グリムスキーワード 京都議定書
8月22日散策時、
オオチャバネセセリを何個体も確認した。
最近、個体数が多くなっている気がする。
ありふれた種ではあるが、
少し観察してみる事にした。
ヤブガラシの花を吸蜜する個体、
日陰の草むらで翅を休める個体、
朝露を吸う個体など、いろいろな姿を観察できた。
オオチャバネセセリPolytremis pellucida Murray, 1875
目: チョウ目 (鱗翅目) Lepidoptera
上科: セセリチョウ上科 Hesperioidea
科: セセリチョウ科 Hesperiidae
亜科: セセリチョウ亜科 Hesperiinae
属: オオチャバネセセリ属
Polytremis種: オオチャバネセセリ
P. pellucida基亜種:
Polytremis pellucida pellucida 日本国内
前翅長: 16~23mm
出現期: 6月頃~秋 (夏から秋にかけて個体数増加)
分布: 東アジア (ロシア沿海地方,サハリン,日本,朝鮮半島,中国,台湾)
※ 国内では亜種
Polytremis pellucida pellucida 北海道~九州
チャバネセセリやイチモンジセセリに似て、
発生もほぼ同一時期のため判別が難しい場合があるが、
本種はイチモンジセセリなどに比べて翅が長めなことに加え、
翅に入る白紋で見分けられる。
イチモンジセセリでは後翅に横長の白紋が一直線に 4つ並び、
チャバネセセリは白斑が小さく 4つ並ぶのに対し、
本種は上から順に「短い、長い、長い、短い、長い」と
5つ並ぶところで判別される。
セセリチョウというとイネの害虫と考えられがちだが、
本種は基本的にタケ科植物やススキなどを食草とする。
そのためか他の近縁種より少なく、山地に多い。
幼虫で越冬する。
(「
Wikipedia オオチャバネセセリ」抜粋・一部改変)
種名: オオチャバネセセリ
撮影地点: 埼玉県所沢市上山口地内
撮影日: 20090822 08:49
撮影: G8-MASARU
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(今回のグリムスキーワードは、チョウ)
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こんばんは、お邪魔致します。最近不定期のご訪問で申し訳ございません。
セセリチョウは子供の頃図鑑で知った種類ですが、目がクリッとして可愛いという印象があります^^農家の方にとっては害虫扱いされているのがちょっと残念ですが、立場によって利害関係が大きく変わりますね。
おはようございます。
こちらこそ忙しさでうかがえず、申し訳ありません。
セセリチョウ、確かにかわいい顔してますよね!
顔だけ見ていると蛾類のようです。
農家では害虫として扱われますが、
自然の大きな生態系から見ると、
セセリチョウの被害は微々たるものだと思います。
でも、作物への被害を考えると・・・ねぇ・・・。