思い入れが強く、
宮内庁職員文化祭に
「川瀬美子」(かわせ・みこ)の名前で手芸作品を出品したことがある。

天野月子のシングル『翡翠』の別バージョン
「翡翠 ~スリムType~」にはカワセミのギミック(擬声音)が使われている。

ギリシア神話には、
一国の国王でもあった夫ケーユクスを海難事故で失った女性アルキュオネーが、
死んだ夫と共に姿をカワセミへと変え、
2羽でつがいを組んでその後も仲良く暮らし続けたという話が存在する。


Sibley 分類体系上の位置

【シブリー・アールキスト鳥類分類】

 ブッポウソウ目 Coraciiformes
  - カワセミ亜目 Alcedini
   - カワセミ下目 Alcedinides
    - カワセミ小目 Alcedinida
     - カワセミ科 Alcedinidae



出典: フリー百科事典『 Wikipedia カワセミ





P1170863.jpg


種名: カワセミ
撮影地点: 東京都東村山市本町地内(空堀川流域)
撮影日: 20100508
撮影: GC8-MASARU





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その姿まさに横綱級! ヨコヅナサシガメ … 北山公園

グリムスキーワード 京都議定書



5月8日、
再びカワセミを見たくて、
東京都東村山市方面へ向かった。


…というのも、
以前から東村山市にある
北山公園の池での目撃情報を耳にしていたのと、
5月3日に多摩湖湖畔での観察時に、
日本野鳥の会奥多摩支部の方から、
東村山市内の空堀川流域での目撃情報を得たためだった。


※ 以前、
  さいたま緑の森博物館の大谷戸湿地において
  観察したカワセミについては、以下の記事で紹介している。
  (その後同地点での観察は空振り続きだった…)

P1160905-100.jpg  【カワセミ科 Alcedinidae】
○ カワセミ Alcedo atthis Linnaeus, 1758
身近な野鳥7 カワセミ … さいたま緑の森博物館




目撃情報のある北山公園内の池まで、
園内を散策していると、…


コナラの木の幹に黒光りする大きな昆虫が…。



P1170712.jpg


ちなみに…、


この日観察できた
カワセミをはじめとした生き物については、
以下の記事で紹介している。


P1170841-100.jpg   身近な野鳥15 カワセミ vol.2 … 空堀川流域

P1170748-100.jpg   越冬するタテハチョウの仲間5 ルリタテハ … 北山公園

P1170856-2-100.jpg   身近な野鳥16 カワセミ vol.3 … 空堀川流域 2

P1170736-100.jpg   里山のトンボ1 シオカラトンボ … 北山公園

P1170832-100.jpg   身近な野鳥17 オナガ … 空堀川流域




最初、
シマサシガメかと思ったが、
脚の縞模様が見当たらない…。



P1170713.jpg


う~ん…


しばし悩んでしまった。


それにしても威風堂々とした風貌。


すぐにデジカメで撮影開始!
レンズを向けると、
イヤがるように逃れようとしたが、
それほど早くなかったため、
先回りして撮影することができた。


帰宅して調べると、
ヨコヅナサシガメだとわかった。


ヨコヅナ…、納得っす。



P1170715.jpg


ヨコヅナサシガメ (横綱刺亀)
Nezara viridula Linnaeus


目: カメムシ目 Hemiptera
亜目: トコジラミ下目 Cimicomorpha
科: サシガメ科 Reduviidae
属: Agriosphodrus ,
種: ヨコヅナサシガメ A. dohrni


特徴

体長16~24mmで、
日本に生息するサシガメの仲間では
最も大型の種類である。
体色は光沢のある黒色で、頭部が細長く、
腹部の縁は白黒まだら模様で
羽の外側に張り出して反り返っている。
体の黒色部は、
羽化直後の外骨格が硬化する前の段階では
鮮やかな赤色をしている。


習性

サクラなどの大木の樹幹に集団で生息する。
幼虫・成虫とも
幹を歩き回ってケムシなど他の昆虫を捕え、
細長い口吻を突き刺して体液を吸う。
不用意に触れると
この口吻で刺されることがあり注意が必要である。

成虫は6月ごろ産卵し、
8月ごろ孵化する。
冬は幼虫で越冬し、
木の幹の窪みに群がってじっとしている。
翌年の春に羽化して成虫となる。


生息地

元々は中国から東南アジアにかけて分布する昆虫で、
昭和初期にそれらの国からの貨物に紛れて
九州に入ってきたと考えられている。
その後次第に生息域を拡大し、
1990年代になって
関東地方でも見かけられるようになった。

サクラ,エノキ,ケヤキ,クワ,ヤナギなどの、
樹洞や大木の幹のくぼみにすむことが多く、
幼虫は数十から数百匹程度の集団で住んでいることが多い。



出典: フリー百科事典 『 Wikipedia ヨコヅナサシガメ




P1170718.jpg


種名: ヨコヅナサシガメ
撮影地点: 東京都東村山市野口町地内(北山公園内)
撮影日: 20100508
撮影: GC8-MASARU





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身近な野鳥17 オナガ … 空堀川流域

グリムスキーワード ゴミ分別



5月8日、
再びカワセミを見たくて、
東京都東村山市方面へ向かった。


…というのも、
以前から東村山市にある
北山公園の池での目撃情報を耳にしていたのと、
5月3日に多摩湖湖畔での観察時に、
日本野鳥の会奥多摩支部の方から、
東村山市内の空堀川流域での目撃情報を得たためだった。


※ 以前、
  さいたま緑の森博物館の大谷戸湿地において
  観察したカワセミについては、以下の記事で紹介している。
  (その後同地点での観察は空振り続きだった…)

P1160905-100.jpg  【カワセミ科 Alcedinidae】
○ カワセミ Alcedo atthis Linnaeus, 1758
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残念ながら、
北山公園内の池での観察は空振りに終わり、
このまま収穫なしで帰るのはなんだかシャクだったため、
その足で空堀川まで歩き、
流域をローリング作戦で探ってみることにした。


この日観察できた
カワセミをはじめとした生き物については、
以下の記事で紹介している。

P1170841-100.jpg   身近な野鳥15 カワセミ vol.2 … 空堀川流域

P1170748-100.jpg   越冬するタテハチョウの仲間5 ルリタテハ … 北山公園

P1170856-2-100.jpg   身近な野鳥16 カワセミ vol.3 … 空堀川流域 2

P1170736-100.jpg   里山のトンボ1 シオカラトンボ … 北山公園



…ってなわけで、
カワセミを探して空堀川流域を歩いていた。


道端の小さな雑木林では、
コナラやクヌギなどナラ類を主体としていたが、
これらの枝先に葉が少ないようだった。


注意深く葉を観察すると、
未同定ではあるが、
カメムシの仲間の幼虫がビッシリとまとまっていたり、
灰色の体色をした蛾の幼虫が
無数についていたりしていた。


とくにこの蛾の幼虫、
ものすごい勢いで葉を食べていて、
ある枝先では葉がすべて食べつくされているようだった。



P1170828.jpg


おそらくこれらの昆虫類を求めて、
たくさんのオナガ,ムクドリ,キジバトなどなど
多くの種の野鳥が集まってきていた。


高い枝には葉が多く茂っている。
…うまく撮れるだろうか…


若干の不安はあったが、
コンデジをスタンバイして
オナガの撮影を開始した。



P1170832.jpg


…やはり難しい…


枝の影に入ったり、
葉の茂る枝の中に入ったりと
なかなかシャッターチャンスが訪れない。


しかし、
次々に飛来するオナガを根気よく待って、
数枚の写真を撮ることができた。




P1170833.jpg


オナガ (尾長)
Cyanopica cyana Pallas, 1776


界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 鳥綱 Aves
目: スズメ目 Passeriformes
科: カラス科 Corvidae
属: オナガ属 Cyanopica
種: オナガ C. cyana

英名: Azure-winged Magpie

和名表記: 尾長


分布

ユーラシア大陸の東西両端の2つの離れた地域に
分かれて分布する留鳥である。
分布の一方はロシア東部,中国東部,日本など東アジアで、
もう一方はイベリア半島の一部である。
いずれの地域においても局所的、
飛び地状に生息域が存在する。

近年の遺伝子分析によれば、
2つの地域個体群は種レベルで区別されることを示した。
またイベリア半島内では化石も発見されており、
両個体群の分化が数万年昔にまでさかのぼることがわかっており、
イベリア半島の個体群は
別種 Cyanopica cooki となる可能性が示唆されている。
この事実が明らかになるまで、
本種の特異な隔離分布は長らく謎とされており、
15世紀の南蛮交易船が
日本からイベリア半島へ持ち帰ったという珍説まであった。

なお、
日本では分布を狭めており、
1970年代までは本州全土および九州の一部で観察されたが、
1980年代以降西日本で繁殖は確認されておらず、
留鳥として姿を見ることはなくなった。
現在は本州の石川県以東,
神奈川県以北で観察されるのみとなっている。
わずか10年足らずで
西日本の個体群が姿を消した原因はまったくわかっていない。
ただし、
九州の個体群については、
近年になって分布を拡大し続けている
カササギとの競争に破れたという説がある。
このように分布域を狭めてはいるが、
東日本に残された群の個体数は減少どころか増加の傾向にある。


形態

全長は 34~39cm で、
キジバトより一回り大きい程度。
ただし尾羽が 20~23cm と長く、
頭と体の大きさはムクドリ大。
名前の由来は、尾羽が長いことによる。

頭は黒く、背は淡い灰褐色、
翼と尾は青灰色、のどから腹は灰白色で、
尾の先が白い。雌雄同色である。

なお、
イベリア半島に分布する亜種は尾羽の先の白斑がない。


生態

平地から低山地の比較的明るい森林や竹林を好み、
森林に近接する市街地などでも見られる。

食性は雑食で、昆虫や果実、種子などを常食する。

樹上に枯れ枝などを使って皿状の巣を作り、
1腹6~9個の卵を産む。
抱卵期間は17~20日で、雌が抱卵する。
雛は約18日で巣立ちする。
カッコウの托卵先になることがある。

いつも高いところにおり、
群れで行動し、カラスの仲間とあって学習能力は高い。
警戒心が強く、
また敵に対するモビング(疑攻撃)行動も活発で、
巣が襲われた場合などは集団で防衛にあたる。

鳴き声は、
「ギューイギュイギュイ」
「ゲー、ギー」などと汚い大声がよく聞かれるが、
これは警戒音声であり、
繁殖期のつがい同士などでは
「チューイ、ピューイ、チュルチュルチュル」
など愛らしい声で鳴き交わす様子も観察される。



出典: フリー百科事典『 Wikipedia オナガ




P1170834.jpg


種名: オナガ
撮影地点: 東京都東村山市本町地内(空堀川流域)
撮影日: 20100508
撮影: GC8-MASARU





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身近なチョウ1 ヤマトシジミ vol.4 …埼玉県所沢市上山口地内

グリムスキーワード 京都議定書



5月5日、
朝少しだけ散策に出ようと外に出ると、
家の前のノゲシの花の下にシジミチョウがとまっていた。


○ ノゲシ Sonchus oleraceus L. (1753)
  キク科(Asteraceae),ノゲシ属(Sonchus


ヤマトシジミだ。



P1170691.jpg


過去のヤマトシジミについての観察記録は
以下のリンクから。


○ ヤマトシジミ Pseudozizeeria maha (Kollar, 1848)
    
P1150064-2.jpg   これも身近で小さなチョウ ! ヤマトシジミ
やっと翅表を見せてくれた ! ヤマトシジミ vol.2
♀の翅表も撮れた ! ヤマトシジミ vol.3


今回はどんな姿を見せてくれるだろうか。



P1170692.jpg


朝早かったこともあってか、
ヤマトシジミの動きは遅く、
コンデジを構えて近づいても全く逃げる気配はなかった。


そのためじっくり観察し、
多くの写真を撮ることができた。



P1170689.jpg


ゆっくりと翅を閉じたり開いたり…。


夜間に溜まった湿気を乾かすように、
ノゲシの花の根本についた小さな葉の上で、
日が昇って暖かくなるのをじっと待っているようだった。



P1170688.jpg


ヤマトシジミ
Pseudozizeeria maha (Kollar, 1848)
※ シノニム Zizeeria maha

科: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科: ヒメシジミ亜科 Polyommatinae
族: ヒメシジミ族 Polyommatini
属: ヤマトシジミ属 Pseudozizeeria
種: ヤマトシジミ P. maha

ヤマトシジミ = 大和小灰蝶,大和蜆蝶

前翅長: 9~16mm
分布: 本州以南(国内)
成虫出現期: 春~秋季 (年5~6回)
 ※ 蛹越冬
幼虫食餌植物:
   カタバミ科カタバミ属: カタバミ(Oxalis corniculata

♂の翅表の色は黒地で、
中心に明るい水色を吹いたような色合い。
♀は黒色のみ。

翅裏は薄いグレー地で、黒い斑紋を乗せる。

関東以西でもっとも普通に見られるチョウのひとつ。
幼虫がカタバミを食草としているので、
主に平地の道端や耕作地周辺に生息し、
人家周辺でよく見られる。
日当たりのよい場所にカタバミさえあればほとんどどこでも発生するが、
成虫は移動力に劣るため、
食草の少ない山地などではあまり見られない。


(「Wikipedia ヤマトシジミ(蝶)」抜粋・一部改変)



P1170688-2.jpg


種名: ヤマトシジミ(♂)
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内
撮影日: 20100505
撮影: GC8-MASARU





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