新潟県中魚沼郡で昆虫調査をしていた2007〜2008年、
昆虫に関する様々な面白い事象に出会うことが出来た。
調査の委員である樋熊清治氏、故櫻井精氏、桜沢英郎氏に感謝する。
さて、今回とりあげるキリギリスは、
バッタ目(直翅目) キリギリス科 キリギリス属 に分類される一群で、
日本列島には4種に分類されるキリギリスが生息するとされている。
北海道に生息する「ハネナガキリギリス」と沖縄に生息する「オキナワキリギリス」、
そしてこれを除く地域に生息する「ヒガシキリギリス」と「ニシキリギリス」である。
青森県から岡山県付近まで分布する種が「ヒガシキリギリス」、
近畿地方から九州地方まで分布する種が「ニシキリギリス」とされている。
しかし、この2種の分類については2000年代以降の考え方であり、
未だその結論は出ていない。
今回の問題となるキリギリスは、ヒガシキリギリスということになる。
キリギリスは「ギ〜〜〜〜ッ・・・・・チョン」という鳴き声で、
とくに「夏の風物詩」ともいえる昆虫である。
成虫の出現は7月頃からで、
一般的には10月半ばまでには雌が卵をうんで全て死んでしまうとされていた。
最近は、遅くとも11月までと修正されてきている。

いくら遅くても10月半ば頃には、見れなくなるといわれていたキリギリスであるが、
委員による昆虫調査が実施された2005年、
新潟県三条市在住の桜沢英郎氏によって、
10月30日に新潟県中魚沼郡津南町逆巻地内で産卵するキリギリス(♀)が確認された。
これを受けて桜沢氏は、津南町民に向けて調査協力を依頼したのである。
2006年は、町民もチェックシートをもって調査に協力した。
これによって、同町駒返り地内在住の大島ムメ氏により、
11月4日および13日に生体のキリギリス2体が捕獲されるに至った。

撮影日 20070810
撮影場所 新潟県中魚沼郡津南町太田新田地内
撮影 中津川流域の自然環境総合調査サポートチーム
※ 上の写真にキリギリスが写っている。探してみよう!
▽ 答えはこの下。

これが、上の写真の拡大である。
見つけられたであろうか・・・。
キリギリスは、草むらの中で生活しているうえ、
体色が同系色であるために見つけるのが非常に難しい。
この写真を撮影した2007年、
桜沢氏は、11月8日に同町見倉地内で3匹、大赤沢地内で1匹を捕獲している。
これらは室内飼育下で、
見倉産のものが11日、12日、15日、
大赤沢産のものが17日まで生きたという。
昆虫に関わる定説が覆されていった瞬間であった。
強引な仕事納めが祟ったのか、年始早々Hardでしたので
久しぶりの巡回です。(Farmも含め)
結構子供のころからバッタ取りとか得意だったので
自信があったのですが。。。
見つけられませんでした(-"-)
やっぱ現役じゃないからかな(笑)
いんぷ555さん、お久しぶりです。
お疲れ様でした。
自然の中だともっと難しいですからね・・・。
オレもバッタ類の採集は苦手な方なんです。
ただ、この時はシゴトだったんで、必死でしたね!
これを見つけられればプロです(笑)