グリムスキーワード 食物連鎖
7月18日朝、
再び多摩湖方面へ散歩がてら
散策に出かけた・・・。
途中観察した生物は以下のとおりである(既掲載のもの)。
めくるめく蛾の世界134 ヒメシロモンドクガ (幼虫)
でっか~い ! オオクモヘリカメムシ
雨滴の中で・・・。 マメコガネ
多摩湖畔で、
マメコガネ他の観察を終え再び坂道を上ると、
「ジッ・・・ジジッ・・・」という複数の声が・・・。
どこから聞こえるのかと、
注意深く周囲を観察すると・・・、
桜の木に複数のニイニイゼミを発見した。

さらに周りの木々からも
「ジー・・・・・」というニイニイゼミの泣き声が聞こえている。
だいぶ多くの個体が近くにいるようだ。
とりあえず観察,観察・・・ということで、
カメラを向けると、・・・
逃げる逃げる・・・。
ニイニイゼミは飛ぶことなく、
サクラの樹皮を素早く上のほうに歩いていった。
・・・また鬼ごっこだ!
とりあえず静止した瞬間を狙って、
いくつかいい写真が撮れた。
・・・満足満足!・・・
ニイニイゼミPlatypleura kaempferi (Fabricius, 1794)
目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
上科:セミ上科 Cicadoidea
科:セミ科 Cicadidae
亜科:セミ亜科 Cicadinae
族:ニイニイゼミ族 Platypleurini
属:ニイニイゼミ属
Platypleura Amyot et Serville 1843
種:ニイニイゼミ
P. kaempferi成虫の体長は20~24mmとなる。
生きている時は全身に白っぽい粉を吹くが、
頭部と前胸部の地色は灰褐色、後胸部と腹部は黒い。
後胸部の背中中央には橙色の"W"字型の模様がある。
他のセミに比べて体型は丸っこく、横幅が広い。
複眼と前翅の間に平たい「耳」のような突起がある。
また、セミの翅は翅脈(しみゃく)以外透明な種類が多いが、
ニイニイゼミの前翅は褐色のまだら模様、
後翅は黒地に透明の縁取りである。
ニイニイゼミの抜け殻は小さく丸っこく、
全身に泥をかぶっているため、
他のセミの抜け殻と容易に区別がつく。
また、他種に比べて木の幹や根元などの低い場所に多い。
北海道から九州・対馬・沖縄本島以北の南西諸島、
台湾・中国本土・朝鮮半島まで分布する。
ただし、喜界島・沖永良部島・与論島には分布しない。
日本産のセミとしては学名の記載が早かった種類で、
学名 "
kaempferi" は、
江戸時代に長崎・出島に赴任した
ドイツ人医師エンゲルベルト・ケンペルに対する献名となっている。
(「
Wikipedia ニイニイゼミ」抜粋・一部改変)

種名:ニイニイゼミ
撮影地点:埼玉県所沢市上山口地内
撮影日:20090718 07:51
撮影:G8-MASARU
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